買い物出歩きイベント

1人で外出した帰りに出会った時の会話
ギターの練習
(ハリー&佐伯)
(あれ?あそこにいるのって……。)
佐伯くん!ハリー!
○○。
ゲッ……
ゲッ、ってなによ……
ふたり揃って、どこ行くの?あ、ギター?
それがさ……
あ、言うなって――
生意気にスタジオでドラムと合わせてみたいっていうからさ。
うちのドラムス貸してやろうと思って。

わぁ、だんだん本格的になってきたね!
それが全然。
こいつ覚えは悪かねぇんだけど、どうにもリズム感が……。

無いよ。……悪かったな。
そっか……。
佐伯くんて何でも上手なのに、こういうの、珍しいね?
いい加減あきらめるか?
わざわざ苦手なことやんなくてもいいだろ?

嫌だ。好きなことと得意なことって違う。
……だってさ。
うん。
しょうがねぇ。
じゃあ、ハリー先生がそろそろ本気で教えてやるか!

ちょっと待て。……針谷、おまえ今まで――
今日からビシビシいくからな!行くぞ!
あのヤロー……。
ふふ、でも、ハリー、いい友達だね?
まあな……じゃあ、行ってくる。
うん!がんばって!
ほら、早く来いよ!つーか、いい加減ハリーって呼べ!
絶対ヤダ。
(佐伯くん、友達が出来て良かったね。)
カラオケ
(ハリー&志波)
……○○。
よう、○○。
あれ、志波くんとハリー。ふたりともどうしたの?
…………。
これから、カラオケBOX行くんだよ。
……だから、行かないって。
だから、なんでだって!理由を言え、理由を。
トレーニング。走らないと体がなまる。
うっ!それを言われると……。
じゃ……。
あ、ちょっと待った。
……なんだ?
オレも付き合ってやろう。
……なにに。
おまえのトレーニング。オレのボイトレの一環だ!
よーし、そうと決まったら準備してくる!
志波!おまえん家、迎えに行くから準備して待ってろよ!
じゃーな、○○!

行っちゃった……。いいの? 志波くん。
ん?……ああ。あいつとは意外と気が合うから。
そうなの?
……お互い、目指すものがあるからかもな。じゃあな、○○。
(志波くんとハリーか。面白い組み合わせかも。)
1日マネージャー よろしくお願いしまーす!
(ん?いまの声って……)
あ、やっぱりハリー。

オッス。何やってんだ?
ハリーこそ。
見れば分かるだろ。チラシ、配ってんだよ。
へぇ…………ライブ告知?
ああ。なかなか、はけなくてよ……
そうだ!今からオマエを1日マネージャーに任命する!
ありがたく拝命しろ!
ええっ、わたしが?なんで?
なんでもクソもねぇよ。
よぉし、では最初の仕事を与える!このチラシを配れ。
ええーっ、そんなぁ!
ボケッとしてねぇでさっさと配る!よろしくお願いしま〜す!
お、お願いしまぁす……。
声がちっせぇ!もっと腹から声出せ、腹から!お願いしまーす!
お願いしまーす!
(うう……なんでわたしがこんなこと……?)
ネギジュース
(ハリー&西本)
だから、大丈夫だって!だってそんなん……、
ほっとかれへんやん!
(あそこで言い合いしてるのって……ハリーと西本さん?)
どうしたの?こんなところで。

ああ、オマエか……。
○○……!
コイツ、しつっけぇんだよ。なんとか言ってやってくれ。
そんな言い方せんでもええやん!
そういうの、余計なお世話っつーんだ、覚えとけ!
ふたりとも、落ち着いて……。なにがあったの?
……ハリーが最近、のどを痛めてるって聞いたから、
ネギジュース作ってあげてんやんか。

ネ、ネギジュース……?
ネギがのどにはイイってハリーが言うてたから……。
アホか! いっくらのどにイイって言ったって、
あんなマズそうなもん、飲めっかよ!
ほんなら、一口試してそれでもあかんかったら……。
あー、もうやってらんねぇ!あとは任せた!
えっ、ちょっと、ハリー!
んもう!ちょーっとにおうだけやろ〜……。
……わっ! マッズ〜!

