アルバムイベント

アルバムイベント

音に誘われ あれ……? なんだろう。メロディが聞こえてくる。
(ここだ、音楽室。ステキな曲だなぁ……。)
(ちょっとのぞいてみよう。)
(うわぁ……上手……!)


 《2nd Season スキンシップ》
 (同じ学年の人、だよね?)
 《2nd Season スキンシップ》

誰だっ!
あっ、あの……ごめんなさい!
すごくいい曲だったから、つい……。

かっ……勝手に聴いてんじゃねえよ!
……けど、マジで良かった?
うん、すごくステキな曲だった。
はは、そっか……サンキュ……
じゃねーよ、違う!

えっ!?
オレが作った曲だから、ステキなのは当たり前。
だろ? うん、そのはずだ。

え、えーと……あ、わたしは○○!
あなたの名前、教えてもらっていい?
な、名前!?えーと……オレは……。
……?
……針谷……のしん。
……のしん?
針谷! 幸之進!通称ハリーだ!
じゃあな!!

あっ! 行っちゃった……。
ハリーか……ハリーって……。
ハリーだからな!
(……。)
絶好調! へ〜っ……○○、だいぶ上手くなったな。
そう?
ああ。まっ、オレに比べたらまだまだだけどな!
上達するには形からだ。いいか、見てろ。
ほーら見ろ、ど真ん中!オレ様、絶好調!
すごい!

 《2nd Season スキンシップ》
 だっろー?
 まっ、こんな感じだ。
 オマエもやってみろ!

 《2nd Season スキンシップ》


ハリー、やっぱり上手だねぇ。

ライブ終わった後に、よく投げに来たりしてっからな。
これくらいは朝メシ前!
そっかぁ。
わたしも狙ったところに投げられるようになりたいな。

練習すりゃ、できるようになるって。
ホント?
ホントだ。
そうなれるまで責任持って教えてやっから。
オレの指導は厳しいぞ?覚悟してついて来い!
うん!
いつか立つステージ 次は、どのバンドが出るんだろうね?
…………。
ハリー?
……夏になると毎年、
こういうライブイベントが開催されるんだけどな。
うん。
今回のイベントとは比べモンになんねぇような、
スッゲェ規模のイベントがあるんだよ。
日本や海外のビックアーティストと
何万人もの客で埋め尽くされて……
もともと暑いのに、余計にアツくなる……けど、
それがスッゲェ気持ちいいんだ。
いまは客の側だけど、いつかあのステージに立ちてぇな……。
立ちたい、じゃなくて、立つんだよね?ハリー。
……そんなん、当たり前だ!
あそこに立って、あまえをアツくさせてやっから。
……楽しみに待っとけ!
うん!

 《2nd Season スキンシップ》
 ……最前列のチケット、渡す。
 ゼッテェに。

 《2nd Season スキンシップ》
針谷くんのギター講座 今日のライブ、ハリーはどうだった?
心に響くようなモンは特になかったな、正直な話。
そっかぁ……。
わたし、2曲目の明るい感じの歌、好きだったな。

2曲目?ああ、あれか。
あれは……コードをちょっと変えれば
名曲になるような気がすんだよな。
コード?
しょうがねぇなぁ。
言っても分かんねぇんなら見せてやる。
ちょっと待ってろ。
うん。
すみません。
ギター、ちょっとでいいんで貸してもらっていいっすか?
店員:ああ、そこにあるの使っていいいよ。
ありがとうございます。
よし、っと。
さっきの曲のメインで使われてたのがこれ。
うんうん。

 《2nd Season スキンシップ》
 急かすなって。
 《2nd Season スキンシップ》

で、これが7th。
あっ、全然違う……。
だろ?

 《2nd Season スキンシップ》
 今のが、メジャーコードと
 マイナーコードってヤツだ。

 《2nd Season スキンシップ》

ありがとうございました!
店員:はーい。
ま、こんな感じで全然違うモンになるわけだ。
分かったか?
うん、ありがとう。
ハリーは自分の作った曲でもそういうことやったりするの?

