はばたき山

遊園地

  入るぞ。
ジェットコースター
観覧車
メリーゴーランド
どれに乗るんだ?

「ジェットコースター!!」
……わかった。
乗るか。

「観覧車に乗りたいな」
ああ、そうだな。
のんびり廻ってるね……。
ああ、いいな。

「メリーゴーランドでしょう」
………………。
……どうしたの?早く乗ろうよ。
……本気で?

ジェットコースター
お化け屋敷
メリーゴーランド
どれにするんだ?

「ジェットコースターだよね」
そうか、わかった。
じゃ、乗るか。

「お化け屋敷ってのは」
それがいいのか?
入るぞ。

「メリーゴーランド
………………。
……ふぅ。

バンジージャンプ
お化け屋敷
メリーゴーランド
どれにする?

「バンジージャンプだね」
そうか、わかった。
高いな。
……うん。
じゃ、行くぞ。

「お化け屋敷しかないでしょ」
わかった……。
ほら、入るぞ。

「メリーゴーランドに乗ろ〜」
……あれか?
……乗るのか、やっぱり。

ジェットコースター
1回目
ジェットコースター……面白かったか?
「スピード感が、もう最高!」(良い感じ)
好きなのか?子供の頃は好きだったけどな、俺も。
「怖くてずっと目をつぶってた……」(まあまあ)
苦手なら無理すんな、俺もたいして好きじゃないから。こういうの。
「こんなの子供だましだよね」(印象悪い)
それでいいんだろ?遊園地だぞ、ここ。
ジェットコースター
2回目
子供の頃は、繰り返し、何度も乗ったな……。
「わたしも!……でも今はさすがにね」(良い感じ)
ああ。子供の頃って、なんにでもすぐ夢中になれたな。
「元気な子だったんだね」(まあまあ)
まあ、人並みに……な。
「じゃ、今日は限界に挑戦しよう!」(印象悪い)
……昔の話だ。
ジェットコースター
3回目
おまえ、前髪、逆立ってるぞ……。
「スピード感を表現してみました」(良い感じ)
……。他の乗り物だとどうなるんだ?……試してみるか……。
「気にしない、気にしない!」(まあまあ)
……そうか。なら、べつにいいけど。
「1時間もかけてセットしたのに」(印象悪い)
……遊園地に来るのに?変わってるな、おまえ。
「1時間もかけてセットしたのに」(特別会話)
遊園地に来るのに?……どうしてだ?
だって、それはデートだもん。
……そうか。
……おかしいかな?
いや……いいんじゃないか……。
(……葉月くん?)
観覧車
1回目
おまえ、観覧車の中で、ずいぶんおとなしかったけど……。
「なんかすごく眠かったよ」(バッチリ)
あ、俺も。半分寝てた……。今度、中で寝てみるか。
……係りの奴、困るだろうな。
「いい眺めだったね」(まあまあ)
そうだったのか……俺、半分寝てた……。
「葉月くんの顔を見ていたから……」(印象悪い)
……なんかついてるか?
観覧車
2回目
観覧車って、遊園地の中でも特別な場所って感じがする……。
「落ち着いてるよね」(良い感じ)
ああ、急かされなくていい。もう1回乗るか。
「ロマンチックな気分になるよね」(まあまあ)
……そうなのか?そういえば、カップルが多いみたいだな。
「退屈しちゃうよね」(印象悪い)
俺には向いてるみたいだ、こういうの。
観覧車
3回目
たまにはいいな……観覧車。
「テッペンに近づくとき、ワクワクするよね」(良い感じ)
……子供みたいな奴だな。でも、わかる気はする。
「うん、また乗りに来たいな」(まあまあ)
近いからな、いつでも来られるだろ?
「永遠に葉月くんと乗ってたかったな」(印象悪い)
……遭難しないうちに降りさせてもらう。
「永遠に葉月くんと乗ってたかったな」(特別会話)
……永遠に?
うん。
閉じ込められたまま?
そう。そして、
しっかり抱き合うふたりのミイラがいつの日か発見されるの

