私的な読書リスト

多い時は、週に2〜3冊程度読む乱読の私ですが、特に、印象に残ったものを抜粋

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ノンフィクション

2011年10月
「虫の味」    篠永 哲・林 晃史 著  (株)八坂書房発行  2006年11月改訂版
  久しぶりに面白い本を読みました。 医学博士の著者が研究のためイナゴ・ザザムシ・ハチの子・ゴキブリ・カブトムシ・ムカデ・トンボ・ミノムシ・カイコ・サワガニ・カマキリ・アリ等々を調理して食したレポート集です。 私は、子供の頃蜂の子を一度食した覚えがありますが、丸呑みしたので味はわかりません。サワガニのから揚げは大人になって何度か食した覚えがあります。田舎育ちの妻はどれも食した経験はないそうです。 これらを常食する世の中にならないよう願いたいものです。
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2011年09月
「旅するウナギ」   黒木 真理・塚本 勝巳  東海大学出版会 2011年7月発行
   図書館の新刊本コーナーに置かれてました。表紙がきれいで目立ってたので借りました。ニホンウナギの産卵場所が最近発見された記事は新聞で見た覚えがあります。この本によると産卵場所は西マリアナ海嶺でスルガ海山西方海域で塩分フロント(塩分濃度が高いところと低いところが接している)の南側だそうです。海山の頂上から産卵範囲は狭くおよそ10Kuだそうです。また、かってに生むのではなくその月の新月に合わせて生むそうです。生命って不思議ですね。勉強になりました。
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2011年09月
「一万年の旅路」   ポーラ・アンダーウッド 星川 淳訳 (株)翔泳社98年発行
   ネイティブ・アメリカンのイロコイ族に伝わる口承史です。はるか一万年以上も前、ベーリング海峡が陸つづきだったころ、ベーリング陸橋を渡りアジア大陸から北米大陸へ渡り五大湖のほとりに永住するまでのことが何代もの語り部によって伝えられた話が活字化したものです。彼らは、モンゴロイドの子孫だという説が定着しているそうです。日本人の先祖もモンゴロイドといわれているので一万年前はどこかで関係があったのかと想像しながら歴史の重みを感じながら読みました。
2011年08月
「犬たちの隠された生活」   エリザベス・M・トーマス 深町眞理子訳  (株)草思社
   文化人類学者の著者が自らの飼い犬を長年観察して書いた本。全米でベストセラーになったのが納得できるような良書でした。愛犬家にお勧めします。 
2010年10月
「サマワのいちばん暑い日」   宮嶋 茂樹    祥伝社
 宮嶋茂樹氏の迫真ドキュメントです。この本を読みたかったので事前に下の本を読んだのが真相です。カバー写真はレクレーションの綱引きじゃありません、海自の輸送艦「おおすみ」がクウェートに入港した時、もあいを引く先発隊の陸自です。
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2010年09月
 「不肖宮嶋踊る大取材線」   宮嶋 茂樹    新潮社(株)
   ブックカバーの写真がインパクト有りますね。おもしろおかしく読めました。
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05年09月
 「生き方上手」  日野原 重明    ユーリーグ(株) 2001年12月初版 定価1,200円
 聖路加国際病院理事長・名誉院長の日野原先生の明快で具体的な生き方の提案です。先生は1911年生れ、99年文化功労者。90歳を超えてもターミナルケアや看護教育等に尽力しています。

 04年12月〜05年01月 「北朝鮮・狂気の正体」金王朝の謀略と崩壊の行方 深田 祐介・萩原 遼   (株)扶桑社 03年01月発行
 飢餓死亡者が350万人とも言われている北朝鮮とは、どんな国なのか。金正日とは、どんな人間なのか。一般教養として、読んでみました。

04年06月〜08月  「そうだったのか!日本現代史」  池上 彰   (株)ホーム社 01年11月30日発行
 著者は、NHKの「週間子供ニュース」のメイン司会者。 自衛隊、55年体制、沖縄返還、安保等などわかりやすく書いてあります。戦後の現代史をちょっと再認識するのにちょうどいい本でした。


「風になった日」  高橋 尚子   (株)幻冬舎  2001年02月01日発行
 2000年シドニーオリンピックの女子マラソンで優勝したQちゃんの本。当時の興奮を思い出しました。クライミングで落ち込んでいる私、少し元気が出てきました。

