Hemmi 兵学校計算尺

(画像提供:久保田 幸夫氏)
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Note




裏尺


スケール詳細

表左

表右

裏尺左

裏尺右
Note

この尺は戦時中兵学校で使用されていたそうです。表のA尺は左半分だけで、右半分は L尺が折り返して実装されています。

また裏面の三角関数は Sin, Tan それぞれ2本ありますが、ここにも面白い工夫が有ります。SI2 尺は Sin の6°以下を、TI2 は Tan の6°以下を担当しますが、TI2 尺では2°までしか無く、それより 右側は 70 - 45°の目盛りとなっています。

せまいところに出来るだけたくさんの尺を詰め込んだと言うことで、「経済尺」ですね。なお初期の 2664 はこの尺と全く同じスケール配列です。

三角関数目盛りの詳細はこちら

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