……ロマンチックなのか?それが……。
……でも、なんかいいかもな。そんなのも。

(……葉月くん。)
メリーゴーランド
1回目
……メリーゴーランド……。
「ちょっと恥ずかしかったね」(まあまあ)
……わかってもらえれば、いい。
「カボチャの馬車に乗りたかったな」(印象悪い)
……聞こえない。
「メルヘンチックでステキ」(印象最悪)
………………。
メリーゴーランド
2回目
もういい、なんか、酔った気がする……。
「大丈夫?少し休もうか?」(まあまあ)
……そうする。
「じゃあ、次は内側に乗ったほうがいいよ」(印象悪い)
……悪気はないんだな……。
「このロマンチックな雰囲気に?」(印象最悪)
……帰るか。
メリーゴーランド
3回目
あの白い馬に乗るのだけはイヤだ……。
「ホントの白馬だったらいいのにね」(まあまあ)
ああ……いや、それもちょっとイヤだ。
「どれでも同じだよ」(印象悪い)
……違う。絶対違う。
「葉月くんなら絵になるのに」(印象最悪)
ならなくていい。
「葉月くんなら絵になるのに」(特別会話)
……なに考えてるんだ、おまえ。
なんにも!乗ってほしいんだけどなぁ……。
………………。
お願い、ちょっとだけ!
ハァ……人が来たらすぐ教えろよ。
(……葉月くん。)
お化け屋敷
1回目
……ちょっと、ナメてたかも知れない。俺……。
「わたしすっごく怖かった」(良い感じ)
だろうな……よくできすぎてた。お化け。
「葉月くんがいたから怖くなかったよ」(まあまあ)
ひとりで入るよりはマシだったかもな。
「なんか子供だましみたいな仕掛けだったね」(印象悪い)
だまされた……俺……。
お化け屋敷
2回目
なんか、おまえに似たヤツ、いっぱいいたな。
「エヘ、実は仲間でぇす!」(良い感じ)
愉快な仲間達、ってとこだな。
「もう!どういう意味よ!」(まあまあ)
そういう意味。今の顔。
「そう……最近、顔色よくなくて……」(印象悪い)
……気にするな、単なる冗談だ。あんまり面白くなかったな……。
お化け屋敷
3回目
リアルだったな……実物見たことないけど。
「驚かすタイミングが絶妙だよね」(良い感じ)
おまえ、見事にハマってたな。笑えた。
「怖くて目、つぶってたから……」(まあまあ)
……意味ないだろ。
「幽霊になったら会いに行くね」(印象悪い)
……怨みでもあるのか?俺に。
「幽霊になったら会いに行くね」(特別会話)
……?
えーと……もし死んでも、
幽霊になって葉月くんに会いに行こうかなって。
……死ぬとか、言うな。冗談でも……。
ゴメン……。
……悪い。ムキになるような話じゃない。
……怖くなったんだ。おまえが居なくなること考えたら。