(やっぱり……。)
先人の知恵
(ハリー&小野田)
やっぱり畳の掃除には茶ッぱが必要不可欠だよなー。
そうですね。昔の人の知恵というのはすばらしいものですから。
(あれ?ハリーと小野田さんだ。)
どうしたの、ふたりでいるなんて。珍しいよね?
あ、いや、べつに……なんでもねぇよ。なっ、小野田!
ええ、ただちょっと針谷君に相談を……。
あー!オレ、用事あったんだった!じゃ、じゃあな!!
どうしたんだろう、ハリー。あんなに慌てて……。
恥ずかしかったからじゃないでしょうか。
恥ずかしい?
校内に、どうしても取れない汚れがあるって悩んでいたら、
いい掃除用具を紹介してくれて……。
今日はそれの下見をしてたんです。
生徒会の予算で買うことにしました。

そうなんだ。
彼は見かけによらず、きめ細やかな性格をしているようですね。
そういうところを垣間見せてしまったのが恥ずかしかったのでは?

(そんなに、恥ずかしく思うことでもないのになぁ。)
ニガコク
(ハリー&志波)
よし、行くぞ……
来い。
(ん? 今の声は、ハリーと志波くん?)
空中庭園のてっぺんで逆立ち!
うっ……。じゃ……廃墟の中に白い影。
うっわ、キッツ!
ハリー、志波くん。
○○。オッス。
オッス。何してるの? ふたりで。
苦手なものを克服する会だ。略してニガコク!
会長はオレ、志波は副会長だ。
……そうなのか?
そ・う・な・の!
よし、オレの番だな!……天守閣の手すり、拭き掃除!
くっ……やるな。じゃあ、これはどうだ。
針谷の肩に――
…………あ。

何だよ!?……おい、何とか言え!
……肩……何も感じないのか?手が乗ってるのに……
どっ! どっちの肩だ!
おい!あーっ、もういい! 帰る!
今日のニガコクはここまでだ!じゃあな!
嘘だ、ニガコクだ!待て、針谷!
ハリーって言え!
………………。待て、ハリー!
………………
ハリー、どうしたの?
今の……志波の”ハリー”が一番コワかった……
……針谷でいい。
分かった。
(この勝負……志波くんの勝ち、かな?)
一緒にライブ
(ハリー&若王子)
(あっ。ハリーと若王子先生だ。)
当日券あっかなー。
あるといいですね。
ハリー!若王子先生!
○○。オッス。
オッス。
やあ、○○さん。
……そうだ、針谷君。彼女も誘ってみませんか?

どこかに行くところだったんですか?
ピンポンです。
なんでも、針谷君お気に入りのバンドのライブがあるそうで。

とにかく、イイんだこれが!
オマエもゼッテェ、行ったほうがいいぞ!
もともと、ふたりで行く約束してたの?
そういや違うな。
違いますね。
えっ?
たまたま会って、そん時は説教食らったんだった。
そうそう。
コラ、針谷君!音楽もいいけど勉強もね。っていうお話を。

……それがどうして?
さぁな。
さぁ。
…………。
まぁいいじゃねーか、そんなことは!
そうそう。君も行こうぜー?
あ、はい……。
よーし、行くぞォ!
おー。
(い……いいのかな?でも楽しそうだし、いいことにしちゃおう!)
服の見立て
(ハリー&西本)
ちゃうちゃう!いまの流行りは、そういうんやないんやって!
オレのカッコよさは流行に左右されねーの!
……それに、おまえの選ぶ服って
着たことないようなヤツばっかなんだもんよ……。

食わず嫌いはあかん!子どもやないねんから!
う……うるせぇ!
……おまえのすすめる服は着ねぇ!もう決めた!

なっ……なんで!?いきなり怒ることないやんか!
怒ってねぇだろ!
あ、あの……、どうしたの、ふたりとも?
おうっ、○○。
……。
こいつが今度のライブ用の服を見立ててくれるっつーから、
買い物……。お、おいっ!?

西本さん!?ど、どうしたの?
う〜……。
…………ハリー。
……えっ!?オ、オレかよ!そんな目で見んなって!
○○……。ちゃうねん……。あたしがあかんねん……
あたしがハリーのこと、ガキや言うたから……。
ガキって、おまえまたっ……!
………………。
う……。あ〜……もう分かった!見りゃいんだろ、見りゃ!
……無理せんくてもええねんで?
いいって!ホラ、行くぞ!
……行った?
えっ?
まったく……ハリーは頑固であかんわ。
あたしの涙は高うつくで!あんたのにらみが効いたんやな。
ご協力、大感謝や!ほんなら〜!
(冗談っぽく言ってたけど、西本さん、
本当に泣きそうな顔してたよね……)