Entrance
Entrance / 岩男潤子

01.太陽のくに
02.夜明けのFrench Kiss
03.運命のエントランス
04.三日月の憂鬱
05.あなたを忘れたい
06.勘違いの円舞曲
07.鳥籠姫
08.追憶のエチュード
09.晩夏
10.ねこ曜日

はじめまして
はじめまして
/岩男潤子

約束

約束
/岩男潤子

しまうま

しまうま
/谷山浩子

Sylph

Sylph The Eternal
/岩男潤子

モジャ公

恋人が宇宙人なら
/岩男潤子

Key 2

KEY THE METAL IDOL
VOCAL DATA DISC 2
/岩男潤子他

<きっかけ>
 さて、今回は岩男潤子さんを紹介したいと思います。潤子さんを知ったきっかけは、これまたいつもの石丸電気ソフトワン(^^;で発売したばかりの「はじめまして」のジャケット写真を見て、すぐに手に持ってしまったという、いわゆる“ジャケ買い”でした(こればっかだ)。
いわお1 普通、声優さんのファンは、アニメなりゲームなりでまず声が気に入り、そしてファンになるというパターンが多いと思いますが、私の場合、ほとんどその人がどんな役をやっているのか知らないうちにまずCDを買って歌からファンになるパターンが多いです。声優ファンの人からは罵声を浴びせられそうな奴ですね(^^;。

<はじめまして>
 さて、曲はどんな感じのものを歌っているのかというと、これがアルバムごとに違うし、更にアニメのキャラクターの歌(いわゆるキャラソン)になるとまた違った感じの曲を歌うし、どれが本当の岩男さんかといわれると困ってしまいます。
 ファーストアルバムの「はじめまして」では、アカペラ一人多重コーラスから始まり、元気が出てくる曲、生ギターやピアノのバラードがあったりしてほんわかした“うたのおねえさん”のイメージです。お気に入りはアカペラの“はじめまして”、“ぶらんこ降りたら”。

<Entrance>
Sylph1 2枚目は、1枚目とはがらっと雰囲気が変わってアダルトなムードのアルバム。発売が8月下旬だったこともあり、夏の終わりから秋の始まりのちょっともの悲しいイメージで統一されています。本職が声優なので、ここでの岩男さんのヴォーカルも1枚目とは全然別人のよう。曲は尾崎亜美(03のコーラスはいかにも尾崎亜美!)や谷山浩子が提供しています。
 お気に入りは、生ギターが心地よくて、ほんわかした気分になる“ねこ曜日”。この曲は谷山浩子が「しまうま」でセルフカバーしているヴァージョン(こちらはピアノの弾き語り)もなかなかです。

<約束>
Sylph2 今年の3月に青山劇場で行われたコンサートを収めたビデオです。このコンサートでは荒井由実の“卒業写真”をピアノの弾き語りで披露したり、“シャッターチャンスの連続”のアンプラグドヴァージョンをやったり、他にも谷山浩子の“海の時間”(これは名曲!)、アニメ「KEY THE METAL IDOL」のプログレメドレー(^^;をやったり、とても質の高いステージを見せてくれます。このコンサートは私も初日に見に行きました。ただ、一般売りされていないのが残念で仕方ありません。

<Sylph the Eternal>
 昨年の秋に発表された初めての写真集。内容は見てみて下さい。(自称)17才とは思えません(^^;。同タイトルでCD-ROMも出ていますが、こちらには写真集の撮影風景のビデオやゲームも入っています。

<モジャ公>
 TV東京で朝再放送していますが、どういうアニメかは見たことがないのでわかりません。
 番組のエンディングテーマ曲、“恋人が宇宙人なら”は一度聴いたら耳から離れない「もじゃもじゃ」コーラスがおもしろい曲で、途中に出てくる「はぁ」という部分がかわいくて気に入ってます。
 カップリングの“STARSHIP 1996”は8月に赤坂BLITZで行われたコンサートのトップを飾った曲で、サンバ調の夏っぽい曲です。こういった曲は自身のアルバムではなかなか見せない曲なので岩男さんにとってはキャラソンも自分の一部なんでしょう。

<KEY THE METAL IDOL>
 これもアニメの方は見たことがないのですが(ごめんなさい)、音楽の方は「Entrance」の延長線上のアダルトモード。ジャズっぽい“真昼の憂鬱”がお気に入り。
 アルバムには未収録ですが、最終テーマソング“てのひらの宇宙”ではオーケストラと合唱隊が加わり、オーバーなくらい荘厳になっています。それにしても、何を歌わせても自分の世界にしてしまう人です。

(97.09.07/97.09.13加筆)

ジャケット写真は全て私が所有するCD、レコードその他を撮影したものです。

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