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Pickett 101C 円盤計算器の使い方
この種の円盤計算尺は、円盤は一枚で、カーソルが2枚ついています。円盤に近い方を L (lower)、上のカーソルを U (upper) と呼びます。

普通の計算尺でも幾通りかの解法があるように、この尺でも例えば掛け算でも幾通りか有りますが、ここではその中の一つ、Pickett 社の説明書の最初の例を紹介します。

例えば 14 x 23 を計算したいとき、まず最初に U カーソルを原点 (10) に固定して L カーソル(少し長い)を 14 へ合わせます。(Figure 1)
この状態で二つのカーソルは角度を保ったまま回転できますので、次に U カーソルが 23 を指す所まで L カーソルを移動します。答えは L カーソルに得られます。(Figure 2)


Figure 1

Figure 2