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グランドキャニオン
〜ラスベガス遠征(その4)〜

今回も最後までごく普通の観光記です。

xxxへ行けば人生観が変わる。
なんだか少年チャンピオンの『がんばれ酢メシ疑獄』みたいですが、さて、xxxに入る言葉で思いつくものは?
……ベスト3を順不同で挙げるとすれば、グランドキャニオン, インド, コミケ ではないでしょうか。
今回はこの、グランドキャニオンへ行って来ました。
※カリフォルニアに一年住んでいてグランドキャニオンに行かなければ、帰国後に「なんで行かなかったのか?」と周りから責められて後悔してしまいそうですし。
天気は快晴。 空気清涼、冷たくも陽は暖かし。
※翌日は雨だったのでラッキーです。 冬の雨季に入ってしまいました。 ちなみに南カリフォルニアは3月頃から10月頃までの乾季はほぼ一切雨は降りません。 小説とかで夏のカリフォルニアのシーンで雨が降ってたら笑いましょう(笑)。
参加したツアーはジャルパックの『バスで日帰りグランドキャニオン』、$149.00也 でした。
運転手を入れて10名(運転手,僕,カップルその1,カップルその2,家族連れ4人)がバンで一路アリゾナへと向かいます。
……家族連れがいて良かったと心から思いました。 トリプルカップル攻撃を受けたら抗う術は我が手にはありません(泣)。

☆フーバーダム

フーバーダムです。
なんということはないただの大きなダムですが、グランドキャニオンまでの約2時間半の道程の間にあってそれなりに景色も良いので、観光ポイントとしてはグッドです。

☆ジョーの店

ジョーの店。
トイレ休憩を兼ねて、運転手が往路と復路で立ち寄った店です。 少ない民家が点在している砂漠の中の雑貨店です。
土産屋なのです。 が、ネタ衝動買いが激しい僕でも欲しいものが見当たらないという、ある意味 珍しい土産屋です(笑)。
……いや、実は ガラガラヘビの頭の剥製($35.00)に心惹かれたことを白状しなくてわ。 だって武器セットとして1/5サイズの手にフィットしそうだったので....

☆チョップリフター!

オプションで『ヘリコプター+河くだりツアー』もあります。
このヘリが、ちょっと先に見える渓谷に急降下していくのです。
まさにブーツアンドサドルズ!
僕は空軍は苦手なので、ご遠慮しました。

☆グランドキャニオン

グランドキャニオンのウェストリムです。
ごっつい崖、の一言。
柵もなにもありませんし、縁の先は直角急降下の崖ですので、落ちたらロードランナーのアニメのコヨーテみたいにヒューストンです。
僕は高所もあまり好きくないので、あまり縁には近づきませんでした。
他の観光客はギリギリまで迫って撮影とかしてますけど……これが家族や知人だったら心臓に悪いだろうなぁ。
人生観が変わるかどうかはともかく、足を滑らせたら人生が終わってしまうことは確実らしいです。
……毎年 数人落ちてるとか。
この後、食事の配給をうけました。 食事場は小高い岩山みたいになっていたので、ひたすら登って楽しみました。
※六甲連山の須磨の山で幼少時に鍛えたテクが少し役に立ちました。
岩山を登るときは『ダグラム』の山岳専用コンバットアーマー、ブッシュマンをイメージしながら登ると吉(笑)。

☆ジョシュワツリーの群生

ジョシュワツリーの群生です。
なんでも、聖職者ジョシュワさんが手を広げて天に祈っている姿に似ているからついた名前だとか。
……『ドラクエ』とかの世界なら、確実に襲ってきそうな植物です。
観光バスはこの間をぬう砂利道を進んで行きます。 マイカーでは絶対に走りたくないでこぼこ道ですが、それがまた風情があってよろし。
グランドキャニオンへはマイカーでも行けるのですが、ツアーに参加することをお勧めします。 運転手さんのラスベガス裏話やキャニオンの歴史などの解説がとても愉快です。
運転手さんが言ってました。 やっと観光客が戻ってきて良かったって。
テロ以来、かなり減っていたらしいです。
日本の報道のこと、怒ってましたよ。 あれじゃぁ、アメリカはどこにいても炭疽菌がばら撒かれていると誤解するって。
……行政が都合の悪い情報を握り潰し続けた結果発生した日本の牛肉禍のほうが、ヒットする確率が高いと思います。
……アメリカの政治や報道も公正とは言い難い面もありますが、国益第一という面ではわかりやすいので、本土にいる限り安心です。
……本土にちょっかいかける奴はジャイアン=ブッシュ君がしばき倒してくれますから。
……日本の官僚は自己保全第一で、国益を考えてないから。。。




ホテルに帰着。 さっ、ホテルでシャワーを浴びましょう。
一泊$200を越すような部屋はバスシャワー着きですが、安い部屋はたいがいシャワールームのみです。




☆シャワールーム


「覗いたら死なすよっ!」

……といいつつ、ガラスが透け透けなんですけど。




今回も最後まで、職場で閲覧しても恥ずかしくないけど面白くもない、ごく普通の観光記でした。






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