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峠
油彩(F6)
1984年
個人蔵
今では「箱根峠」のどこかだった、という曖昧な記憶しか残っていない。確か茶屋があったような気がする。
箱根の山は天下の険、と謳われたように、険しい峠越えをする旅人にとっての憩いの茶屋が。
山の峰々が重なり、谷あいの白く輝く渓流が印象的であった。日本の山河の原風景が広がっていた。