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プラム
油彩(F4号) 2016年
姿と彩が何とも可愛いプラムが店先に並ぶと、自然と手が伸びてしまう。
と同時に、今夜から数日は続くであろう真剣ならぬ神経勝負への覚悟を決めた瞬間でもある。
買った当日の赤・黄・黄緑の魅力ある配色も、翌日には熟れて全体が赤味を帯びてくる。すると戦意喪失で、また新たに買っては彩だけを拝借して筆を運ぶ、といった具合に案外苦労した。 最後に美味しい完熟プラムで一息入れた次第。