(……葉月くん。)
バンジージャンプ
1回目
おまえ、よく飛んだな。……面白かったか?
「あっという間だからよくわからなかったよ」(良い感じ)
ああ、実際に飛んでみると、一瞬だった。もう一度、飛ぶか?
「最高にスリリングだよね」(まあまあ)
……そうか?もう一度、飛んでみるか……。
「どこが面白いのか理解できないよ」(印象悪い)
……他、行くか。
バンジージャンプ
2回目
今度、どこか橋の上から飛んでみるか……。
「うん、もっとスリルあるかもね」(良い感じ)
ああ、川の水が迫ってくる感じ、面白そうだ。
「早まっちゃダメ!!」(まあまあ)
……何の話だ?
「……わたしは見てるだけでいいや」(印象悪い)
……べつに、誘ってない。
バンジージャンプ
3回目
けっこう面白いな、バンジー。
「すっかりクセになっちゃったね」(良い感じ)
ああ。そんな感じだな。
「葉月くん、アクションスターみたい」(まあまあ)
それほどたいしたことじゃないだろ?
「……本当は、ヤセガマンしてる?」(印象悪い)
俺が?……何のために?
「……本当は、ヤセガマンしてる?」(特別会話)
……少し、な。
”少し”、ね。
……。……もう、行くぞ。
(……葉月くん。)
ナイトパレード ナイトパレード、観ていくか?
 「うん、観たい!!」 そうか、楽しみだな。
 「ごめん、今日は…」 ああ……そうか。
ナイトパレード
1回目
……いいな、パレード。
「見ていると時間を忘れるよね」(バッチリ)
光の洪水だな……
俺たちのまわりだけ、時間が止まってるみたいだ……。
「まるでおとぎ話の世界にいるみたい」(良い感じ)
はいはい。……でも、少しわかるな、それ。
「あ、あんな所につぎはぎのアトが……」(印象悪い)
小姑みたいな奴だな……。
ナイトパレード
2回目
混んでるな……早めに来て正解だった……。
「うん、待ってる間も楽しかった」(バッチリ)
良かったな。おまえが盛り上がってるから、俺も、退屈しなかった。
「いい場所だから、よく見えるね」(まあまあ)
ああ、待ったかいがあった。
「退屈だったけど……」(印象悪い)
……”よく見えるところ”って言い出したの、おまえだろ?
ナイトパレード
3回目
ピエロがいるな……。ちょっと苦手だ、俺。
「哀愁を感じちゃうからかな」(良い感じ)
ああ……ときどき見てるのがつらくなる。どうしてだろうな。
「あのメイク、独特だもんね」(まあまあ)
近くで見ると、けっこうシュールだからな。
「自分のこと見てるみたいで?」(印象悪い)
………………。
「自分のこと見てるみたいで?」(特別会話)
……そうだな。
ゴメン……冗談だよ?
ああ……。
小さいころ、ひとりで家にいるのが嫌いだったんだ……。

……?
……このまま、誰も帰ってこないんじゃないかって、
そんなこと、考えるから……。
でも、親の困った顔を見るのはもっと嫌で……
いつも平気な顔してた。
気が付いたら、どうやって笑えばいいのか、わからなくなってた。

葉月くん……。
……悪い。いきなりヘンな話……。忘れてくれ。
(……葉月くん。)

動物園

通常 さっそく入るか。
通常
ライオンの赤ちゃん
「ライオンの赤ちゃんを見ようと誘う」
ああ、俺も見たいと思ってた。
じゃあ、見にいこう!

「誘わない」
入るか。

1回目 あのトラ……睨んでるな、俺たちを。
「私たちの仲をうらやましがっているんだよ」(良い感じ)
ああ、檻の中で、退屈してるのかもな……。
「気にしすぎじゃないかな」(まあまあ)
……ああ、そうかもな。
「じゃあ、こっちも見つめ返そうよ」(印象悪い)
放っといてやれよ。
2回目 あの檻……みんな寝てるな……。
「うん、寝顔、かわいいよね」(バッチリ)
ああ、俺、好きだ。こういうの。
「一緒に寝たくなっちゃうね」(まあまあ)
ああ、動物の体温、あったかいからな……。
「……つまんないね」(印象悪い)
そうか?俺、けっこう楽しい……。
3回目 動物にたとえるとしたら、おまえは、猫……かな。
「ニャー!!」(バッチリ)
ハハ……なんだよ、それ?
「学校の裏庭にいるからエサ頂戴ね」(まあまあ)
ああ、おとなしくしてたらな。
「じゃあ葉月くんは迷子の仔猫」(印象悪い)
……言うと思った。
「じゃあ葉月くんは迷子の仔猫」(特別会話)
……迷子?
うん……
気のせいかもしれないけど、ときどき、寂しそうな目してる。
……気のせいだろ。
そうかな。
……今も、そんな顔してるか?
ううん。
だろ?考えすぎだ、おまえ。
(……葉月くん?)
ライオンの赤ちゃん いたぞ。ライオンの赤ん坊。
「カワイイ!家に連れて帰る!」(バッチリ)
あ、俺もそれ、考えた。
体育館裏のネコの一家に会わせたら、おどろくだろうな。
「お母さんライオンがやさしい顔してるね」(良い感じ)
ああ……檻の中で、危険なんかあるわけなくても、
それでもこいつらを見守ってるんだな。
「葉月くんと似てるよ」(印象悪い)
見世物ってところか?悪い……つまらない冗談だ。

