砂漠の狐(C)コトブキシステム(株)1988

ファミコンにて発売現在はもう発売されてません。

自分が初めて本格的にやってみたいと思った戦略シュミレーションゲーム。システムも簡単だし、結構気に入って遊んでいた戦車戦略ゲームの名作。

 「砂漠の狐」とは、第2次世界大戦中、北アフリカ大陸戦線でその名を轟かせたドイツ陸軍の将軍ロンメルの二つ名です。彼の活躍したアフリカを舞台とした、戦車戦略シュミレーションゲームがこの「砂漠の狐」なんですね。

 このゲームを知ったのは当時読んでいた「ファミマガ」かな。あまり人気が出たとはいいがたい。

 当時はファミコン絶頂期の為にほぼ毎日何らかのソフトが発売されている状況で、その中の多数に埋もれてしまった作品と言ってもいいと思う。

 僕はこのゲームの記事を見てやってみたくなって、ゲーム屋さん捜してみたんだけど、何所にも売ってなかった。なぜ?
 買えなかったので、ゲームのレンタル屋っていたレンタルビデオ店で2ヶ月ほど借り続けて最後までクリヤーしました。

 ゲーム自体はとっても簡単。プレーヤーはロンメルとなり、与えられたユニットを使用して敵の司令部を殲滅する。これだけだ。
 ただ、このユニット。相手によってはめちゃくちゃ弱くなるし、また別の相手にはものすごく強くなる。その辺を良く考えて最初にどのユニットをいくつ使用するかを考える必要がある。結構頭使うゲームだ。

 ゲームに勝つと、最後にヒトラーからお祝いのメッセージが届くのだが、その中に描かれている、ヒトラーのCG。

 当時のゲームとしては結構秀逸だ。これには結構驚いたのを覚えている。

 ただ僕はどうも部隊の犠牲には目をつぶる司令官だったらしく。彼からのメッセージは何時も。
 「もっと兵士を大切にしろ。」だった。
大切にしてるつもりだったんだけどな・・・良く見返してみると、
ほとんど神風突撃をしていることに後から気が付いた・・・
そりゃ言われるわな。

 僕は基本的に陸軍はあまり好きではありません。
やっぱ軍隊物の基本は海軍!!それも旧日本海軍
 しかし、なぜかこのゲームだけは陸軍物(しかもドイツ)なのに、いまだにいいなと思える。

 先週久々にゲーム屋さんでこのゲームが売られているのを見つけて、その場で購入してしまいました。さてまた久々に楽しみますか。

 そうそう最後に断っておきます。
 僕はナチズムではありませんので。誤解しないでね。もちろん右翼でもありません。

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