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加山雄三のすべて / 加山雄三 〜ザ・ランチャーズとともに〜 01.恋は紅いバラ 02.ブラック・サンド・ビーチ 03.君が好きだから 04.海の上の少年 05.ロスアンゼルスの二世祭り 06.ランニング・ドンキー 07.モンキー・クレイジー 08.君といつまでも 09.ブーメラン・ベイビー 10.ヴァイオレット・スカイ 11.夜空の星 12.君のスープを |
Black Sand Beach
/加山雄三
若大将トラックス
/加山雄三
鯛取る
/加山雄三
&ハイパーランチャーズ
60 CANDLES
/VARIOUS ARTISTS
永遠のギター・キッズ
/VARIOUS ARTISTS
<きっかけ>
加山雄三の存在は、親や親戚にファンの人がいて小さい頃から知っていました。“走れドンキー”はこの頃から好きな曲です。でも、CDを買って聴くようになったのは会社の同期に加山雄三が好きな人がいたからでしょうか。それともう一つ忘れてはならないのが、ある曲の存在を知ったからです。<ブラック・サンド・ビーチ>
この曲はファンの人ならご存じのとおり、映画「エレキの若大将」の中で演奏される曲です。最初にこの曲を聴いた時には曲名はもちろん、原曲が誰のものかもわからず、その曲調からベンチャーズの曲だとばかり思っていました。ところが、(当然)ベンチャーズのベストアルバムには収録されておらず、「そんなにマイナーな曲では見つけるの難しそうだな」、と探すのを諦めていたちょうどその頃に再発されて間もない「加山雄三のすべて」というアルバムを買いました。そして聴いてみて驚きました。ナナナント2曲目にその探していた曲が入っているではありませんか!
<若大将シリーズ>
この“若大将”という単語、小さい頃は子供心にダサイな、と思っていました(^^;。今でもこの印象は変わりませんが、劇中に使われている曲は別の思いがあります。
「若大将トラックス」というアルバムを聴いて初めて若大将シリーズの挿入歌となっていた曲を聴いたのですが、名曲の多さに驚きました。このアルバムを聴いて、“幻のアマリリア”、“君のために”、“ある日渚で”等が気に入りました。<トリビュート・アルバム>
さて、今年の春に加山雄三は60歳の誕生日をむかえ、これを記念してトリビュートアルバムが発表されました。このアルバムの参加アーティストがすごい顔ぶれ!。そしてそれぞれの参加アーティストが完全に自分の曲として加山ナンバーをカバーしているところがまた良いです。
カールスモーキー石井の“君といつまでも”は完全に米米CLUBの曲になっているし、先頃再結成したチューリップの“蒼い星くず”がまたどう聴いてもチューリップになっているし、高橋幸宏の“白い浜”のアレンジはYMOの“ポケットが虹でいっぱい”そのまんまだし(^^;、枚挙に暇がありません。きっと初めて聴く人はこれらが全て加山雄三の曲だと気がつかないかもしれません。<永遠のギター・キッズ>
こちらはインディーズから出ているインスト曲中心のトリビュート・アルバム。個人的にはこちらの方が好きです。“モンキー・クレイジー”とか、“CRAZY DRIVING”とか今聴くとちょっとダサイ(^^;原曲が見事に格好良い曲となってよみがえりました。
そして、なんといっても萩原健太さんがギターを披露してくれる“麗しの乙女たち”!実はこの曲は全ての加山ナンバーの中で一番好きなメロディーなのですが、これを個人的に今一番信用できる音楽評論家の健太さんがやってくれるとわ!しかも原曲の良さを活かしつつも今風の味付けをしてくれてとってもにくい!この一曲だけでも聴く価値があります!(97.08.02/97.09.01加筆)
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