2011年夏の放浪瀬戸内海1周ツアー

目標 豊郷に行く・たま駅長に会う・福知山線・播但線・予讃線・呉線・岩徳線・近江鉄道・錦側鉄道・に乗る。しまなみ街道を渡る。宮島参拝をする。尾道に行く。

 今年夏に連休を頂く事ができたので、18切符で放浪する事にしました。この機会に是非行ってみたかった聖地と、鉄路で行ってみたかったところなどを組み合わせて放浪計画を立てました。

平成23年8月5日

 移動行程 自宅→米原→豊郷→彦根→和歌山→貴志→和歌山

 今年の放浪ですが、18切符を使っての移動がメインです。まずは名古屋から東海道線をまっすぐ西へ。米原まで移動します。米原で降りて、駅を出て隣の近江鉄道(注釈1)の駅舎に向かいます。

米原駅で出発を待つ近江鉄道。前面フジテックの広告入り。米原の次の駅が「フジテック前」。

 此処から近江鉄道に乗って、今回の放浪の第1目標の豊郷に向かいます。

 途中の彦根まではJRの方が圧倒的に早く着きます。彦根までJRで移動して、そこから豊郷に向かった方が当然早いのですが、今回は近江鉄道に乗ることも目標なので、あえて米原から乗りました。

 そして30分ほどの移動で豊郷に到着。

豊郷駅のホームにある看板。近江鉄道の応援看板。携帯で撮影。

 無人駅(時間帯によっては人が居るみたい。)ですが、駅舎は立派です。そして入り口の所に、聖地までの「つうがくろ!」(地図)が貼ってありました。やはり訪問者は多いようですね。勿論、周りにも同志と見受けられる方は居ますよ。(一生懸命あちらこちら撮影してるからね。向かう方向も一緒だし。)

 本日の行程の都合で、ここに滞在できるのは約1時間。すぐさま聖地の旧豊郷小学校(注釈2)に向かって移動開始です。途中途中で有名になった「飛び出し注意看板」を見ながら、学校に向かいます。ちなみにシークレットは何かわかりました。

 歩く事5分ほどで到着。目の前に・・・

旧豊郷小学校正面です。

 桜ヶ丘高校に登校です。これを見る為に此処まで来ました。
 車場では地元の方がお祭りの準備で忙しそうにしてました。夏休みとあって、平日にもかかわらず順礼者の方もちらほら居ます。私も早速中に入ってゆきますと・・・見たことある光景が目の間に展開します。

カットで使用されている有名な場所2箇所。

校舎は自由に見学が出来るので、中に入って早速部室に向かいます。さわちゃん逃走ルートで部室に向かいます。


今日の部室。奥には第2期OPに登場した各登場人物の名前を書いたスケッチブックを真似て作ってあります。テーブルの上は勿論お茶とおやつのケーキがある。(食べれません)

 写真の右側に写っている、ホワイトボードには、いろんな書き込みがいっぱい。あと写って無いけど、左側には黒板もありそこも書き込みでいっぱいです。
 ただし注意が必要です。書き込みが出来るのは此処の黒板とホワイトボードだけです。他の場所の黒板等には落書きは絶対に禁止です。最近マナーの悪い方がいるとのことで、注意書きが入り口に貼って有りました。巡礼される方は、マナーを守りましょう。

 部室を出て、別ルートで講堂に向かいます。

学園祭ライブだ!!

 最後に、けいおんカフェのある酬徳記念館に向かいます。観光案内所も兼ねているこの場所、いろいろなグッズの販売やけいおんカフェと言う食事等の提供もしてます。そして奥には、展示物がいっぱい。

色々な展示物の中でも、やはりこれが一番でしょう。「ぎーた」が何本も・・・

 時間の関係でそろそろ移動しないと電車に間に合わないので、惜しみつつも此処を後にします。再び豊郷駅に戻り、電車を逆方向に彦根に向かいます。本当なら近江鉄道で近江八幡まで移動したいと思ったのですが、時間的に間に合わないので、彦根に戻るルートを選択しました。(当初の予定は米原。)

