穴掘り談義 2005/01/28


 >ダンジョンもので、扉に罠がかかっていると知ったPLたちが、すぐさま扉の横の壁を破壊しようとかねて用意のツルハシを振り上げて破壊しようとします。うざいので、発言を却下したいのですが、なにか良い断り方はないでしょうか?

 >・壁壊しても良いけど、壁際に何か大事なものがあったら一緒に壊れますよ?・そんなにどっかんどっかんやっていたら、さぞや騒がしいでしょうねえ。警報機なみに。・というわけで、壁壊す前にちょっとイニシアチブダイス振っておきましょうか。

 このへんで牽制しておいて、ワンダリングと遭遇表を振ればよろしいのでは。

 >別にいーじゃん。壁壊すのにかかる時間をルールで決められないと多少メンドくさいけど。ダンジョンの住人(ワンダリングでもそうでなくても)が気付いて対応する展開準備しときなよ。

 >扉になに仕掛けてあるにしろ、壁壊しはじめたら鍵穴からただちにアドリブでガスでも放出させれ。もしくは壁の向こうに弓をかまえた敵をずらーりと並べて「音で集結したみたいだ」の一言で連射だな。身内ならそのままミッション失敗にしても良いし、コンベなら「集結されて矢ぶすまですよ?」とでも言えば良い。

 >PLに敵対的なアドリブはどうかと思うなあ。うざいからって理由だけでPLの行動制限するのは中長期的には雰囲気とか信頼を損なうだけだと思う。

 >俺だったらその音を聞きつけて敵が来たことにする。もしくは壁を掘るのにい偉い労力と時間がかかったことにして、体力系のステータスを一時的に減少させるとか、HP減らすとか。硬くてとても掘り進めそうにない、でもいいけど。

 >・問答無用で拒否 ・理由をでっち上げて拒否 ・現実的でないことを諭して、再度問う ・壁彫りゲームにする ・素直に壁を通す ・行動は認めるが、ペナルティをつける ・来るべき厨返しの時まで待つ 。さぁ、どれでも選べ。

 >私なら、PLが壁を掘りたがる動機によるかな。本当にちゃんと考え、最もリスクの少ない方法としてやろうとしているのなら認める。GMを困らそうとしたり「シナリオの穴をつけば安全だし〜」的なセコい(本来PCにはできない)発想が透けて見えるようなら、足元をすくってやる。

 >そうそう、イロイロ出たが結局「崩れそう」「疲れそう」「時間かかりそう」とかGMが予想しうる自体を警告する事ジャマイカと思うのよネ。諸々のリスクが提示されればPLも諦めるか、そうでなきゃもっとうまい手を考えるでしょうw

 >「漏れの素敵アドリブでPC共に痛い目見せちゃるぜ!」みたいなマスターにはうんざり。「漏れの警告に従わないPC(以下略)」も

 >そういうマスターは多分過去に好き勝手しすぎるPCを相手にしたことがあるんだろうよ

 >逆じゃないか? 好き勝手して、GMに制裁されたんだろう。あとは単にGM権限に酔っ払ってるか、だな

 >山んなかで岩盤破砕して、そのあとツルハシでトンカンやったことならあります。土方バイトでした。なので自分がGMならうっかり「壁を壊す?壊すのか貴様ら、誰がどんだけ苦労してこの壁を掘り抜いたと思ってるんだムギャオー!」なんて言いそうですYO!

 >そこでドワーフを出して語らせなさい。思う存分語りなさい。

 >ドワーフはいきりたってPC1におそいかかった!

 >掘るルールが無いゲームなら「基本的に掘れない」と言ってしまっても構わんだろう、プレイヤー側も掘ることをさほど期待して無いだろうし、装備表に無いつるはしの類買おうとした時点で却下してもいい。

 掘るルールがあるゲームならとーぜんそれ前提に考えとけ、たまになら「掘れない」でも構わんが、いつもいつも「金属の壁だから振れないよ」ではPLの信頼を得られまい、単発なら事前に「今日のダンジョンは(つるはし|穴掘りの魔法や技能|ドワーフ)は役に立たないよ」とぶっちゃけろ。SWのマトック?あれはシーフ用の武器だ。

 >S=Fで同じ事をされた時、PCと因縁のあった中ボスが射程・威力無視の演出ビームで自分のいる場所まで直通の穴を自ら開けて、「待ちくたびれたぜ○○!(PCの名前) 臆病風に吹かれて来ないかと思ったぞ!」とか言って中ボス戦に持ち込みました。

 その後、何食わぬ顔で中ボスの守っていた扉から先を、PCがスルーしようとしていた扉から先へと変更。以後はPC達も素直にダンジョンをクリアしてくれました。

 >単に「美しくない」なんて理由で、却下したり、シナリオを変更して別の罠をでっちあげたりてしまっては、その果てにあるのは、もはや賢明な立ち回りもダイス運も関係なし、PLがひたすらキチガイGMの機嫌を損ねないことに腐心しなければならない不毛なメタゲーム。

 そうではなくてシナリオのバランス上却下したいなら、迷走してなかったころのD&D的対処で「ごめん、壁堀りは万能過ぎてシナリオ崩壊するのでツルハシ没収。」とぶっちゃける。とにかく裏技の存在がシナリオのバグだということを認めるのだ。しかし最近はメタゲームを積極的に楽しむスタイルが流行ってるのだろうか? アリアンロッドリプレイ1読んでそう思った。

 >ダイスの結果を「美しくない」なんて理由で却下したりシナリオを変更するのは、ゲーム性を否定してるんでナンセンスだな。そういう意味なら同意。行動宣言を「美しくない」なんて理由で却下したりシナリオを変更するのは、ロールプレイ性を否定してるんでナンセンスだな。そういう意味でも同意。

 (>>しかし最近はメタゲームを積極的に楽しむスタイルが流行ってるのだろうか?)つーか、最近は自分の思い通りに動けて結果が得られないとムギャオーするPLが増えてきてるので、GMが譲歩して寛大になる時代でもあり、GMの欲求を満たす為に、PLが寛大になりつきやってあげないと駄目な時代でもある。

 >私も「美しくない」という理由で却下するのは(シナリオの傾向にもよるが) 自分がマスターする時は反対だな。(自分がPLなら従うけどね) PLが知恵を絞って危険を最小にしようとするのは、褒める事だと思うよ。(現実味の無い無理な物は無理、とぶっちゃけるのも必要だけど)

 マスタリングのバランスとしては「一回目はだいたい受理。2回目以降は対策をして、その情報を事前公開」くらいが自分の経験上良いと思う。初回は多少ご都合主義でも理に適ってるなら受理し、その結果PTが危険を回避し、楽に成功するとしても、それはアイディアに対する正当な報酬だと思う。

 「そのアイディアは凄いね。おかげで敵の作戦は大崩壊だ」と褒める。(その上で、スルーされた部屋の住人が逃げたり、後ろから襲ってきたりするかも)2回目以降は「あのダンジョンの主は元々は冒険者で非常に用心深い」とでも噂を出しておけば、壁に各種トラップなどを仕掛けておいても盛り上がるだけだし。その意味ではこのスレにこれまでに書かれた対策は中々面白くて参考になった。

卓上ゲーム@2ch掲示板


戻る