相対性理論では光速よりも速く動けるものはないといわれています。 でも光よりも速く動けるものはあるのです。 その一つがはさみです。 上の絵ははさみを簡単に描いた絵です。 もし、ハサミを絵のように光速で閉じて距離aだけ動かすとすると、 このハサミの切るところ(上と下の接点)は、光速で距離aしか動けなかった時間でaより長い距離bを動きます。 つまり同じ時間で光速より動く距離が長いと言うことは、ハサミの接点は光速を越えているのです。 こうなると相対性理論が間違っている、というように思えますがもちろんそんなことはありません。 光の速さを越えて動いていると言っても、実はただ動いているように見えるだけで、ハサミ自体は変形して動いたわけではないのです。 つまりエネルギーが動いたわけではないので(?)相対性理論に引っかかるわけではないのです。 |