 彦根から新快速で再び西へ。大阪から紀州路快速に乗り継いで、一路和歌山に。此処から1年前に乗ったことのある路線に向かいます。地下道を降りると、通路に猫の足跡がある方向に向かって描かれてます。
 向かっている先は和歌山電鉄和歌山駅ホーム。ここでもタマはお客様を招いているようです。1日乗車券を買って早速乗り込み終点の貴志駅に向かいます。30分ぐらいで到着。新駅舎を見学しつつ全国的に有名なあの駅長に会いに行きます。


リニューアルした貴志駅。前来たときは工事中でした。駅長は今日もお昼寝中。あと1時間ほどで今日の勤務は終了。

 電車を1本見送り、駅長さんをじっくり見学。その後外に出ようと思ったけど、天気は生憎の雨。次の電車が来るまで駅内のタマカフェでお茶して時間を潰します。電車が着たので再び乗り込み、途中の伊太祁曽駅で降りて、前回と同じように伊太祁曽神社(注釈3)に参拝してさらに1本電車をやり過ごします。
 そして、ついにご対面「おもちゃ電車」つうしょう「おもでん」。この日の運行で、2本後が「おもちゃ電車」だったので、わざと時間つぶしました。

 和歌山した頃はあたりは真っ暗。早速宿に向かい、チェックイン。その後夕食を採って終了です。

平成23年8月6日

 移動行程 和歌山→鳳→東羽衣→鳳→天王寺→京橋→尼崎→和田山→姫路→岡山→坂出→丸亀

 2日目です。今日は鉄乗りがメイン。
 まずは阪和線で乗り残した支線の東羽衣駅に向かいます。和歌山から紀州路快速に乗り鳳駅に向かいます。

 鳳駅に到着後、ホームの一番端、東羽衣行きの列車に乗ります。

鳳から5分ほどで東羽衣に到着です。列車はすぐに折り返し、鳳に戻ります。

 東羽衣から南海に乗って大阪に戻ることもできますが、お金がかかるので、そのまま折り返し、鳳に戻り大阪方面に向かいます。1本後の紀州路快速に乗って天王寺まで移動。そこから環状線で京橋まで。京橋から東西線(注釈4)で尼崎まで。

 尼崎で福知山線(注釈5)に乗り換えます。此処から宝塚・篠山口経由で福知山に向かいます。昔、福知山線に乗ったとき、途中で加古川線に乗り換えたので、尼崎・谷川間はこれが初めてです。
 福知山で30分ほどの待ち時間が有ったので、此処で昼食。その後、山陰本線を和田山まで移動します。

和田山駅と播但線の列車。播但線(注釈6)の途中「寺前」までこれで移動します。

和田山駅でも30分ぐらいの待ち時間。駅前をぶらぶらして時間を過ごす。

 時間になって列車は出発。中は学生さんでいっぱいでした。賑やかな車内で寺前まで移動しそのまま姫路に向かいます。姫路に到着後、東海道線に乗って岡山まで。岡山に向かうのつれてお客さんがどんどん乗ってきます。浴衣姿の人が多い。お祭りでもあるのかな?と思ってたら、車内アナウンスで花火大会が有るようです。混んだまま岡山に到着し、海を渡るこの路線に乗ります。

何度か乗ったことのある、快速マリンライナー此処から海を渡って四国に上陸です。瀬戸大橋を渡るころは綺麗な夕日でした。

 瀬戸大橋を渡るころには、すでに夕刻。瀬戸内海に沈む夕日を見ながら電車は坂出に到着。此処から高松ではなく反対の丸亀方面の電車に乗り換えます。およそ10分ぐらいの待ち時間が有ったのですが、どうやら坂出もお祭りがあるようで、街中はとっても賑やかでした。駅のホームからお祭りの様子を見ていると電車が到着。本日最後になる一駅だけの移動を行います。
 次の駅は丸亀。ここに宿を予約しているので、この日の移動は此処まで。チェックイン後夕食を採って終了です。

勿論夕食は讃岐うどんです。

平成23年8月7日

 移動行程 丸亀→観音寺→伊予西条→今治→因島大橋→尾道→糸崎→三原→呉→広島→福山→尾道

 3日目は四国をさらに西に向かい、今治から本州に戻ります。

電車を待っている間に撮影した丸亀城。時間が有れば観光もしたけど、今回はパス。

 まずは予讃線(注釈7)を一路西へ。丸亀から観音寺行きで観音寺へ。そこから乗り継いで伊予西条まで移動します。伊予西条に到着。次の電車を待つのですが・・・ここで駅を出て隣の建物にむかます。

