カモノハシ





「きゃあ♪かーわーいい!」

「…何だ?それは」

「え〜?カモノハシよ、カモノハシ。オーストラリアに棲息してる」

「いや、だからな」

「知ってる?カモノハシって胎盤哺乳類・有袋類・単孔類の3種類がいるのよ」

「だから…」

「可愛いわよねぇ。とっ〜ても猛毒持ちとは思えない」

「…だから……猛毒?」

「爪にね、猛毒持ってるのよ。知らなかった?キョウスケ」

「…知ってる方が珍しいと思うが」

「そうかなぁ」

「…で、それは『野生』なのか?」

「そうみたい。クロちゃんたちのお友達じゃなさそうだわ」

「…飼うなら艦長たちの許可貰えよ」

「はぁい」















「…これは…保護動物なのでは…」

「また珍しい物を拾いましたなぁ、エクセレン少尉は」

「…取り合えず、戦争終わるまで保護って事で」

「……仕方…ない、でしょうねぇ………」




END



ちっとだけコメント。
66,666HITキリリク、おまけSS。
拾い猫ならぬ拾いカモノハシ。
オーストラリアで拾ったのだろーか…。
せめて密輸業者に落とされたとかにしたい^^;。
この話の元絵はこちらから。



戻る