はばたき山 紅葉

  キレイに染まってるな。ほら、行くぞ。
1回目 すっかり紅葉したな……。
「木々が色取りどりできれいね」(バッチリ)
散っていくのが惜しいな……
最後の一枚が散るまで、こうして見てたくなる。
「紅葉って儚いけど、なんか安らぐね」(まあまあ)
ああ、落ち葉が散っていくの見てると……眠くなる。
「落ち葉で焼き芋したらおいしそうだね」(印象悪い)
……火事起こすなよ。
2回目 鮮やかだな、山の色……。
「四季を感じられるのっていいね」(良い感じ)
だな……。ときどきこういうところに来ないと、忘れそうになる。
「一句、浮かんできそうだね」(まあまあ)
無理すんな。
「紅葉の赤ってなんか興奮するね……」(印象悪い)
……牛みたいなヤツだな、おまえ……。
3回目 モミジ……赤ん坊の手みたいだな。
「ちっちゃくてかわいいよね」(良い感じ)
ああ、色もきれいだ。自然の造形って、よく見るとすごいな。
「どっちかって言うとカエルの手みたい」(まあまあ)
……なるほど、たしかにそうかもな。
「あ、わたしも赤ちゃん大好き!」(印象悪い)
……?そうか。
「あ、わたしも赤ちゃん大好き!」(特別会話)
……モミジの話だろ?
あ、そうか……。
……知ってるか?おまえ、ときどき赤ん坊みたいな顔する。
わたしが?
それ。ちょっと困ったような顔、赤ん坊そっくりだ。
そうかなぁ、まぁ、いいや。赤ちゃんの顔ってカワイイし。
ああ、そうだな、俺も大好きだ……あっ。
………………。
……行くか。
……うん。

はばたき山 スキー

  真っ白……だな。滑るぞ。
1回目 おまえ、滑れるのか?
「スキーならまかせて!」(バッチリ)
おまえ、きれいなシュプール描くな。
 ↑運動パラメータ60以上の場合

「スキーならまかせて!」(印象悪い)
……派手に転ぶな……マンガみたいな奴だ。
 ↑運動パラメータ59以下の場合
「まあまあかな」(まあまあ)
じゃ、ついて来れるな。行くぞ、○○。
「ごめんなさい、全然ダメなの」(印象悪い)
……じゃあここで、麓で待ってる。
2回目 もう少し上のゲレンデ、行ってみないか?
「そうだね、チャレンジしてみようかな」(良い感じ)
……ゆっくり降りてやる。俺の滑ったとおり、後からついて来い。
「うん……もう少しここで滑ってからね」(まあまあ)
自信ないならやめとけ、俺、ひとりで滑ってくる。
「ひとりで行ってきてよ」(印象悪い)
そうする。
3回目 コース、外れるなよ。危ないぞ。
「だって、板が勝手に……」(良い感じ)
……。じゃあ、板はずせ。一緒に歩いてやるから。
「だって、コースは人が多いんだもん」(まあまあ)
シーズンだからな……。がまんしろ。
「たいへん!遭難しちゃうね!!」(印象悪い)
……おまえ、本当にしそうだからな……。
「たいへん!遭難しちゃうね!!」(特別会話)
そうなんだ。
……葉月くん?
………………。
……行くぞ。

(……シャレ?まさかね……。)