四国鉄道文化館。第4代国鉄総裁十河信二の出身地を記念して作られた博物館。

 鉄道番組でもたびたび取り上げられている四国の鉄道博物館です。四国へ来るなら見物したかったので、伊予西条での電車の待ち時間を利用して見物する事にしました。隣の十河信二記念館で入場券を買って中に入ります。
 入り口からもう見えます、この博物館の目玉の車両が展示されてます。

 ご存知0系とDF50 1号機。四国に新幹線は走ってないけど、十河総裁が新幹線の敷設を実現したと言う事でここに初代新幹線を飾ってます。

 写真でも判るようにそれほど大きな博物館ではありません。色々見て回って大体30分もあれば終了。ちょうど次の電車がやってきました。石鎚山を見ながらさらに西に進みます。20分ほどで本州へ戻る為の拠点今治に到着です。

今治に到着です。此処から本州に向かいます。

 今治に到着。駅を出て駅前のバスターミナルに向かいます。此処からバスに乗りしまなみ海道を渡り本州へ向かいます。目指すは聖地尾道。何度も尾道来てますが、その度に何時かしまなみ海道(注釈8)を渡りたいと思ってました。今回の放浪で念願叶いました。
 バスは、福山行きしか出てませんが、途中の因島大橋バス停で、尾道行きの路線バスに乗り継ぐ事ができ、専用の乗り継ぎ切符も販売してます。バスの発車まで40分ほど暑い中を他の乗客と一緒に待ちます。時刻になりバスが到着。早速乗り込みます。

しまなみ海道を尾道へ。

 鉄道で渡るのとはまた違った感じですね。車窓から写る瀬戸内海と島々を見ながらバスは本州へ向かいます。そして因島大橋バス停に到着。既に後ろには尾道行きのバスが迫ってます。すぐに乗り換えて尾道に向かいます。今治から乗ったのは高速バスですが今度は路線バス、因島から向島に渡ると一般路線に降りて進んでゆきます。

久々に来たよ聖地尾道。

 聖地尾道到着!早速巡礼・・・ではなく、今日最後の目的路線に乗るため、山陽本線を更に西に向かいます。巡礼は最終日に行う予定ですので。糸崎から広島まで移動してそこから呉線に乗って尾道まで帰るのが当初の予定でしたが、三原に着いた時。呉線のホームには・・・

 臨時列車のマリンビュー(注釈9)が停まっているでは有りませんか。

快速マリンビュー呉線を季節運行の臨時快速。

 自由席なら整理券も必要なしこれはラッキー早速乗車。列車は呉線(注釈10)をゆっくりと走り出します。呉線は呉経由で広島まで向かいますが、山陽本線と違い海岸沿いを走るので、車窓から見える瀬戸内海が綺麗です。
 ちょっと悔しいのが途中、竹原に停まるんだよね。「たまゆら」聖地の竹原にも巡礼してみたいんだけど、時間が無いから断念。次回尾道巡礼する際に立ち寄ります。

 途中の呉につくと、停車時間が30分。広島行きの快速が先の発車なので、マリンビューとは此処でお別れ、普通電車に乗って広島へ。此処で夕食。呉線を当初の予定とは逆に移動したので当初の予定からかなり時間がかかっていたので、広島から福山まで新幹線で移動し尾道に戻りました。なんとかチェックイン時間に間に合った。残り2日は此処尾道を基点に放浪します。

広島駅で撮影した「さくら」「寝台特急さくら号」に愛着のある私にはとっても複雑な思いのある新幹線。ちなみにこれに乗って福山には移動してません。

平成23年8月7日

 移動行程 尾道→広島→岩国→錦町→岩国→宮島口→宮島→宮島口→広島→糸崎→尾道

 この日は当初の目標は、錦川鉄道(注釈11)に乗ることと、岩徳線に乗りその後、宮島に向かう予定だったのですが、実際は大分違った経路をたどる事になりました。まずは広島まで移動してそこから岩国に向かいます。そして岩国から錦川鉄道の列車に乗り込みます。