 「そして謎は残った」  ヨッヘン・ヘムレブ/ラリー・A・ジョンソン/エリック・Rサイモンス (株)文藝春秋 1999年12月発行。
 伝説の登山家ジョージ・マロリーの遺体が、エベレスト北面8160m地点で発見されたレポート。

「空へ」           ジョン・クラカワー 
 1996年のエベレストでロブ・ホール、スコット・フィッシャーのガイド登山隊を含めた4つの遠征隊で13名が遭難事故に遭ったレポート。

 「五体不満足」


 「アガスティアの葉」    青山 圭秀  インドの予言書を探す旅。


 「創世の守護神」     グラハム・ハンコック、ロバートボーヴァル?


 「神々の指紋」       グラハム・ハンコック


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2014年02月
「永遠の0」    百田 尚樹 著  (株)講談社  2014年1月10日第51刷発行
  百田尚樹さんの「永遠の0」を文庫本で読みました。作り物感が鼻につくので長編物は敬遠してたんですが最新の話題作品とはどんなものなのか勉学のため購入しました。上演中の映画では「特攻隊を美談にしている」と映画監督の井筒和幸氏が「見た後で自分の記憶から消したくなった」と痛烈批判したそうですが、私には原作は戦争のおろかさや、むなしさが詰まっていたと思います。
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2014年01月
「下町ロケット」    池井戸 潤 著  (株)小学館  2013年12月初版
  昨年暮れ正月用にと文庫版を買いました。1日の夜に読み始めて面白くて止まらなくなりイッキ読み。完読は2日の朝4時頃でした。
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2011年02月
「二百年の子供」  大江 健三郎  中央公論新社  2003年11月初版
 当時読売新聞の土曜朝刊に連載されてましたが継読できませんでした。先月、勤務先の厚生図書でやっと巡り会いました。昼休みに少しずつ読んで何とか挫折なく完読しました。
2010年11月
「アイの物語」  山本 弘  (株)角川書店  平成18年5月初版
 発表済みのいくつかの短編SF小説を千夜一夜物語としてリメークした小説。アンドロイド(機械)が人に語ります。構成がしっかりしてるので読み応えありました。
2010年05月
「沈底魚」    曽根 圭介  (株)講談社  2007年8月発行 第53回江戸川乱歩受賞作品
  
さすが受賞作品、エピローグまで楽しめました。前作品の「鼻」が図書館に無かったのが残念です。 

2010年05月
「俺、リフレ」    ヒキタ クニオ (株)角川書店  平成21年12月発行
  リフレジュレーター(冷蔵庫)から家庭内を眺めた小説。 

10年01月
 「100回泣くこと」  中村 航  (株)小学館
 新時代の純文学小説でしょうか。とてもていねいに書かれていて素晴らしい本でした。 

 10年01月
  「レンタル・チルドレン」  山田 悠介   (株)幻冬舎
読書後、じわじわと怖さを感じるホラー小説でした。

 09年12月
 「流星ワゴン」  重松 清  (株)講談社
父と子をテーマにした小説。ストーリーの設定がユニークで面白いけど、それだけという感じ。著者の独りよがりが癇にさわる小説でした。

 09年06月
 「花まんま」  朱川 湊人  (株)文藝春秋  2005年04月発行  133回芥川賞受賞作品
大人になったあなたは、何かを忘れていませんか?」の帯びがありました。21歳で悲惨な事件で亡くなったエレベータガールの生まれ変わりだと言う少女と兄の物語です。久しぶりに後味が良い小説でした。

 08年10月
 「時が滲む朝」  楊 逸ヤン・イー   (株)文藝春秋 2008年7月10日発行 139回芥川賞受賞作品
 
母国語が日本語でない外国人が受賞するのは初だそうです。図書館でネット予約して2ケ月待ったのでじっくり読もうと思いましたが1日で完読でした。私はやらなかったけど尾崎豊のCDを聞きながら読むと楽しめそうですネ。  

 08年04月
「贄門島」
にえもんじま    内田 康夫   実業之日本社 ジョイ・ノベルス 2005年01月発行
 浅見光彦シリーズです。房総半島和倉沖合いの美瀬島(贄門島)と私が住む小田原周辺を舞台にした物語です。贄門島は架空の島で、鴨川沖の「仁右衛門島」がモデルになっているそうです。

