2. 簡単な履歴
平成6年3月 私立久留米大学附設高校 卒業
平成7年4月 東北大学理学部地学系 入学
平成11年3月 東北大学理学部地圏環境科学科地理学教室 卒業
平成11年4月 東北大学理学研究科地学専攻地理学教室博士前期課程 入学
平成13年3月 東北大学理学研究科地学専攻地理学教室博士前期課程 修了
平成13年4月 東北大学理学研究科地学専攻地理学教室博士後期課程 入学
平成18年3月 東北大学理学研究科地学専攻地理学教室博士後期課程 卒業見込
3.. これまでの研究業績
1) 卒論タイトル
谷頭における降雨後のパイプ流出量変化
−高舘丘陵における10分間隔での流出量の観測―
修論タイトル
地形・土層条件を異にする第三紀層丘陵地谷頭部での降雨-流出反応の比較
2) 論文リスト
2-1)査読つき論文(自分の名前が最初の分):
現在のところ古田の名前が最初に載っている査読つき論文は残念ながらありません。
2-2) 査読つき論文(共著)
1) 田村俊和(立正大学教授),
加藤仁美(名古屋地方土木事務所所員),
松林 武(東北大学・院),古田智弘(東北大学・院),
Debasree Chatterjee(元・東北大学・院), 李 穎(北京大学遥感与地理信息系統研究所研究員): 降雨増大にともなうパイプ流出量・湧出位置の段階的変化と崩壊発生:仙台付近の丘陵地での観測・観察から.
2002年10月, 地形,
23, 675-694.
(1) 古田智弘(東北大学・院), 田村俊和(立正大学教授), 宮城豊彦(東北学院大学教授), 森脇 寛(防災科学技術研究所総合防災研究部門主席研究員), 八反地 剛(筑波大学・院): 斜面における土層別浸透-貯留-流出状況と降雨強度との関係―降雨装置下での実験―. 2002年3月, 東北地域災害科学研究, 38,
93-98.
(2) 古田智弘(東北大学・院), 田村俊和(立正大学教授), 森脇 寛(防災科学技術研究所総合防災研究部門主席研究員): 斜面での降雨-流出過程と土層の透水性との関係―降雨装置下での実験と自然斜面での観測―. 2003年3月, 東北地域災害科学研究, 39, 201-206.
(3) 古田智弘(東北大学・院): 丘陵地の森林と土層における水の貯留機能. ブナの森, 9,
3)口頭発表リスト
(1) T.TAMURA,H.KATO, T.FURUTA,T.MATSUBAYASHI,D.CHATTERJEE and Y.LI(2001): Occerence of Rain-induced Regolith Slides on Segmented Hillslopes. 第5回国際地形学会議(中央大学理工学部)にてポスター発表, 2001年8月, 地形, 22-4, C-237.
(2) 古田智弘: 降雨終了後の水路頭におけるパイプ流出減少過程の比較. 東北地理学会春季大会(仙台市戦災復興記念館で開催)にて口頭発表, 1999年5月, 季刊地理学, 51, 257.
(3) 田村俊和,加藤仁美,松林 武,古田智弘,Debasree Chatterjee,李 穎: 降雨増大にともなうパイプ流出量・湧出位置の段階的変化と崩壊発生−仙台付近の丘陵地での観測・観察から−. 日本地形学連合 2000年秋季大会 シンポジウム「山地斜面におけるパイプ流の実態と斜面崩壊,地形変化に及ぼす影響」(中央大学で開催)において発表, 2000年9月.
(4) 古田智弘: 土壌厚を異にする2つの丘陵地谷頭部における降雨ー流出反応の比較. 東北地理学会春季大会(仙台市戦災復興記念館で開催)にて口頭発表, 2001年5月, 季刊地理学, 53, 201.
(5) 古田智弘: 新第三紀層丘陵地谷頭部における地表流・パイプ流出のピーク開始時刻について. 平成12年度砂防学会ワークショップ「崩壊発生の予知・予測手法の開発に関する研究」(静岡県静岡市で開催)にて発表, 2001年3月, 砂防学会誌, 54-4, 112.
