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野兎のいる風景(秋)
油彩(P15号) 1996
  個人蔵


風景画の中によく小動物を登場させることがある。
すると、たちまち動物が画面の主役になって、風景全体が活気づいてくる。
野兎・狸・鹿・テン・リス・キジバト等がこれまで描いた動物たちだが、そのモデル探しは簡単ではない。

学校の理科室に展示してある狸やテンの剥製をお借りして撮った写真をもとに、棲んでいたであろう自然の中に彼らを甦らせる、という方法も試みた


我が家の庭を悠然と徘徊していた若いキジバトが意外にも美しい容姿で目に適った。

彼らが見え隠れする情景こそ自然の一コマであり魅力である。


我が家の庭先を闊歩してた若いキジバト