裏
滑尺裏
表左 |
表右 |
裏左 |
裏右 |
滑尺裏左 |
滑尺裏右 |
この Aristo の電気尺はオールプラスティックですから、比較的後期の尺といえます。それにもかかわらず
電気尺が使われていた、と云うのは興味深いですね。
デザイン的には Dynamo/Motor, Volt 尺を表の下側に持って来て固定尺が上下で非対称になっています。 この尺では Sin は C/D 尺と連携していて、角度が 10進法で、しかも ST 尺が付いています。ST 尺の右側の 「注釈」には "arc" と書いてあり、これはラディアン角との変換に使えることを示しています。このへんからもこ の尺は新しい世代の尺といえます。 この尺の裏側にはゴム製の「足」が付いています。裏側のスキャンで上側に見えますが、表(おもて)面を 上にするとこの足は下側に来ます。手前が浮き上がった形になるわけです。これは多分尺をひっくり返す時に 手でつかみやすくする為に考えられたんだろうと思います。 この尺には5吋の弟尺 Aristo-815 がありますが、815 の方には LL2, LL3 スケールが 有りません。 |