 08年03月
 どちらも古い本ですが、図書館の蔵書にしては綺麗で借りてきました。この当時パソコン通信が普及してきた背景があるのか、どちらの小説でも取り入れています。電話回線で懐かしかったです。
 「イコン」    今野 敏   (株)講談社  95年10月発行
  アイドルファンを題材にした小説。   
 「Cの福音」  楡 周平    (株)宝島社  96年02月発行
  著者のデビュー作で、書きこなれていない新人らしさが面白かったです。Cとはコカインのことです。

 07年12月
  「受命」     帚木 蓬生    (株)角川書店 2006年06月発行
   朝鮮民主主義人民共和国すなわち北朝鮮を舞台にした物語です。筆者は北朝鮮へ取材に行ったんでしょうかね?

 07年10月
  「閉鎖病棟」  帚木 蓬生   山本周五郎賞受賞作品
   精神病院に入院している患者たちの生活が愛情深く書かれていました。感動しました。

 06年10月
 
「ゴッド・ブレイス物語」  花村 萬月  (株)集英社 1990年02月発行 第2回小説スバル新人賞受賞作
 ロックバンド「ゴッド・ブレイス」のリーダーでボーカルの朝子(19歳)と、バンドメンバーの物語。個性豊かな登場人物と朝子のセッションが面白い。
 「浄 夜」          花村 萬月  (株)双葉社  2005年09月発行 
 前半はオカルト・官能・陰湿的。しつこい文章で時々読み飛ばししたけど、後半はなるほどそういう事かと面白さがにじみ出てきます。
 06年08月 
 「天空の回廊」  笹本 稜平  (株)光文社 2002年3月発行
 
エベレスト頂上直下の北西壁に人工衛星が落下したことから始まり、アメリカ、ソ連、中国、ネパール等を中心に世界を震撼させる出来事が発生する。主人公の日本人プロクライマー真木郷司が冬季エベルストをチベット側の北稜ルートから無酸素、単独登頂した後。北西壁を登ったり、5日間も8000メートル以上で行動したり、ベンガル湾沖の空母カール・ビンソンの艦載機F14から頂上直下で酸素や食料等を補給されたり、他にもいろいろと無理なことあるけど、とってもスケールが大きく読みごたえあって面白かった。クライマー必読です。
 06年08月
「15秒」  安東 能明  (株)幻冬舎 2002年08月発行
 
以前、読んだサスペンスホラーの「鬼子母神」が面白かったので図書館で借りました。始発電車が15秒遅発することから始まるサスペンス小説。時間を思いのままに変えるえることができるなどSF的な展開で楽しめました。
 06年06月
「夜盗」   なかにし 礼  (株)新潮社 2003年12月発行
 
直木賞を受賞した「赤い月」はテレビドラマで見たので原作はパスして、次作品を読んでみました。
ヒューマニズムあふれた小説でした。
06年05月
 
「電子の星」池袋ウェストゲートパークW  石田 衣良  (株)文藝春秋 2003年11月発行
 
「東口ラーメンライン」「ワルツ・フォー・ベビー」「黒いフードの夜」「電子の星」
 06年05月
 
「非在」   鳥飼 否宇  角川書店(株)  平成14年03月10日初版

 清朝末期に、不老不死の仙人が住むという幻の仙境を捜し求めた「孫 建秀」なる人物が署した蓬莱山探検図録に人魚解体図があるという。興味を持った、ある大学サークルの遠征隊に起きた本格推理ミステリー。


 05年08月

 「ものいふ髑髏」   夢枕 獏  (株)集英社 2001年08月30日発行 

 「夜の訪問者」「二本肢の猫」「抱き合い心中」「闇の中の小指」「びくいしとい」「もののけ街」「真言士」「ミサちゃんの生霊の話」「ものいふ髑髏」「安義橋の鬼、人をくらふ話」の10編が収録されている短編集。 蒸し暑い夜に少し涼しくなるか怖くて眠れなくなるか?

