この種の円盤計算尺は、円盤は一枚で、カーソルが2枚ついています。円盤に近い方を L (lower)、上のカーソルを U (upper) と呼びます。 普通の計算尺でも幾通りかの解法があるように、この尺でも例えば掛け算でも幾通りか有りますが、ここではその中の一つ、Pickett 社の説明書の最初の例を紹介します。
例えば 14 x 23 を計算したいとき、まず最初に U カーソルを原点 (10) に固定して L カーソル(少し長い)を 14 へ合わせます。(Figure 1) |
|
Figure 1 |
Figure 2 |