アメリカの真空管(Western Electric 電圧増幅管)

102Dです。直熱型の中増幅率の電圧増幅管で、フィラメントは2.1V1Aです。

102Dの改良版102Fです。フィラメントは2.1V0.5Aです。

102Fの改良版102Lです。フィラメントは2.1V0.25Aです。

通称ピーナッツチューブと呼ばれている小型の直熱タイプの増幅管です。大きさは7ピンのMT管程度です。ソケットの関係から比較的安価に入手できます。

239Aの2タイプです。トップシールタイプは、管壁にエッチングでWEと239Aと記載されています。後のストレートタイプは刻印になりました。プリントタイプがあるか否かは、判りません。

1960年製の262Bです。メッシュプレートで86アンプの増幅管として有名です。

ローミュー3極管の303Aです。これはトップマークと言って、型番が管頂部に記載されているタイプです。ヒーター規格が2Vで若干使いにくい感があります。後述の352Aと同等ですが、一回り大きい形状です。

310Aです。電極シールドにメッシュタイプとパンチングタイプ(ラージパンチ:左、スモールパンチ:中央、メッシュ:右)が有ります。300B人気に吊られて高価になってしまいました。オーディオアンプでは、ヒーター電圧を変えることで6C6や6SJ7等が代替管として使用できます。310Aは、欧州やロシアでも作っていました。

352Aです。ローミュー3極管です。

407Aです。2000年頃までは、¥1000以下で買えたウエスタンの真空管ですが最近見掛けません。396Aのヒーター違いです。