 「二本肢の猫」は好みだな。「びくいしとい」は後ろから読めとの筆者のメッセージだって!「ミサちゃんの生霊の話」のミサちゃんには自分も小田原のスナック「アラジン」に山の先輩達と出入りしていたので見かけたことがある。手相を見てやると言われたかな?25年も前の話だ、懐かしかしいな。


 05年08月

 「ゲノム・ハザード」  司 城志郎  (株)文藝春秋 98年04月30日発行 第15回サントリーミステリー大賞読者賞受賞作品

 チョット古い本だったけど表装デザインや題名が気にいって図書館で借りた。面白かったけどチョット読み進みにくい文体だった。


 05年06月

「ノーペイン、ノーゲイン」  山本 甲士  (株)角川書店 平成08年05月発行 第16回横溝正史賞優秀作品

 スポーツクラブ内の殺人事件の推理小説。逆転また逆転の犯人探し、じっくり読むと犯人がわかるぞ!筆者は元スポーツクラブのインストラクターで、ボディービルダーの生態が詳しい。


 05年05月

「龍の契り」   服部 真澄  祥伝社 平成07年07月発行

 高村薫以来の力強さを持った新人の正真正銘の処女作。香港返還をめぐる英・中・米・日の四ヶ国の壮大な謀略の物語りで、とってもスケールが大きく面白かった。


 05年03月

「海辺のカフカ」  村上 春樹 (株)新潮社 02年09月発行

 父親や母親との絆の希薄さから形成された心の不安定な15歳の少年が家出。現実的な社会と宮沢賢治が描くような不思議な世界を行き来する。個性的でやさしい人物がたくさん出てくる癒し系の小説だった。昔、「ノルウェイーの森」は数ページで挫折したけど、これは完読。


 05年02月

 「始皇帝暗殺」The First Emperer  荒俣 宏  原案 陳 凱歌・王 培公 (株)角川書店 98年07月初版 

悲願の天下統一を目指す秦王に、手段を選ばぬ残虐な戦を阻止するため選ばれた謎の暗殺者が宮殿で謁見する。映画でこのクライマックスの宮殿の広大さや大動員された人の数はすごかった。


 04年12月

 「海峡の光」  辻 仁成  (株)新潮社 97年02月発行 第116回芥川賞受賞作品

青函連絡船員から函館少年刑務所へ転職した主人公と、小学生時代に優等生だった同級生受刑者の生き方を書いた作品。


 04年12月

 「秘密」  東野 圭吾  (株)文藝春秋 平成10年09月初版

ごく普通の家庭に災難が、夫婦と親子の絆を前向きに書いた作品。


 04月11月

 「中空 CHU−KU」 鳥飼 否宇 (株)角川書店 平成13年05月発行 2001年横溝正史ミステリー大賞優秀作品

竹竹竹・・・・竹取物語?おとぎ話のようなちょっと変わった作品。 


04年10月

 「夏のロケット」  川端 裕人 (株)文藝春秋  平成10年10月発行 第15回サントリーミステリー大賞受賞作品

少年時代に内緒でロケット作りに夢中になった仲間達が、大人になって有人ロケットを作るという荒唐無稽な小説。


 04年09月

 「黒い家」  貴志 祐介  (株)角川書店  平成09年06月初版 第4回日本ホラー小説大賞受賞

元保険会社勤務の著者ならではの作品。秋の夜長に絶対オススメの本です。


 04年09月

 「逃亡作法」TURD ON THE RUN  東山 彰良  (株)宝島社  2003年04月発行

近未来の脱獄囚のドタバタ小説。最初は面白かったけど、読み進んでいくと面白くなくなって途中で投げ出したくなった。


 04年09月

 「時の渚」   笹本 稜平  (株)文藝春秋  2001年05月発行 

第18回サントリーミステリー大賞および読者賞のダブル受賞作品。

 元刑事の私立探偵が、元暴力団で余命半年の老人から人探しを依頼される。


 04年08月

 「無限連鎖」  楡 修平   (株)文藝春秋  02年11月発行

 原油を満載した日本国籍の大型タンカーの船員と、シージャックしたテロリストとの戦い。


 「13階段」   高野 和明  (株)講談社 2001年8月初版  47回江戸川乱歩賞受賞作品

 喧嘩で人を殺して仮釈放中の青年と元刑務官が死刑囚の冤罪を晴らしていく物語。


 「クロスファイア」  宮部みゆき  光文社 1998年10月初版

念力放火能力をもつ元OLが婦女暴行・リンチ・殺人・・・行為を繰り返す若者達を、その能力を駆使して処刑していく。


 「GO」   金城 一紀   (株)講談社  2000年3月発行  123回直木賞受賞作品  

 民族学校出身で朝鮮から韓国籍へ変えて日本人の普通高校に通う在日韓国人の主人公と、日本人の女子高校生との恋愛小説。差別やイデオロギーへのこだわりも軽いタッチで表現している。映画化もされてる。


