Aristo 915 Elektro

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滑尺裏


表左

表右

裏左

裏右

滑尺裏左

滑尺裏右


Note

この Aristo の電気尺はオールプラスティックですから、比較的後期の尺といえます。それにもかかわらず 電気尺が使われていた、と云うのは興味深いですね。

デザイン的には Dynamo/Motor, Volt 尺を表の下側に持って来て固定尺が上下で非対称になっています。

この尺では Sin は C/D 尺と連携していて、角度が 10進法で、しかも ST 尺が付いています。ST 尺の右側の 「注釈」には "arc" と書いてあり、これはラディアン角との変換に使えることを示しています。このへんからもこ の尺は新しい世代の尺といえます。

この尺の裏側にはゴム製の「足」が付いています。裏側のスキャンで上側に見えますが、表(おもて)面を 上にするとこの足は下側に来ます。手前が浮き上がった形になるわけです。これは多分尺をひっくり返す時に 手でつかみやすくする為に考えられたんだろうと思います。

この尺には5吋の弟尺 Aristo-815 がありますが、815 の方には LL2, LL3 スケールが 有りません。

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