炎井温泉(中国広西壮族自治区桂林市全州県)

この日、一番深いところで水深は2m以上ありました。平均水深は1m程度です。
かなり背の高い方でも立って風呂に入っても泳がない限り頭まで水につかってしまいます。
もし日本でこんな深さの温泉があったら安全管理が大変でしょう。
温泉は水はきれい、わずかに硫黄の匂いがします。岩風呂で天然さがかもし出されています。
この露天風呂の浴槽はかなり広く、おそらく10m×20m程度の広さだったと思います。
また、男女混浴で水着を着て入ります。水着やタオルは売り切れに備え持参した方が
無難ですが、プール脇の店で10元程度で売ってあります。
この広くてきれいな天然の露天風呂、入浴料は5元(2002年2月11日現在、日本円で約80円)と、
なかなかリーゾナブルな価格です(中国では200ml程度のお茶が1パック1元程度ですので、
地元の方にとって必ずしも安いとは言えません)。
でも、これまで私が日本で体験したどの温泉よりもすばらしかったです。
毎日地元の方ががんばって夜遅くに掃除していらっしゃいますので、清潔です。
その清潔さを保つため、風呂の中で髪を石鹸で洗ったり、洗濯をしたりするのは禁止で、
違反者には30元の罰金があります。

ただ、この露天風呂、2002年夏にはなくなってしまうかもしれません。近くで建物が建設中で、完
成後は下の写真のようなプールタイプの温泉になってしまう可能性があります。中国では下のよう
な温泉もまだめずらしいようです。

左写真:利用した温泉のすぐとなりにある新型の浴槽(まだ使用されていない模様)
右写真:全州発大西江行き乗合自動車


<ご注意>
 桂林は主に石灰岩からなる山が多数残っており、洞窟も多くて中国の主要な観光地に
なっていますが、この温泉にたどり着くのは容易ではありません。桂林空港からもしバイクや自家
用車で行くとすれば炎井温泉まで5〜6時間程度で着くでしょう。しかし、現状では温泉の近くの道
が険しいがけでガードレールもないため、事故の危険性については覚悟が必要です。事故が起こった
ときのことを考えると、安全にこの温泉に到着するには桂林市の方言が分かる方の同行が不可欠です。
 また、炎井温泉までの道路状況を熟知した方が同行できない場合は、なるべく公共の交通機関を
利用されることをお勧めします。
ただし、桂林空港から直接タクシーを使うのは無謀です。(桂林空港-
桂林市街ですでに100元位かかるそうです。炎井温泉まで何万元とられるでしょうか?そこで…)

※おすすめできるアクセス手段
<日本や中国各地からの飛行機を利用したアクセス(おおまかですが)>
 まず、桂林空港を目指します。桂林空港には、福岡から週2便直行便が出ています。
香港・マカオからの便もあります。そのほか、国内線は多数発着しております。

 桂林空港ー(バス)ー桂林市街(料金約20元、所要45分くらい)

 桂林市街ー(バス)ー全州バスタ−ミナル(料金?です。20〜30元くらいでしょうか)
非常に多くのバスが走っています。直行便のみ予約が必要です。その他の便は
予約不要ですが、途中で多く停車します。満席になるまでお客を集めることが
多いようです。利用者も多いです。したがって、通常の中国語がわかるとここまでの旅は
大きな問題はありません(ただし、忘れ物・スリには注意) 所要2時間〜3時間。

 全州バスターミナルー(徒歩5分・駅のほうに向かって歩きます)ー全州(いわゆる乗合自動車乗り場)
 全州(乗合自動車乗り場)ー(乗合自動車)ー大西江鎮 
7人乗りくらいのバンがバスとして活躍しています(上の写真参照)。料金はどこにも表示されていま
せん。示談になります。桂林市の言葉がわかる方に相談してもらいました。地元の方は日本の自動
車学校の送迎バスのような感覚で、気軽に使っています。所要時間1〜2時間。

 大西江鎮ー(さまざまな自動車)ー炎井温泉 
この区間は大変道が険しいですので、通常の町を走っている三輪車でのアクセスは困難です。運転手
の方と桂林市の言葉で交渉の上、自家用車や軽トラック、あるいはトラクタータイプの乗り物に乗りましょう。
下記の写真の車に帰りに乗せてもらいました。地元の方方は本当に運転になれていらっしゃって、頭が
下がる思いです。所要時間は1〜2時間です(途中で観光する場合に時間がややかかります)。
下の写真のお寺はこの区間の途中のちょっとした観光スポットです。
                    
                          途中の「ちんどんす(?)」にて

<中国各地から鉄道を利用する場合>
 鉄道の駅は、全州駅が最寄駅です。(良く調べていないのですが、長距離夜行列車を利用する場合、
深夜の停車になることも多そうです。寝過ごさないように気をつけましょう)全州駅からバスターミナルまで
若干距離があります。うまくいくと全州駅の近くの踏切付近で大西江鎮行きの乗合バスに乗れる可能性
がありますが、乗合バスが満員の可能性が高く、どうしても乗りたい場合は地元の言葉で運転手に交渉
する必要が出るでしょう。通常は全州の大西江鎮行きの乗合自動車ターミナル(バスターミナルから数百
mはなれています)まで歩くか三輪車を利用するのが無難です。乗合自動車に乗った後のアクセスは上
の場合と同様です。

中国の交通事情は柔軟性に富みますので(お客をたくさん集めて効率的に運ぶ方式)、所要時間ははっ
きりしませんが、よほどの悪天候でない限り桂林市街を朝9時頃バスで出発すると夕方には炎井温泉に
着くと思われます。さあ、がんばって行ってみましょう(おっと中国語を勉強するのをなるべくお忘れなく)

中国の旅