 「石に泳ぐ魚」 柳 美里(ユウ ミリ)  (株)新潮社  2002年10月発行 改訂版

出版差止め事件で話題になった本。図書館でやっと借りましたが、つまらない小説でした。


 「魔笛」   野沢 尚  (株)講談社   2002年9月発行

 新興宗教メシア神道教祖「坂上輪水」に死刑判決。その時、白昼の渋谷スクランブル交差点で爆弾テロが発生。そして、爆弾テロはエスカレートしていく。狂気と恐怖そして愛。

 読み応え十分でした。


 「それでも、警官は微笑う」  日明 恩  (株)講談社  2002年06月発行

 キチクと呼ばれる正義感強いタフガイ刑事と軟弱なお坊ちゃま刑事のコンビが、謎の拳銃を捜査していくと・・・

第25回メフィスト賞受賞作品。  


 「鬼子母神」   安東 能明   (株)幻冬舎  2001年02月発行

家庭内暴力、子供への虐待をテーマにした。暗くてコワ〜イお話。

第一回ホラーサスペンス特別賞受賞作品。


 「そして粛清の扉を」   黒武 洋   (株)新潮社   2001年1月発行 

第一回ホラーサスペンス大賞受賞作品。「バトル・ロワイヤル」系


 「キング」      堂場 舜一    実業之日本社   2003年3月発行   

マラソンランナーとドーピングの誘惑。


 公安裏警察「成りすまし」   柊 治朗  徳間書店   2002年9月発行

元公安刑事らジジイ達が、定年後の有り余る時間を悪党狩りに大活躍。


 「メルトダウン」     高嶋 哲夫    (株)講談社    2003年4月発行

核科学者の告白がさまざまな波紋を呼ぶ・・・・


 「破弾」          堂場 瞬一    中央公論新社   2003年2月発行

祖父の自殺に責任を感じている刑事と犯人を射殺した女性刑事が、コンビを組んでホームレスの殴打事件を追っていく・・・・


 「紫の悪魔」        響堂 新     (株)新潮社      99年1月発行

第3回新潮ミステリー倶楽部・島田荘司特別賞受賞作品


 「バトル・ロワイヤル」   高見 広春   (株)太田出版     99年4月発行   

暴力的で反社会的な小説。映画化でも話題になった。なんとなく不愉快になりそうなので読むのを控えていた。


 「殺意」           三宅 彰    (株)角川書店     2000年10月発行

少年犯罪と少年法を扱った小説。 


 「ダブルフェイス」    久間 十義    (株)幻冬社      2000年5月発行 

渋谷円山町で実際に起こったOL殺人事件を題材にした小説。


 「刑事たちの夏」     久間 十義   日本経済新聞社    98年7月発行

官僚の癒着と警察機構の腐敗を題材にした、警察小説の傑作作品。


 「マネーゲーム」     久間 十義    (株)河出書房新社  S63年1月発行

87年豊田商事事件を題材にした小説。文芸賞佳作


 「風化水脈」         大沢 在昌   (株)光文社 カッパ・ノベルス 2002年3月30日発行  

新宿鮫シリーズ[ 高級車窃盗団と捜査中出会った老人の謎。


 「骸の誘惑」        雨宮 町子   新潮社 98年1月発行 第2回新潮ミステリー倶楽部賞 


 「黒塚・KUROZUKA」  夢枕 獏    (株)集英社  2000年08月30日発行 

「能」の黒塚を現代風にアレンジした小説。手塚治虫の「安達が原」が黒塚として傑作だという?そのへんはよくわからないけど。戯曲としては短い物語を、なかなか終わらないチョトくどい小説。だけど一気に読める。おもしろい本でした。