は?何だよ、そういうことって。
コードを変えたりとか。
………………。
……ハリー?どうかした?
おい、帰るぞ!
ええっ?
その手があったか……!サンキュ、○○。
えええ?なになに?
名曲の予感だ……!
(ハリー、唐突過ぎるよ〜!)
お見舞い (今日はハリーとデートだ。楽しみだな。)
あっ、ハリーからだ。
もしもし?
あ、オレ。……悪ィんだけど、今日行けねぇわ。
ど、どうしたの?あっ、風邪でも引いた?
いや。……あ〜、その……心配はいらねぇぞ?
つーか、すんな。今度、ゼッテェ埋め合わせすっから。
じゃあな。

(どうしたんだろう……。様子を見に行ってみようかな。)

(そういえば、まだハリーの家に行ったことないや……。
ようし、調べて行っちゃえ!)
 
↑まだ家に誘ってもらったことがない場合

(寝てたら悪いなぁ……でも、ここまで来たんだし!)
(……出てこない。どうしよう……)
出りゃあいいんだろ!分かったって!
(あれ?今の声は……)
はー。はいはい、どちらさんですかー、
っと……なっ……おまえ、何でここにっ……!

気になってお見舞いに来たんだけど……大丈夫?
……悪ィっ!
えっ?
ばっちり風邪引いたワケじゃなくて……
ちょっと、喉にヤバい違和感があってさ――
この症状が出ると、本格的に風邪引くことが多いんだよ。
しかもしつこいし、オレの風邪菌。
……そんなん、オマエにうつすワケにもいかねぇだろ?
だから、今日は会うのやめといたほうがいいと
思ったんだけど……

ハリー……
結局は心配させちまったな。ごめんな。
ううん、大丈夫。……あったかそうだね、その格好。
オマエが来るんだったらもちっとマシな格好してたって!
あれ?
な……なんだよ……。
あ、髪!雰囲気、違うね!
こ、これは……家にいる時までセットなんかしてられっか!

 《2nd Season スキンシップ》(髪にタッチした場合)
 ダメだ、触るなって!
 《2nd Season スキンシップ》

 《2nd Season スキンシップ》(髪以外にタッチした場合)
 その目……よからぬことを
 考えてるだろ……。

 《2nd Season スキンシップ》

……あーっ、もう見るな!帰れオマエ!
うん、そうする。
本格的に体調悪くなったら大変だもんね。
げ……マジで?
お大事にね。
……ちょっと待った。
えっ?
あったかい飲み物出してやる。
……時間あるならあがってけよ。
時間は大丈夫だけど……いいの?
うつっても文句言うなよ?
うん!

自己嫌悪 ハリーの出番、もう終わっちゃったかな……急がなきゃ!
わっ!なんだろう、今の音……この中から聞こえたけど……
あっ。
…………くそっ!
なんでいつも……!!
……情けねぇっ……

……ハリー?
○○。
……もう終わったの?
……ああ、とっくにな。
だから、もう他んトコ行けよ。

でも……
……いいから、さっさとどっか行けって!
……ごめんね。ライブ、見逃しちゃって……。
……見なくて良かったと思うぜ。
えっ……?
オレのステージなんて、
オマエに楽しみにしてもらうような価値ねぇよ。

そんなこと……!
もう言うな!

 《2nd Season スキンシップ》
 ……。
 《2nd Season スキンシップ》

……悪ィ……ダメなんだよ、ライブの後は……
いつもこうだ……進歩ねぇよな、大概…………。
……でも、オマエのおかげで少し頭が冷えた。
ひとりで考えたいから席、外してくんねぇ?

うん……分かった。
八つ当たりして……悪い。
(ハリー……。)


 《2nd Season スキンシップ》
 ……頼むから行ってくれ。
 《2nd Season スキンシップ》
イメトレ完了 (たまには寄り道して帰ろうかな。)

(あれ……あそこにいるの……。)
うん…………よし、っと。

 《2nd Season スキンシップ》
 (やっぱりハリーだ。)
 ……ん?

