Flaming Pie
Flaming Pie / Paul McCartney

01.The Song We Were Singing
02.The World Tonight
03.If You Wanna
04.Somedays
05.Young Boy
06.Calico Skies
07.Flaming Pie
08.Heaven On A Sunday
09.Used To Be Bad
10.Souvenir
11.Little Willow
12.Really Love You
13.Beautiful Tonight
14.Great Day

Flowers In The Dirt
Flowers in the Dirt
/Paul McCartney

Off The Ground

Off The Ground
/Paul McCartney

Complete Works

Off The Ground
Complete Works
/Paul McCartney

Once Upon..

Once Upon A Long Ago(CDV)
/Paul McCartney

Hope Of Deliverance

Hope Of Deliverance
/Paul McCartney

Cmon People

C'mon People
/Paul McCartney

Off The Ground

Off The Ground
(Single)
/Paul McCartney

<イントロ>
 今回はちょっとマニアックになるかもしれません(^^;。ポール・マッカートニーです。ポールに関しては好きな曲やアルバムが多すぎるので、今回は1989年以降に関して書きます。これ以前のソロとウイングスに関してはまたいつか。Paul1
 この時期を特に選んだのは、この年からポールはスランプを乗り越えて復活しコンサート活動を再開したりして、ポールにとってひとつの区切りになっているからですが、それとは別にこの頃から私がほぼリアルタイムで聴くようになったというのもあります。

<フラワーズ・イン・ザ・ダート>
 このアルバム発表直前に「夜のヒットスタジオ」に出演し、“My Brave Face”,“This One”を演奏するのを見てヘフナーを弾くポールに惚れました(^^;。あと、“Figure of Eight”のクリップで6弦ウォルベースを弾いていますが、これもかっこいい!とにかくポールはベースを持たすとかっこいいです。
 このアルバム以前には適当に作ったとしか思えないような曲が大抵1曲はアルバムの後半に入っていましたが、このアルバムにはそういった曲が1曲もありません。“How Many People”,“Distractions”も好きな曲です。

<オフ・ザ・グラウンド>
Paul2  「Flowers in the Dirt」から4年ぶりに発表されました。このアルバムは同年に始まった「The New World Tour」のこともあって、バンドの演奏のみの曲になっていて、ギターのサウンドが気持ちいいです。
 ヘフナーが最高な“Get Out Of My Way”,イントロとリズムの生ギターがかっこいい“Biker Like An Icon”,これもイントロの生ギターが良い“I Owe It All To You”が好きです。
 ただ、演奏を殆どバンドメンバーに任せてしまっていてベースが殆ど聴けないのが残念でした。この頃はもうポールのベースは聴けないのかと思いましたが、次のアルバムで思う存分に聴けることとなったのです。

<フレイミング・パイ>
Paul3  「Off The Ground」と「Flaming Pie」の間にはビートルズの「Anthology」がありますが、ここではカット(^^;。で「Flaming Pie」ですが、全作のバンドサウンドから一転してナナナント殆どの楽器を一人でやってしまったというアルバム。もちろんドラムも叩いています。“If You Wanna”のサビのフィルでずっこけているのがなんとなくかわいくて好き(^^;。
 雑誌のアルバムレビューではリンゴスター、スティーブミラーの参加のみ強調されていますが、それよりもポールのマルチミュージシャンぶりの方をもっと強調しても良いのではないでしょうか。ベースもポールらしいですが、“Somedays”,“Calico Skies”あたりの生ギターの弾き語りもすばらしいです。

<こまったちゃん(^^;>
 最近では必ずアルバム収録曲の倍くらいの曲をレコーディングして、ボツになった曲をシングルのカップリングとして発表してることが多いのですが、中には「なんでアルバムに入れないんだ」、というくらいの良い曲があったりして困ってしまいます。しかも、最近の日本では全部のシングルを発売してくれないので、輸入盤店を探し回らなければならない状況が続いていました。
 「Flaming Pie」でも既に4枚のシングルが発売されていますが、これ全部にアルバム未収録曲が入っています(商売上手な奴(^^;)。こんな辺鄙な所に住んでいるとなかなか輸入盤店に行くのも面倒で、しかも最近はシングルの入荷が少なくて店頭に並んでいないことも多くて、そこで最近はcdnowで直接海外から取り寄せてなんとか手に入れています。

<というわけで…>
 ポールは作詞作曲のみだけでなく、ヴォーカル、楽器の演奏、音の作り方全てにおいてもっとも好きなアーティストの1人ですから、また第2弾をいつか書きたいと思います。

(97.09.22)

ジャケット写真は全て私が所有するCD、レコードその他を撮影したものです。

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