特殊部隊・工作兵のテクニック -ArmA訓練所-

ArmA訓練所
2007/05/08

ここでは特殊部隊や工作兵で使えるテクニックを紹介したいと思います。
効果的な場面で使ったり、場合によって使い分けたりしてください。


目次


ユニットの装備を覚える

特殊部隊系のユニットは初期状態で持ってる武器の違いにより複数のタイプがあります。
SaboteurはSatchel Charge(設置型爆弾)を持っていますし、Saboteur2はMP5SD、ReconはLaser Markerを持っています。
Assaultは消音銃を装備していませんし、Marksmanは高倍率スコープを装備しています。
同じ特殊部隊でも装備によって役割が変わってくるので注意しましょう。

時限爆弾を使う

特殊部隊が持つSatchel Chargeは設置型の強力な爆弾です。
主な使い方は止めてある戦車のそばに設置して破壊したり、橋を落とす場合に使われます。
これらの動かない目標を破壊するときは、設置後に自分で爆破させた方が一般には便利です。
ところが、設置後に目標から離れなければならない場合など、およそ300m以上離れると
手動で爆破させることが不可能になります。
このような場合、Satchel Chargeをセットした後にタイマーをセットします。
タイマーを一回セットする度に+30秒爆破までの時間が延びるので、
何回か実行して数分後に爆破するようにすると、自分は爆破地点から遠く離れた場所で
目標を破壊することが出来ます。タイマーを間違えてセットした場合は一度爆弾を解除して、再度設置しましょう。
より高度な使い方
敵がこちらに攻めてきている場合に、自分の周辺にSatchel Chargeを設置し、タイマーをセットします。
その後、自分たちは後退します。(後退できる状況でなければなりませんが)
すると、自分たちが元いた場所に敵が来た頃合いで爆発させることが出来ます。
手動で爆破させても良いですが、後退中や爆破のタイミングまでに死んでしまうと無駄になるので、
タイマーをセットして、相手と膠着状態をうまく作り出す方が良いかもしれません。

地雷の設置

OFPの頃からあまり日の目を見ない地雷(Mine)ですが、うまく使うとM136やRPG以上に強力な兵器です。
Engineerが初期装備で地雷を装備しています。
この地雷は対戦車地雷で、人や乗用車などが踏んでも爆発しません。
M1A1やT-72、M113やBMPなどのキャタピラを備えた車両と、地上にいるヘリやハリアーなどの航空機に対して有効です。
基本的には敵の戦車を破壊するために使用しますが、問題となるのは設置場所です。
広い砂漠や草原に設置しても、確率的に敵が踏んでくれる確率が低く、あまり効果がありません。
敵AIに対して効果的に使うには、橋や街の入り口などの一本道となるような場所に設置します。
ところが、対人戦になると地雷の効果は激減します。地雷が目に付くと避けるためです。
このため、設置場所をさらに検討する必要があります。
道路の真ん中などは避け、道路脇の草むらに設置したり、街の中であれば曲がり角の先などに設置します。
すると、なかなか見つけられないため踏む確率が高まります。
あるいは、地雷をわざと見える位置に配置し、敵を迂回させることも可能になります。

レーザーマーカーの役割

SF Reconが初期装備で持っているLaser Markerですが、存在があまり知られていなかったり、
知っていても何に使うのか分からない方もいると思います。
なので、ここで簡単に説明したいと思います。
OFPをプレイした方はLaser Designatorと同じだと思っていただければ結構です。

この装備はハリアー(GBU)で爆撃するときの観測手、スポッター用の装備です。
ハリアー(AV-8B GBU)にはレーザー誘導爆弾が装備されていますが、
このレーザー誘導はハリアー自機では行えず、別途Laser Markerで目標を指示する必要があります。
GBUは非常に攻撃力が高く、戦車に直撃せずとも破壊できる威力を持っています。
しかし、Laser Markerが無ければ単なる自由落下型爆弾となるため、
ハリアー操縦者の腕次第で命中率が大きく下がってしまいます。
こうした欠点を補うことが出来るちょっと変わった装備といえます。
しかし、多くの空対地攻撃の場合、A-10やSu-34Bの空対地ミサイルや
AH-1ZやKa-50の空対地ミサイルの方が好まれ、GBUが活躍するシーンは少ないので、
Laser MarkerはOFP同様、日の目を見ることは無いのかもしれません。


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