 《2nd Season スキンシップ》

……オマエ……。……見てたのか?

う、うん……。ごめんね、いけなかったかな。
……べっつに?かまわねぇよ、オマエだったら。
よかった。何してたの?
イメトレ。
イメトレ?
イメージトレーニング。
……目の前にはオレを待つ数万人のオーディエンス!
オレのシャウトでライブがスタート、熱狂のうちに幕が下りる……
……って感じで、頭ん中に思い描くんだよ。
そうすることで――……そうすることで、本番にも強くなる。
……ハズ、なんだけどな。
そんな簡単なもんでもねぇみてぇよ?

ハリー……。
でもオレは……オレの作った曲を、できるだけ
多くの人に聴いて欲しいって夢も簡単に捨てたくねぇんだ。
だから、こういうこと……少しずつでいいから、
やってくしかねぇんだよな。
……つーか、何、語ってんだ?オレは。
悪ィな、引きとめて。

ううん、大丈夫。もう家に帰るだけだし。
そっか。
……んじゃあよ。聴いてかねぇ?

なにを?
歌。何か歌いたくなった。
うん!
よし!今からここ、ステージな。
……。じゃ、聴いてくれ。……『only you』。

作詞中 ……ふぅ。
すてきな歌だね!
だっろー?なんつっても、自信作だし!
ライブでも評判いいんだぜ。
けど……満足いく出来だったのは数えるくらい……
いつもこれくらい歌えりゃあな……ハァ。
……ま、いいや。オマエ、もう帰るんだろ?
うん。ハリーは?
オレはまだやることがある。先帰れよ。
うん、そうする。じゃあね。
おう。

(……あ、いけない。忘れ物しちゃった。)
(仕方ない、戻ろう……。)

(そういえば、ハリー
することがあるって言ってたけど……何してるんだろう。)
(あ、いた。)
…………
アタマからやり直すか……

(やり直し?手に持ってるのって、楽譜?)
……違う……
……ンンン〜……
……やっぱしっくり来ねぇ……

(すごく集中してるみたい。邪魔しちゃ悪いから、このまま帰ろう。)
C、G……。

 《2nd Season スキンシップ》
 ……
 ……これだ。

 《2nd Season スキンシップ》

………………。
(がんばれ、ハリー。)

仲間と一緒 (すっかり遅くなっちゃったなぁ。さて、帰ろうっと。)

(あれ?あそこにいるのって……)
ハリー!
○○。
どこかにお出かけ?
おう。これからライブ用の衣装選びだ。
そうなんだ。どんな感じの服買うの?
決めてねぇ。何だったら、来るか?
いいの?
邪魔しねぇんだったらべつに。
よし、行くぞ!

あっ、待って!

じゃ、ここで解散。
えっ!
オレ、服選び始めると周りの音、聞こえなくなるんだよ。
一緒に回っても意味ねぇぞ。

そっか……
好きな店行って来いよ。
で、適当な時間にここに集合。
じゃあな。

(ホントに行っちゃった……わたしも行こうっと。)

(そろそろいいかな……あれ?あそこにいるのって……)
(やっぱりハリー。一緒にいるの、誰だろう。)


 《2nd Season スキンシップ》
 誰と来てたっていいだろ!
 井上待ってんじゃねぇかよ、
 早く行け!

 《2nd Season スキンシップ》

(あ、手、振ってる。もう用事済んだのかな?)

ハリー、いいのあった?
バッチリだっつーの。
あ、ひょっとして、さっき一緒にいた人たちに選んでもらったとか?
ああ、アイツらは……何だ、見てたのかよ。
うん、ここに来る時に少しだけ。友だち?
勝手に見てんじゃねぇよ。
……バンドのメンバーだ。
ひとり、小学校ん時から付き合いのあるヤツもいっけど。

そうだったんだ!
ふぅん……だから楽しそうだったのかな。
……は?
肩の力が入ってないっていうか。
ンんことねぇよ!
……バッカじゃねぇの!?
そりゃ、同じモン目指してがんばってんだ、
楽しくないってことはねぇけど……
あれはただ……学校のヤツらとはちょっと違って
力入れて話す必要がねぇだけだ!