(6) 古田智弘, 田村俊和, 宮城豊彦, 森脇 寛, 八反地 剛: 斜面における土層ごとの浸透−流出に関する屋内実験. 東北地理学会秋季大会(岩手県立大学で開催)にて口頭発表, 2001年10月, 季刊地理学, 54-1, 51.
(7) 古田智弘, 加藤仁美, 田村俊和: 異なる降水強度に対する土層の浸透―流出反応―丘陵斜面での観測と降雨装置下の実験―. 日本地形学連合春季大会(法政大学市ヶ谷キャンパスで開催)にてポスター発表, 2002年3月, 地形, 23, 462.
(8) 古田智弘: 丘陵地谷頭部での土層ごとの降雨―流出反応―降雨直前の基底流出が異なる状況での比較―. 東北地理学会春季大会(仙台市戦災復興記念館で開催)にて口頭発表, 2002年5月, 季刊地理学, 54-3, 182-183.
(9) 小岩直人, 古田智弘, 田村俊和: 北上山地北縁地域における表層崩壊の発生位置―1999年10月豪雨の事例―. 東北地理学会2002年秋季大会(弘前大学で開催)にて口頭発表, 2002年10月, 季刊地理学, 55-1, 52.
(10) 古田智弘: 土壌硬度と微地形の異なる実験斜面での流出機構と崩壊. 地すべり学会シンポジウム「これからのランドスライド研究にむけて」(千葉大学で開催)にてポスター発表, 2002年12月
(11) 古田智弘, 藤本将光, 田村俊和: 谷頭部での流出発生位置および流出量―転倒ます式量水計を用いた観測―. 東北地理学会2003年春季大会(仙台市戦災復興記念館で開催)にて口頭発表, 2003年5月, 「季刊地理学」55-3, 193-194.
(12) 藤本将光, 古田智弘: 丘陵地内小集水域における流出水の水質変化とその地形的要因についての検討. 東北地理学会2003年春季大会(仙台市戦災復興記念館で開催)にて口頭発表, 2003年5月, 「季刊地理学」55-3, 194-195.
(13) 古田智弘, 藤本将光, 田村俊和: 丘陵地谷頭部での土層別流出にみられる先行降雨の影響. 日本地形学連合2003年春季大会(大阪大学で開催)にてポスター発表, 2003年5月, 地形, 24-3, 321.
(14) 古田智弘, 田村俊和, 森脇 寛, 後藤光亀: 降雨装置下に設置した土層構造を持つ斜面での浸透・流出および土壌物質移動. 日本地理学会2004年春季大会(東京経済大学で開催)にて口頭発表, 2004年3月, 日本地理学会発表要旨集, 65, 120.
(15) 古田智弘, 田村俊和, 森脇 寛, 後藤光亀: 降雨-浸透-流出過程に及ぼす腐植土層の効果. 平成16年度砂防学会研究発表会(宮崎大学)にてポスター発表, 2004年5月.
(16) Tomohiro Furuta: THE
INFILTRATION-RUNOFF PROCESSES IN SLOPING SOIL LAYERS: APPLICATION OF TANK-MODEL
TO A SMALL CATCHMENT. 2004年 “Environmental Hazards and Geomorphology in
Monsoon Asia: Progress in Process Study and GIS Mapping”(タイのハジャイで開催)にて口頭発表,
2004年12月.
(17) 古田智弘, 後藤光亀:谷頭部における降雨-浸透-流出過程へのタンクモデルの適用−土層別流出と圧力水頭を用いたモデルの検証−. 2005年3月, 土木学会東北支部にて発表予定.
4)その他(報告書など)
田村俊和, 宮城豊彦, 古田智弘, 森脇 寛, 八反地 剛(2002): 森林土壌模型斜面の作成とこれを用いた大規模浸透・流出実験
古田智弘, 田村俊和, 森脇 寛(2003):斜面での降雨・浸透・流出における土層貯留能評価に関する基礎実験