 「奇跡の人」         真保 裕一   (株)角川書店 97年05月発行 

人間愛をテーマにした濃厚な小説。 


 「銀座のカラス」       椎名 誠    朝日新聞社  91年10月発行  89年11月〜91年2月「朝日新聞」朝刊連載。

当時、購読契約時の景品がエスカレートしていて朝日と読売を半年ごとに替えていた。いつかはきちんと読みたかった小説。 


 「トゥエルブ Y.O.」    福井 晴敏   (株)講談社   98年09月発行  第44回江戸川乱歩賞受賞作 

冷戦後の米軍対元自衛隊情報部員との物語。


 「上弦の月を喰べる獅子」 夢枕 獏    (株)早川書房  進化と宇宙についての物語。


 「暗い宿」           有栖川 有栖  (株)角川書店 2001年07月発行 

「KADOKAWAミステリ」誌に発表された、宿・ホテルのミステリ短編4編。 


 「鉄道員」ポッポヤ        浅田 次郎  (株)集英社   97年04月発行  「小説すばる」95年11月号発表の「鉄道員」ほか短編7編。

市の図書館で色々と物色中。目についたので借りてきた。映画もジーンと感動したけど、原作はもっとズシーンときた。


 「悲鳴」             東 直巳   角川春樹事務所 2001年02月発行 

札幌を舞台にした私立探偵のハードボイルド小説。


 「残光」             東 直巳   角川春樹事務所 2000年9月発行 

札幌を舞台にしたハードボイルド小説。  


 「ペトロバクテリアを追え」  高嶋 哲夫  (株)宝島社 2001年05月発行 

石油を作るバクテリアが発見された! 


 「未踏峰」           森村 誠一  87年〜88年「週間サンケイ」から「週間SPA!!」に連載、89年単行本化。

ヒマラヤ登山、俳優、小説家、刑事とそれぞれの人生の夢に向かって行く若者達の青春小説。


 「ハリー・ポッターと賢者の石」  J.K.ローリング  訳 松岡 佑子 静山社 定価1,900円 

次男の本を1,000円で借りる。さすがベストセラー、楽しい本でした。映画も見に行った。


 「異端のウィルス」    志茂田 景樹 KIBA BOOK 1998年7月20日第1刷発行 


 「神々の嶺」        夢枕 獏    ネパール行ってみたくなったョ。


 「マディソン郡の橋」    ロバート・ジェームス・ウィラー


 「マークスの山」       高村 薫    映画化もされた。 


 「照柿」           高村 薫


 「レディー・ジョーカー」  高村 薫


 「奪取」           真保 裕一    講談社96年08月発行 第10回山本周五郎賞、第50回日本推理作家協会賞受賞。


 「ホワイトアウト」      真保 裕一    新潮社95年09月発行 第17回吉川英治文学新人賞受賞。


 「濁流」           高杉 良


 「風と雲の町」       西村 寿行


 「華の下にて」       内田 康夫


 「花園の迷宮」       山崎 洋子 


 「ヴィオロンのため息の高原のDディ 五十嵐 均 


 「復讐する鼠」        河野 修一郎


 「シェエラザード」      浅田 次郎


 「イントールーダ」      高嶋 哲夫 サントリーミステリー大賞受賞作


 「冥府の虜」プルトーン   高嶋 哲夫 祥伝社  平成12年12月20日初版第1刷

エネルギー問題、プルトニウム、高速増殖炉、国際的テロを題材にした小説。たまたま、ニューヨークのテロ事件発生時に読んでいた。


 「トールマン・レター」    高嶋 哲夫 集英社  2001年05月10日第1刷 

原爆投下、沖縄基地問題を題材にした小説。


その他   TOP

 「金持ち父さん貧乏父さん」 ロバート・キヨサキ+シャロン・レクター (訳)白根美保子 筑摩書房

この本を読んだからって必ず金持ちになれるわけではない。自分には、信念を持って行動するのは難しそうだ。

マイホームは資産でなく負債だという考え方は思わず納得してしまう。


 「登山の運動生理学百科」  山本 正嘉 東京新聞出版局 定価2,000円  

筆者自らを実験台に得た科学的データーをもとに、疲労しない山歩き、トレーニングなどの解説。第5章(約50ページ)は、フリークライマー必読です


 改訂版「間違いだらけのスポーツトレーニング」 鈴木 正之 黎明書房  

スポーツ選手に必要とされている「正しい筋トレーニング」の確立を目指して、プロ野球界、NHK番組、スポーツ専門書、雑誌、公共施設などで見られるスポーツ・トレーニングの誤りを指摘している。


 改訂版「続・間違いだらけのスポーツトレーニング」 鈴木 正之 黎明書房  

前著でトレーニングの誤りを徹底追及した著者が「では、どうしたらよいか」を紹介している。