錦川鉄道のせせらぎ号とひだまり号

 乗ったのは青の列車せせらぎ号。これ以外にも2種類の列車があり全部で4種類だそうです。錦町までの約1時間ガイドさんの説明を聞きながら、ゆっくりと山間の路線を移動します。ちなみにひだまり号は途中の北河内ですれ違いの際に撮影したものです。

錦川鉄道の終点、錦町駅。

終点の錦町に到着し折り返しの電車のすぐ乗り込みます。此処からさらにおくまでトロッコ電車があるようで移動も可能ですが、発車まで2時間、更に乗車時間が1時間以上と掛かるとあって、それは無理。
 戻りの車内でちょっと考える。このまま予定通りに岩徳線に乗ってもいいのだけど、宿に戻るのが結構遅くなる。それに岩国と言ったら・・・一度寄ってみたい場所がある。そこでちょっと予定変更。岩国駅に戻り昼食後、駅前のバスターミナルに向かいます。此処からバスで30分ほど移動すると見えてきます。

岩国といえば此処ですよ。

岩国の観光名所錦帯橋です。

一度来たかったと言うのは此処、日本3大奇橋の一つ錦帯橋(注釈12)とその側にある岩国城です。

 錦帯橋は有料です。バスに乗る前に観光セットの切符が販売されてます。錦帯橋へのバス通行料(往復)+錦帯橋の通行(往復)+岩国城へのロープウェイ(往復)+岩国城入場券がセットになってます。早速橋を渡ります。

 さすが有名観光地、観光客でいっぱい。
 そして橋を渡ると微妙に揺れる。ギシギシ音もする。木製の橋だと実感する。

 渡りきると公園、その一番奥にロープウェイ乗り場がありそこから岩国城に向かいます。


ロープウェイとそこから見る景色。頂上はもっと綺麗。

頂上に到着後、岩国城に向かいます。岩国城は資料館として公開されており中には・・・

日本刀・日本刀・日本刀日本刀だらけ。そして最上階は展望室。やはり観光客が結構いる。

岩国城と展望室からの眺め

一眺めの後、全く逆のルートで岩国に戻る。此処から再び山陽本線に乗り広島方面に向かいます。すでに岩徳線の乗車は諦め次の目的地に向かう。岩国と広島の間にある船乗り場に向かう。

 宮島口駅で降りて5分ほど歩くと、宮島連絡船の船着場に到着。此処から宮島連絡船に乗ります。この海路はJR西日本の管轄で18切符でも乗船できます。

宮島連絡船。JR西日本のロゴがあります。

 この旅行3度目の海渡り。宮島の厳島神社を目指します。

 10分ぐらいで宮島港に到着。港に近づく前に有名な大鳥居に近づきます。

船上からの大鳥居。この後、もうちょっと近づきます。

 改札を出て宮島上陸、目の前に鹿がいる・・・
 1頭や2頭ではない。何十頭と至る所にいる。
 そういえば奈良でも鹿は神様の使いだったな。同じ事だね。やたら人馴れしていて全く動じない。

 鹿を見ながら参道を進みいよいよ厳島神社(注釈13)へ。

国宝厳島神社。厳かな中にも参拝者でいっぱい。

早速参拝。朱塗りの回廊を進んで本殿へ。旅の安全と、これからの聖地巡礼の成功を祈って、参拝終了。再び船に乗る為に、お土産屋さんの並ぶ横丁を通ります。お土産のもみじ饅頭を買おうかと思って色々物色、そして見つけた厳島の萌え。

