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春の落葉松林
油彩(F30号) 2012年
個人蔵




八ヶ岳南麓には広大な落葉松(カラマツ)の樹林帯が広がっている。

落葉広葉樹の種類も豊富だ。落葉松の凛とした木立の間で、しなやかに枝を広げて個性を競う多種多様な広葉樹。

この落葉松林と広葉樹の美しいアンサンブルが八ヶ岳の自然の醍醐味である。


とりわけ秋の紅葉、というより黄葉が圧巻で、ダンコウバイ・ウリカエデ・リョウブ・サワフタギ・アズキナシ・アオハダ・ムシカリ等美しい樹木に溢れ、見る者に感動と癒しを与えてくれる。


そんな八ヶ岳の春の風景に再び兎が登場した。本当は八ヶ岳に一番馴染みの「鹿」をモデルにしたかったが、それは叶わなかった。