ギャラクシー・エンジェル(C)ブロッコリー 2003〜2005

最初はPCにて、その後PSUに移植される。全部で3つの3部作。

 ブロッコリーファンなら絶対やってる、リアルタイムシュミレーションゲーム。どうせキャラ重視のギャルゲーだろうと思ったら秀作でした。いい意味で裏切ってくれたゲームの一つ。

 注釈 このゲームは「ギャラクシーエンジェル」「ギャラクシーエンジェル・Moonlit Lovers」「ギャラクシーエンジェル・Eternal Lovers」と正式名称がありますが、書くの面倒だから、それぞれ「GA」「GA2」「GA3」と略して表現してます。

 このゲーム当初は全く相手にしていなかった。

 所詮「ブロッコリー」自作キャラだけ重要視したギャルゲーになっているのがオチだろうと思っていたからだ。実際その前に買った「デジキャラットファンタジー」がそうだったから、デジコもGA(ギャラクシーエンジェルの略)も好きでアニメは見てましたが、さすがにゲームまではと思っていたのが最初。

 が、ブロッコリー信者の血がそれを許さなくなってきた。段々気になってきたのも事実。ゲーム屋さんの前通る度に気にはなってきた。

 ある日友人と街中をぶらついているときに同じようにGAのゲームを見ていたとき、彼の一言はこうだった。

 「迷ったら買いだ!」

 この一言に、迷いは消えた。即時購入となった。

 で、やってみたのだが、これがまた面白い。いい意味で裏切ってくれたとはまさにこの事。

 ゲームシステムははっきり言えば、サクラ大戦の丸写し。アドベンチャーパートとシュミレーションパートに別れ、前半で人間関係を築き後半で戦闘になる。

 このシュミレーションパートが凄い。リアルタイムシュミレーションとはよく言った。内容はGAメンバーが自己の判断の基に戦闘を行うのだが、ほったらかしにしておくと、どんどん勝手に戦端を開いていって収拾がつかなくなる、きちんと状況を見極めて効率的に戦闘を行うように指揮してゆかねばならない。

 これが私にはとってもマッチした。

 さらに戦闘シーンの3D画面の綺麗な事。多分他にもこの手のゲームはあるのだろうが、私はこのゲームが初めてなので、特に感動もひとしおでした。

 最後の戦闘シーンは特に鳥肌立ちましたよ、BGMもマッチしているし、話も盛り上げも上手かったと思うしね。

 と、感動に包まれて、『GA』は終了。当然『GA2』にも期待を持つようになる。

 で、その後「GA2」「GA3」と3部作は全て購入し、全作品をやりこむ事になる。

 よく続き物になると中弛みしやすくなる事が多い。ゲームバランスを取るのは結構難しいのだが、このゲームはその辺のバランスがしっかりしていると思う。適度な難易度で、難しすぎずも無く簡単すぎずも無く戦闘シーンだけを取ればかなり作り込んでいると思う。

 前にも書いたがこのゲームの大きな特徴は二つのシーンに分かれていること。
 アドベンチャーパートについては、「GA1」については、お目当ての子を攻略する性質上選択によって変わるところがあるが、、「GA2」「GA3」はほとんどが一方通行になっているので、各キャラクターのそれぞれのエピソードを楽しむ事が中心になる。

 そして戦闘シーンだが、
最初私はカメラ映像で3D戦闘シーンを楽しんでいたが、「GA2」以降は、戦闘の全体図を見るためにマップ画面が主になっているようになった。

 カメラ画面だけではどうしても全体の状況把握が出来ず気がつくと「エルシオール」(自分の登場している指揮戦闘艦、これがやられるとゲームオーバー)の周りに敵が接近してやられてしまう事があるからだ。

 さらに、よく考えるようになったのが、各紋章機(GAメンバーの乗っている戦闘機)の必殺技の使い方だ。これもよくよく考えないといけない。せっかくの攻撃も無駄打ちになるところがあるからだ。特にフォルテとランファの必殺技は使い道間違えると効果が半減以下になることすらあった。

 最後の最後までよく考えながら楽しんだものでした。

 で、この間全部の攻略が終了したわけですが、私は以下のとおりの順番で攻略して行きました。

ミント

ミルフィーユ

チトセ


ヴァニラ


ランファ


フォルテ

 まあ私の趣味丸出しですね。

 このゲーム発売時には「限定版」と色々おまけ付けて発売されてたんですが、
 何故か多くの「限定版」がゲーム屋さんの店頭に山済みになっていたのを覚えてます。

 何でもかんでもおまけ付ければ良いと言う物ではないですよ。ブロッコリーさん。
 ちなみに私はおまけ無しの「通常版」しか買ってません。「限定版」は高すぎる。

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内容は2005年5月15日現在です。