宮島萌ドロップ。全部で4種類ぐらいある。他にもグッズ色々。

 萌コレに載っていた、宮島ドロップ。見つけるまで忘れていた。とりあえず2種類購入。良い物買えた。

 港について宮島口まで戻り、宿に帰るのだが・・・素直にJRに乗るのではなく、この電車に乗って最後に1箇所寄り道します。

広島電鉄。これに乗って市内まで。

広島電鉄(注釈14)に乗って市内まで、そしてこの場所で降ります。

もうお分かりですね。

 式典の後でしたので、そのとき献花された花輪が残ってます。私もお祈りして、公園を後にします。

 再び広電に乗って、広島へそこから山陽本線に乗って尾道に帰って終了です。最終日は聖地巡礼です。

平成23年8月7日

 移動行程 尾道→岡山→新大阪→名古屋

最終日。この日は帰るだけです。なのですが・・・
尾道に2泊したのです当然ゆりえ様にご挨拶。

最初はこちら。

それからこちら。

毎度同じですが、神社に参拝。その後、いつもなら街中に向かうのですが、今回はちょっと違う所へ。

尾道バス運営の千音寺ロープウェイ。

まだ乗った事なかったので、山頂の移動に利用しました。山頂のレストランでちょっと休憩したのですが、見晴らしよくってしばらく見とれてました。

休憩したレストランからの眺め。

しばらく休んだ後で再び移動。ロープウェイは、往復チケット買っておいたのですが、

ゆりえ様の通学路。

この写真の場所まで降りると、半分ぐらい降りちゃうんだよね。

往復でなくって、片道で登ってゆっくり歩きながら降りればよかった。ちょっと失敗。もったいないから山頂まで戻ってロープウェイで戻ったけど、正直ばてた。

ふもとまで戻ってこれからは街中巡礼。「渡し舟」や「オバQ」などのポイントを見て回ったのですが・・・

至る所「テッパン」だらけ。

さすが朝の連ドラ。放送終わって半年近くたっても未だに至る所にポスター貼ってますよ。

オバQの所に着くと・・・

観光案内所の中の「テッパン」セット。

電気屋さんはすでに閉店していて、尾道観光案内所になっていた。で、中はテッパンのセットが置かれていた。

「オバQ」は撤去されてしまったのか?
不安になっていると、

オバQ。場所は変わっても残ってた。でももう稼動はしません。

残ってました。ちょっと安堵。何故残ったのか観光案内所の方に聞いてみたら、
「懐かしいと思う方が多いので、残してます。」との事。
そうか、かみちゅ巡礼者の為に残しているのではないのね。ちょっと複雑。

 オバQを見た後、渡船乗り場を見て駅に戻り昼食。そして惜しみつつ聖地を後にします。流石にそろそろ帰らないと間に合わない。

尾道からはストレート、岡山まで18切符で戻り、時間短縮の為(聖地巡礼を少しでもしたかったから、結構遅くまで居残っていた。)、岡山〜新大阪間を新幹線に乗って一気に移動。此処から再び東海道線に乗って名古屋まで帰り今回の放浪は終了となりました。

今回はちょっと予定とは違ったけど、色々見れて楽しかったです。

TOPOの豆知識

注釈1「近江鉄道」

滋賀県最古の私鉄。西武グループに属しているので、車両は西武鉄道の車両が多く使われている。バス路線も所有しており、こちらはレオマークが載っている。多賀大社に行くにはこの鉄道を使うのが便利。今回訪問した豊郷付近は東海道新幹線のすぐ横(新幹線は高架なので厳密にはすぐ下。)を走っている。
また全列車ワンマン運転なのだが、一部の列車にアテンダント(車掌ではない)が乗車して、行き先や停車駅の案内などを行っている。(放送も別で行っている。)

注釈2「旧豊郷小学校」

昭和12年に建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリス氏が設計した旧小学校。現在は複合施設として活用。地元の先人、古川鉄治郎氏が私財を投じて建設された小学校は当時「東洋一の小学校」とも言われた。

注釈3「伊太祁曽神社」

和歌山でも歴史のある神社の一つ。和歌山鉄道の前身である南海や山東軽便鉄道は伊太祁曽神社などの三社参りを目的として開設された。(厳密にはそれだけではないのだが。)

注釈4「東西線」

今回はJR東西線である。京橋〜尼崎を結ぶ。ほとんどが地下であり、路線自体の所有者は第3セクターの関西高速鉄道が所有している。勿論この路線だけ運行する列車はなくそれぞれ別路線へと乗り入れている。大阪の街をまっすぐ横切っている路線。

注釈5「福知山線」

JR宝塚線の愛称がある、尼崎〜福知山を結ぶ路線。篠山口までは関西近郊と言うことで、列車も多く複線化されている。この二つの区間では路線の雰囲気がまるで違う。2005年に起こった脱線事故が起こったとき、私は地元で仕事中でした。テレビで中継される惨状をただただ呆然と見つめていました。このような事故が二度と起こらないよう、切に願います。

