入間第二用水・赤間川(その2)
探検日 2005年11月


入間第二用水の報告第2回目です。

前回の続きとして、川越市大袋新田の福昌寺付近の下流から探検をはじめ、
ついに入間第二用水の終点を確認してきました。

終点の様子とは…。

前回の福昌寺から進んで行きます。
合流してくる他の水路がありますが、時期的に水量はほとんどありません。


すぐに大東中学校、川越南高校の裏手に流れてきます。

【地図を表示】

高校の敷地に沿って流れていくと、すぐに関越自動車道の下をくぐります。

下流側から上流側をとった写真です。
サギがエサを探していました。

関越自動車道を背にすると、田んぼの中を進んでいく様子が
よく分かります。

しばらくは近くの道路からはずれて進みます。
豊田町のあたりでは、よそ様の庭かと思うようなところも進みます。

【地図を表示】

いろいろな場所で他の水路と合流していきます。


尚美学園大学の近くでは、分岐する水路の取水口もありました。
機能的には分岐させられるように作られていますが、
その下流では、もう水を使う必要はなさそうな様子でした。


豊田本にある地方合同庁舎方面に流れます。

地方合同庁舎の前面道路をくぐって出てきたところです。
この付近では用水が町境になっています。
写真上が下流側です。

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少し下流には、何やら石碑が建っていました。


このあたりでは、田んぼと住宅が並存しいます。


上野田町に入って少し行くと北向に流れを変えます。
橋が架かっており、たくさんの鯉が泳いでいました。
 

右上の写真の畦道を進んでいくと、
下のような場所に出てきます。

【地図を表示】
見るからに護岸の様子が今までと異なっています。
上の写真の中段右端に何やら白く四角い物が見えています。
(写真中央の物は捨てられた発泡スチロールです。)

白く四角いものの写真です。

地面に埋まっているので、文字の下のほうが読み取りづらいのですが、
少し掘り出してみると「一級河川新河岸川」と読み取れました。
つまりここで、この用水も終点となり、ここから下流は新河岸川ということです。

上流側に向かって撮った写真です。

左側から他の水路が合流してきますが、
中央部分のU字溝に水が少しだけ流れているだけです。

下流側に向かって撮った写真です。

この眺めは新河岸川ということになりますね。
カモたちも泳いでいました。

入間第二用水の探検は、これで終了です。
入間第二用水は赤間川とも言われ、その下流で一級河川新河岸川となっている、
ということが確認できました。

赤間川と言われていることについては、
他の水路が赤間川であると記載されている資料もあるようなので、
もう少し調べてみる必要がありそうです。