(わたしが言ったことと同じなような……)
……とにかく!
服、どんなん買ったか気になるだろ?

あ、うん。
見せてやっから、移動しようぜ。
ちょっと広めの店がいいな!
よし、行くぞ!

(ハリー、照れてたのかな?)

やさしいメロディ できたーっ!
(あれ、いまの声……)
ハリー?

お!
いいとこに来たな!こっち来い!
えっ……なになに?どうしたの?
いいから!ここ座れ!
で、これを耳に……
う、うん……。
入れたか?よぉく聴けよ?
ハリー、これ……。
……出来たての新曲。
サビんとこだけ、だけどな。
……ステキな曲だね。
(あ、終わっちゃった……。)


 《2nd Season スキンシップ》
 (あれ?
 もしかして気付いてない?)

 《2nd Season スキンシップ》

…………
…………あの。
あ?
……曲、終わったよ?
お、おう!んじゃ、イヤホン返せ。
うん。聴かせてくれてありがとう、ハリー。
本当にステキなメロディだった……。
完成するのがすごく楽しみ。

……完成したら、すぐ聴かせっから。
今日みたく、オマエに一番に。
(ハリー……。)
セカンドキス(事故チュー)
(5/1以前に
知り合ってた場合)
(どうしよう……!次の授業に遅れちゃう!!)
きゃっ!
うわっ!
  
チュッ
いった〜い……。
(いま……唇がなにかに触れたような……もしかして……。)
イッテェ……
あっ、ハリー!ごめんね、わたし急いでて……
……オマエ……今、オレのほっぺに……
えっ?
キ……キス……しただろ……
ええっ!キ……キスなんて!
……オレにんなコトできるなんて、そうそうねぇんだかんな!
特にこの先!ラッキーだったな。
将来、絶対自慢できるぞ!
じゃあな!

え……え〜!
(今の、本当に……?自慢なんてできないよ〜!)
セカンドキス(事故チュー)
(5/1以前に
知り合ってない場合)
(どうしよう……!次の授業に遅れちゃう!!)
きゃっ!
うわっ!
  
チュッ
いった〜い……。
(いま……唇がなにかに触れたような……もしかして……。)
イッテェ……おい、オマエ!今、オレのほっぺに……
えっ?
キ……キス……しただろ……
ええっ!キ……キスなんて!
……オレにんなコトできるなんて、そうそうねぇんだかんな!
特にこの先!ラッキーだったな。
将来、絶対自慢できるぞ!
じゃあな!

え……え〜!
(今の、本当に……?自慢なんてできないよ〜!)
学園演劇 ……その手にあるギターはなんだ?
なにを企んでいる。
いいえ、企んでなどいません。
わたしはただ、共に楽しみたいだけです。

なにを楽しむと言うのだ。
音楽など……単に手段に過ぎないだう。
そんな楽器ひとつで子どもだちの心を懐柔し、次は私か?
まったく、呆れさせる……
大佐……大佐は、なにに怯えていらっしゃるのですか?
……!
思い出してください。音楽とは本来、楽しむものなのです。
今の大佐は……音楽ではなく、
べつのなにかから逃げているような……

…………
(……あれ? ここで
『黙れ!』って怒るはずなのに……セリフ忘れちゃったのかな?)

……そうだよな。
えっ?

 《2nd Season スキンシップ》
 何度も同じセリフを
 練習で言ってたはずなのに、
 何で気がつかなかったんだ?
 オマエのこと、鈍感なんて
 言えねぇな、オレも。

 《2nd Season スキンシップ》

まず自分が心の底から楽しめなかったら……
音楽やってる意味、ねぇんだよ。
緊張して、アガっちまうことにビクビクして……
それだけに気ぃ取られて、一番大事なこと、忘れてた……

(う……どうしよう、セリフ違うけど……ええい、続けちゃえ!)
大佐!音楽を否定なさらないでください。
さぁ、共に歌いましょう!

