シュピッツヴェークの絵の世界


  Carl Spitzweg, 1808-1883


  ミュンヒェン生まれ。晩年の作家で、1850頃から画業に専念する。当時のドイツで
  「ビーダーマイア」と呼ばれる芸術様式の代表的画家。小市民の生活をユーモアと
  ペーソスと、愛と優しさを込めて、描く。親しみやすい、魅力的な作品である。

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なお「ビーダーマイア」については、末尾にやや詳しい説明を添えてありますので、
  どうぞ、ご覧下さい。


 1 「本の虫」  
 
    
         伝言板見出しページの画像の全画面です。
  室内で、色調が更に暗いのが残念、...
  ... なのか、奥ゆかしいのか。
 
 
  2 「貧乏詩人」  
 
 昔は日本でも、雨が降れば雨漏りで家の中でも傘
 を差す、というのが、赤貧を現す冗談だった。
 純粋の詩人は、貧乏を厭わず、ひたすら宇宙の
 真理を求める。... 憐れ、いや、天晴れ。


  3 「永遠の求婚者」  
 
  振られても、振られても、永久に求愛を繰り返す。


  4 「からす」  
 
    人がからすか、からすが人か。
 なんの風刺かな?
                                                         


  5 「セレナーデ」  
 
  本題は「スペイン風の」という形容詞が付いている。
愛しい娘の窓下で、おおぜいの若者が賑やかに。
たしかにラテン的ではある。


  6 「ラブレター」  
 
    階上の青年が、紐に吊るしてラブレターを階下の娘に届けよう とする。
娘の後ろ には厳しい母親らしい人か控えている。 グッド・ラック!
 

紐が見えにくいので、注意して下さいね。


  7 「屋根裏住まい」  
 
      この小父さん、ひょっとしてお目当ては、
  向かいの窓の小母さんでは......



  8 「月明かりで読み物」  
 
  屋根の上では、それだけ月に近くて、
   明るいのでしょうか?


  9 「夕べの安らぎ」  
 
  静かですね。平穏ですね。
   現世の賛美と癒しの絵でしょうね。



 
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