注釈6「播但線」

和田山〜姫路を結ぶ地方交通線。山陰本線と山陽本線を結ぶ路線の一つ。途中の寺前〜姫路間は電化されている。写真に写っている車両は銀の馬車道のラッピングがされている車両です。

注釈7「予讃線」

高松〜宇和島までの四国の北部海岸線沿いを走る路線。高松〜伊予市間は電化されている。瀬戸大橋線と繋がっているので、一部は複線化もされRJ四国の重要路線にもなっている。高松・今治・松山などの主要都市や、石鎚山のような観光名所も結んでいる。この路線で特にお勧めなのが、「下灘駅」夕日の一番美しい駅として、色々な所にたびたび紹介されている。鉄オタとしては一度は訪ねたい所の一つ。

注釈8「しまなみ海道」

正式名称は西瀬戸自動車道と言う。3つある本州四国連絡道の一つ。11の橋で尾道と今治を結んでいる。高速道路の架橋に併設して歩行者・自転車・原付の専用道路も併設しており、歩いて瀬戸内海を横断する事も可能。サイクリングを楽しむ方には有名なルート。

注釈9「快速マリンビュー」

呉線の観光キャンペーンとして3月〜8月の間の土日を中心に走らせている臨時列車。呉線の海岸が見えるように座席の配置や窓にちょっとした工夫がされている。

注釈10「呉線」

三原〜海田市を結んでいる路線。全線電化で単線区間だが、広島に近い、広駅までは、列車の本数も多い。路線名もわかるように路線の途中に呉がある。山陽本線が内陸部を走り、呉線が沿岸部を走る。三原から乗るとしばらく瀬戸内海の沿岸を車窓から見ることが出来る。2011年秋に放送される「たまゆら」の舞台の竹原もこの呉線沿いである。尾道と同じように観光都市であると同時に聖地になるのだろうか。

注釈11「錦川鉄道」

旧岩日線を引き継いだ、第3セクター鉄道。川西〜錦町の錦川清流線と、錦町から先の雙津峡温泉までの観光列車「とことこトレイン」を運行している。4つの気動車にはそれぞれのカラーに愛称をつけて運行している。私が乗ったときは二つの列車だけ運行していた。
それぞれの列車にアテンダント(車掌ではない)が乗車して、沿線沿いの観光名所を案内してくれる。

注釈12「錦帯橋」

岩国市にある日本3大奇橋の一つ。橋台は石垣で作り、橋自体は木製のアーチ橋。岩国城と城下町をつなぐ為に錦川に架けられた。橋を渡るには有料で、橋の入り口で入橋料を払う他、岩国駅前では、往復バス代・入橋料・往復ロープウェイ代・岩国城入場料がセットになった切符も販売している。
当然岩国市の観光名所。観光客も多く回りはお土産屋さんでいっぱい。

注釈13「厳島神社」

全国にある厳島神社の総本社とされる神社。海の上に立つ大鳥居が有名。世界遺産であり日本三景の一つ。また神社内の能舞台も日本三舞台に上げられる。元々島そのものを神として信仰されていたので、島に立ち入ること自体が恐れ多い。だから海の上に社殿を建てている。鳥居が海上にあるのも海から参拝するため。歴史は本当に古く、推古天皇の時代に建てられ平家の時代に平家の氏神として崇敬を受ける。現在の社殿は平清盛によって造営された。
現在は、船で島に渡り島の中を歩いて神社まで参拝する。

注釈14「広島電鉄」

通称広電。広島市内の市電及び宮島までの路線を運行する鉄道会社。広島市内を細かく走っているので、途中の指定駅では乗り換えも可能(ただし軌道線のみ。)。昔広島を訪ねてこの広電に乗ったときは、車内に車掌がいて乗換券を渡していたり、運賃の精算をしていたりした。今回乗ったときには見かけなかった。


今回の旅行記の表現は一部字体が相違しますが、PCでの変換が不可能なのでお許しください。また、豆知識はウィキをベースに独自の解釈も含んでいます。正確な情報は各自ウィキたりググッてください。多分正しいはずだから。