「影踏み鬼」という歌詞が出てくるが、この歌を聴くと「目かくし鬼」を想い出す。 あなたは、子どもの頃、目かくし鬼(手探り鬼)をした経験があるだろうか? 目かくしをするのって、周りが見えなくて、不安を感じるよ。 (目の見えない人って、いつもこういう状態なんだ…) 目かくしして目が見えない時に、便りになるものが2つある。 ひとつは、自分自身。 手を広げて、足をしっかり踏みしめて、転ばないように気をつけるよね。 音を探り、周りの気配を感じるよね。いいかげんな自分では、歩いてゆけない。 そして、もうひとつは、人のやさしさ。 世の中には、いじわるな人もいるけど、やさしく導いてくれる人がかならずいる。 困っている時に、本当に助けてくれる人。そういう人は、必ずいる。 本当に自分が困っている時は、本能的に、そういう人がいる方向がわかるものだ。 |