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所在 |
コメント |
| 11/10/13 |
美浦 |
「月曜日に追い切りを行ったのですが、とてもいい動きを見せてくれ、
これならいい状態で復帰戦へ向かえるという手ごたえを感じさせてくれたんです。
しかし、厩舎に帰って様子を見ていたところ右トモ脚の外側の蹄を裂傷していて痛みが出てしまいました。
自分の脚で引っ掛けたり、ぶつけたりしてできるような箇所ではなく、
強い力が加わったことで以前から繊細で弱い質だった蹄が耐えられなかったようです。
負担を軽減するような工夫を日々しながら調教を行っていたのですが、
走りがパワフルで且つ体も大きいことからどうしても影響が出てしまうのだと思います。
装蹄技術を持って何とかカバーして競馬へ向かえる方法を装蹄師とともに模索しようと
水曜日の午後まで様子を見ていたのですが、
蹄冠から蹄しょうへかけて割れていて強い力がかかればかかるほど症状が大きくなる可能性が高く、
すぐの競馬は困難であるという結論に至りました。
蹄の伸びがスローで、なおかつこれから冬場に入り、乾燥して伸びにくい季節となります。
今の状態から考えると半年近くの休養期間が必要になるかもしれません。
まだ力を発揮し切れていないし、少なくともあと1〜2勝は積み重ねることができるはずと期待していました。
そのため続行の可能性も検討していただいたのですが、
蹄の質を考えると再度同じようなことを繰り返さないとも言い切れず、
残念ではありますが、ここで引退の判断をすることになりました。
お時間をいただきましたし、
暖かく見守っていただいた会員の皆様の期待に応えることができなくて非常に心苦しいですし、
本当に申し訳ございません」(岩戸師)
嵐の中、直線で豪快な末脚を発揮し、多くの人々を驚かせたのをついこの間のことのように覚えています。
芝、ダートともに走ることができ、今回は芝へ戻して再起を狙っていたところでした。
直前の動きからも復活の手ごたえを感じさせてくれていたのですが、
これまでにもありました蹄の弱い部分が出てしまい、再び長期休養を必要とする状態に陥ってしまいました。
牧場スタッフとも連携を取りながら陣営には蹄鉄を工夫したりして
入念にケアしながら調整を進めてもらっていたのですが、
そのような中で不安を発症したことを考慮すると今後も同様な状況に陥らないとは言い切れない部分があります。
会員の皆様のご負担ばかりが増すことになり兼ねないこともありますので、
岩戸孝樹調教師と協議を行った結果、現役続行を断念して競走馬登録を抹消することとなりました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 |
| 11/10/10 |
美浦 |
16日の新潟競馬(竹尾特別・芝1600m)に特別登録を行いました。
同レースはフルゲート18頭のところ、本馬を含めて40頭の登録があります。 |
| 11/10/06 |
美浦 |
5日は美浦坂路で追い切りました(53秒6−38秒5−24秒8−12秒4)。
6日は軽めの調整を行いました。
「先週の追い切り後も特段気になるところはなく、順調に調整を進めることができています。
全休日明けの雰囲気も悪くないですし、今週も水曜日に追い切りました。
今回はまず角馬場を回し、そのあとにウッドチップで軽めのキャンター、
それから坂路へ移行して半マイル重点で気持ちを乗せるようにビシッと追い切りました。
時計はそれほど目立つものではありませんが、坂路も馬場はウッドチップですから、
数字はこれくらいでもまったく問題ないし、動きは変わらずいいのでこれで大丈夫でしょう。
お休み前はどこか大人しくてこの馬らしくないところを感じさせましたが、今回は程よい覇気があり、調子も良さそう。
息づかいなどを見ていても来週あたりには競馬へ向かえると思います。
まだレースに関しては思案中ですが、
新潟が始まり3場に分散するためメンバーも割れて相手関係も見れる状況になりますね。
あまり距離が長すぎると集中力が途切れる可能性もありますし、
そのあたりを改めて考慮しつつレース選択をしたいと思っています」(岩戸師) |