デッドゾーン(C)サン電子 1986

ディスクシステムにて発売。現在はもう発売されてません。

始めてサン電子の作品に触れてそのままファンになってしまった作品。そのままサン電子ファンクラブに入会いたしました。

 ディスクシステムを購入して数ヶ月経ったころに買ったのがこのゲーム。当初はまあ暇が潰れればの軽い気持ちで買った気がする。でもこれが結構面白かった。内容はコマンド選択式のアドベンチャーゲームで結構気軽に遊べるソフトだ。ただ所々の謎解きが「そりゃー無いよ!!」と思わず叫びたくなるようなところが所々あるのも事実だけど。(特に2階の攻略は苦労した・・・)クリアーまでかかった時間は約5時間程度これでもかかったほうで、終わってみれば結構早く思ったものだ。
 
 このゲームをやってどぎもを抜かれたのはただ一つ。

何だ、喋るぞこのゲーム!!

 オープニングでいきなり「いったい何が起こったんだ!なぜここに俺はいるんだ!」と喋るし、ゲーム中でも「キャリーどえーす。」と喋る。これには驚いた。当時のゲーム機でまさかせりふが出てくるとは。びっくりしたものです。
 ただ、あまりきれいには聞き取れなかったし、せりふもこの二つだけだけど。

このゲームは廃棄場から順番に階を上り最後に婚約者のマリーを助け出し、スペースコロニーから脱出することだが、最初のほうは単純な謎解きゲームなのだが、4階ぐらいから話は急に盛り上がりそしていざ脱出となったとき・・・

 キャリー!!!泣けるぞ、なんてやつだ。君はまさにロボットの鑑だ。

もう感動しっぱなしになってしまった。エンディングが流れる中5分くらい感傷にひったていた。
 このゲームがもとで「サンソフト」のゲームがとても好きになって、そのまま雪崩式に「サンクラブ」に入会してしまった。このころのサンソフトのゲームは結構キャラクターの設定などが私好みでかわいいものが多く「リップルアイランド」「メルヘンベール」「アトランティスの謎」なんかも欲しくなっていたものです。(でも結局はほとんど手に入らなかった。詳しくは「リップルアイランド」のほうを見てください。)

 その後、このゲームの入ったディスクを別のゲームをやりたいが為に書き換えをしてしまった。馬鹿なことをしたものだと今となっては反省する原因になった。500円での書き換えは当時ビンボーだった自分にはまさに神のごとき助けに見えて、色々書き換えをしてしまった。そのためにディスクシステムでは数多くのゲームを失ってしまった。今となってはもったいないことをしたものだ・・・

 その後ディスクシステムも故障してしまい途中10年ぐらいほったらかしをしてしまった。もう直ることは無いと決め付けてしまって、あきらめてしまったからなのだが、某友人から「任天堂に直してもらえば。」と聞いて恐る恐る電話してみると、「直しますよ、当社まで送ってください。」と簡単に返事されてしまって何だか拍子抜けしてしまった。
 修理を出すと1万円もかからなかった。安いぞ!返ってきたディスクシステムの中には書き換え可能なソフト一覧表も入ってる。しかも値段は当時と変わらず500円。
すばらしい!なんてサポートが行き届いてるんだ、任天堂!!感動したよ。
 その後、ゲーム屋さんで「デッドゾーン」を再び見つけたので早速ゲットして、再度プレイしてみた。

やっぱり、キャリーには感動してしまった・・・

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