……おまえに言われなくっても分かってるっつーの!
え……
このオレを誰だと思ってる!世界を取る男・ハリーだ!
行くぞ!
大佐、名前も話も違います〜!
夢はでっかく そうだ。今日行くとこ、清水寺な。
うん、わかった。行き方とか、大丈夫?
任せろ、ばっちりだ!
さすがだね、ハリー。
そりゃーな!なんたって、オレはハリーだし!
ふふ。じゃあ、道案内、よろしくお願いしまーす。
おう!

見ろ、この景色!このスケールのデカさ!
スッゲェ気持ちイイ……!
ハリー……!声がおっきいよ……!
そんなの、関係ねぇだろ!
感動したときは素直に口に出せ!
溜めてたっていいコトねぇぞ!
それは……そうかも知れないけど!

 《2nd Season スキンシップ》
 そう思うんなら逃げんな!
 よぉく、聞いとけよ?

 《2nd Season スキンシップ》

オレは今!ここで誓う!
いつか……こんなデッ……ケエ舞台に、立ってやるからなーっ!
どーもどーも!……あれ?
そんなにオレ、目立ってたか?

充分すぎるくらい、目立ってるよ……。
まっ、いいじゃねぇか!旅の恥はかき捨て!
どんどん行くぞ〜!
もう、ハリーってば!

お前がいたから (あれっ……?そういえばさっきから見かけないな、ハリー。)
(このあと、みんなの前で
クリスマスソングを歌うって言ってたのに……)
(どこ行っちゃったんだろう。ひょっとして、外かな?)
(いない……じゃあ……ロッジの中?)
(ここにも……あっ、階段。ひょっとして……上の階とか?)
○○。
えっ……ハリー……!
……オッス。どうしたんだ、こんなとこまで。
ハリーこそ……こんなところにいたら、風邪引いちゃうよ?
……オレ、クセがあってさ。
えっ?
つい、ひとりになれるとこ探しちゃうんだよな。
緊張し始めると。
オマエは何度か聴いてるから分かるだろうけど、
オレってひとりで歌ってるとスッゲェいい感じだろ?
だから――ひとりでいれば、なにもかもが
うまく行くんじゃねぇかって思い込んでたんだ。
……けど……実は逆だった。
オレは、勝手な思い込みで自分を追い詰めてただけだったんだ。
ハリー……。
ステージの向こうにも、オレの後ろにも……
支えてくれるヤツがいるってことに、
いま、こっちに来るオマエを見て気づいた。
えっ? わたし?
ああ。
おかげで、信じられねぇくらい落ち着いてる。
……こんなの初めてだ。
ハリー……。
悪かったな、心配かけて。そろそろ出番なんだろ?
あ、うん。呼びに来たんだった、わたし。
ははっ、忘れてんなよ。

 《2nd Season スキンシップ》
 ……こっち、来いよ。隣。
 少し、時間くれ。

 《2nd Season スキンシップ》

……一番前で見てろ、オレのこと。
今日の歌は、オマエのもんだ。クリスマスだし、特別。

ハリー……
ありがとな、○○。メリークリスマス。
メリークリスマス、ハリー。
ステージとの距離
《2nd Season》
(そろそろ帰ろうかな。
……ん?)
(あそこに貼ってある
チラシってハリーの
バンドの……。)

(やっぱりそうだ。
前もここで配ってたもんね。)
(ReD:Cro’z
LIVE……。)
(あっ、今日なんだ!
……ちょっと、
覘きに行ってみようかな。)

(もう始まってたら
どうしよう……。)
(あっ。)

女子A:出て来たよ、ハリー!
あっ、イノも来た!
女子B:カッコイイ〜……。

(ハリーのバンド、
やっぱり人気あるんだ……。)

 《スキンシップ》
 (女の子たちが騒ぐの、
 分かる気がする……。)

 《スキンシップ》

(学校で会う時とは
違う感じだったな、
ハリー……。)
(ちょっぴり遠い人に
なっちゃったような
気がする……
どうしてかな……。)
告白 あえて載せませんでした。