Visual C++2005 Express Edition + Platform SDK + DirectX によるアプリケーション開発環境

このサイトを見られている方は、DirectX を使用したアプリケーション開発に興味のある人だと 思うのですが、昨年末に公開された、VC++ 2005 Express Edition を使ってアプリケーション開発 をするにあたり、もっとも厄介な、インストール後の設定を(メモ程度ですが)書いてみました。

まずは、以下の3点をダウンロードします。


それぞれをインストール後、次の作業に進みます。

※VC はまだ起動しないでください。

corewin_express.vsprops を編集

c:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\VCProjectDefaults フォルダを開きます。




このフォルダの corewin_express.vsprops をテキストエディタで開きます。

すると、以下のような内容が表示されたはずです。



この中の赤線部分を、以下のように書き換えます。

kernel32.lib user32.lib gdi32.lib winspool.lib comdlg32.lib advapi32.lib shell32.lib ole32.lib oleaut32.lib uuid.lib


AppSettings.htm を編集



c:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\VCWizards\AppWiz\Generic\Application\html\1041フォルダを開きます。

すると、以下の様に表示されたはずです。



このAppSettings.htm をテキストエディタで開き、441行目までジャンプします。

すると、以下のような内容になっているはずです。



この中の441-444行目を以下の様にコメントアウトします。




ディレクトリ設定


ここで、Visual C++ 2005 Express Edition を起動します。

メニューから「ツール」->「オプション」を選ぶと、以下のウィンドウが表示されます。



「プロジェクトおよびソリューション」を開き、「VC++ ディレクトリ」を選択します。

「ディレクトリを表示するプロジェクト」プルダウンメニューから「インクルードファイル」を選択します。

図のように、以下のフォルダを追加します。

※末尾に追加した後、↑↓ボタンで移動して優先順位を上に上げておいてください。
また、インストールした各SDKのバージョンやインストール先ドライブに合わせて、 適宜フォルダ名を変更してください。


次に、「ディレクトリを表示するプロジェクト」プルダウンメニューから「ライブラリファイル」を選択します。

下図の様に、フォルダを追加します。




Windows アプリケーションのビルド



「ファイル」メニューから「新規作成」、「プロジェクト」を選びます。

すると、画面は下のようになります。ここではD:ドライブにTEST という名のプロジェクトを作ります。



プロジェクトの種類より、WIN32 を選択。
テンプレートより、Win32 コンソール アプリケーションを選択します。
場所とプロジェクト名も設定しておきます。
設定したら、OK ボタンをクリックします。



画面は上のようになったはずです。
※指示に従って「完了」ボタンを押してはいけません。
「次へ」ボタンをクリックします。



すると画面は上のようになります。
「アプリケーションの種類」より、「Windows アプリケーション」を選択して、 「完了」をクリックします。



すると、このような画面になったはずです。

ここで、F5キーを押してみてください。
すると、以下のウィンドウが開きます。



ここでOK を押すとビルドが始まります。

しばらくすると、下のようなアプリケーションが起動します。



これで完了です。




libc.lib/libcd.lib/libcp.lib が開けません


旧バージョンのVCプロジェクトファイルを変換してビルドした場合、 リンク時に、「libc.lib が開けません」や「libcd.lib が開けません」というエラーが 出る場合があります。このときは、以下のようにします。



まず、「プロジェクト」メニューから「〜のプロパティー」を選択します。
※〜はプロジェクト名

すると、以下のようなウィンドウが開きます。



ここでは、「構成プロパティー」、「リンカ」、「入力」を開いた後、 特定のライブラリの無視の欄に、開けないと言われたライブラリ名を記入して、 OKボタンをクリックします。

これでビルド可能になったはずです。