本の感想part1

ストーリーは文庫の裏の紹介文の写しです。

B まどろみ消去 森博嗣 講談社文庫 619円 発行日 2000年7月15日 ISBN4-06-264936-5 C0193

・ストーリー
   大学のミステリィ研究会が「ミステリィツアー」を企画した。
   参加者は、屋上で踊る三十人のインディアンを目撃する。
   現場に行ってみると、そこには誰もいなかった。
   屋上への入り口に立てられた見張りは、何も見なかったと証言するが・・・。
   (「誰もいなくなった」)
   ほか美しく洗練され、時に冷徹な11の短編集
・感想
    読者を引っかけるような話が多い
    
    
    
  

  (2002年9月読了)


A ブルータスの心臓 完全犯罪殺人リレー 東野圭吾 光文社文庫 571円 発行日 1993年8月20日 ISBN4-334-71739-X C0193

・ストーリー
   産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。
   将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人の康子の妊娠を知り、困惑する。
   そんな矢先、星子の腹違いの兄・直木から、同僚に橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち上げられ・・・。
   大阪→名古屋→東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした!
   
   
・感想
    本のサブタイトルを見ると殺人リレーを強調している。
    本を読む前はこのタイトルでつまらなそうなイメージだったがなかなかおもしろかった。
    この本の内容で「殺人リレー」を強調するのは間違ってる。
    
    
    
  

  (2002年8月読了)


A 封印再度 WHO INSIDE 森博嗣 講談社文庫 781円 発行日 2000年3月15日 ISBN4-06-264779-0 C0193

・ストーリー
   50年前、日本画家・香山風采は息子・林水に家宝「天地のこひょう」と「無我のはこ」を残して密室の中で謎の死を遂げた。
   不思議な言い伝えのある家宝と風采の死の秘密は、現在に至るまで誰にも解かれていない。
   そしてこんどは、林水が死体となって発見された。
   二つの死と家宝の謎に人気の犀川・西之園コンビが迫る。
   
   
・感想
    分厚くて読むのが大変だ!
    箱と壺を渡されて自力で解くのは不可能。ちょっとストーリーとからんでいる。
    動機とかもう難しすぎてよく分からない・・・。
    
    
  

  (2002年7月読了)


A 虹を操る少年 東野圭吾 講談社文庫 619円 発行日 1997年7月15日 ISBN4-06-2463545-3 C0193

・ストーリー
   「光にメロディがあるの?」
   「あるさ。みんなそのことに気づいていないだけさ」。
   ”光”を”演奏”する事でメッセージを発信する天才高校生光留。
   彼の「光楽」に、感応し集う若者達。
   しかし、その力の大きさを知った大人達の魔の手が忍び寄る。
   新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。
   
・感想
    何か一つの文化の発展を書いているような感じのする物語。
    最初タイトルを見てなぜかだめそうだと思っていたが読んでみるとなかなか良い。
    東野圭吾の中でもおもしろい部類に入る作品だと思う。おすすめだ。
    
  

  (2002年7月読了)


B 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE 森博嗣 講談社文庫 695円 発行日 1999年11月15日 ISBN4-06-264706-0 C0193

・ストーリー
   大学施設で女子大生が連続して殺された。
   現場は密室状態で死体には文字状の傷が残されていた。
   捜査線上に浮かんだのはロック歌手の結城稔。
   被害者と面識があった上、事件と彼の歌詞がにていたのだ。
   N大学工学部助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が、明敏な知性を駆使して事件の構造を解体する
   
・感想
    読んでから一ヶ月以上開いたから良く覚えていないけど、
    シリーズの中で中だるみしている気がする作品だった
    
    
  

  (2002年6月読了)


A 私が彼を殺した 東野圭吾 講談社文庫 695円 発行日 2002年3月15日 ISBN4-06-2773385-4 C0193

・ストーリー
   婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。
   男に裏切られたことを知った彼女は服毒の自殺をはかった。
   男は自分との関わりを隠そうとする。
   容疑者は3人。
   事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。
   加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。
   
・感想
    犯人を読者が当てる(本に犯人が書いてありません)シリーズ第2弾。
    正直、難しすぎる。加賀刑事が最後に言ったヒントも全く意味が分からず。
    でも、謎を自分で考えながら読んでいくのはとてもおもしろいのでお薦め。
    ちなみに文庫版には袋とじで最後にヒントがある。
    私はまだあけていないが(あける前にギブアップ)ただのヒントなので犯人自体は書いていないだろう。
  

  (2002年5月読了)


A 笑わない数学者 森博嗣 講談社文庫 695円 発行日 1999年7月15日 ISBN4-06-264614-5 C0193

・ストーリー
   偉大な数学者、天王寺翔蔵の住む「三ツ星館」。
   そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみた。
   一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され・・・。
   犀川助教授と西之園萌絵の理系コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。
   超絶の森ミステリィ第3弾。
   
・感想
    オリオン像消失のトリックは簡単だったが、それだけで満足していると読み込んでないといわれるらしい。
    
    
  

  (2002年4月読了)


A 探偵ガリレオ 東野圭吾 文春文庫 476円 発行日 2002年2月10日 ISBN4-16-711007-5 C0193

・ストーリー
   突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に沈んだデスマスク、幽体離脱した少年・・・・・・
   警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明の付かない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。
   常識を越えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。
   解説・佐野史郎
   
・短編タイトル
   第一章 燃える もえる
   第二章 転写る うつる
   第三章 壊死る くさる
   第四章 爆ぜる はぜる
   第五章 離脱る ぬける

・感想
    トリックが全部科学に関わっているのがおもしろい。
    何となくトリックが分かる話が多かったが、それはこの本が科学のトリックを使っているからとわたっているからで
    実際になにも言われないでこんな現象が起こる事件が起きたら解決させるのは難しいと思う。
    個人的に主人公の性格が典型的な科学者っぽくて少しいやだった。
  

  (2002年3月読了)


A 冷たい密室と博士たち 森博嗣 講談社文庫 629円 発行日 1999年3月15日 ISBN4-06-264560-2 C0193

・ストーリー
   同僚の誘いで低温土実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。
   だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。
   被害者は、そして犯人はどうやって中に入ったのか!?
   人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが・・・。
   究極の森ミステリィ第2弾。
   
・感想
    密室の謎を解くには一つ一つ謎を順に追っていく感覚。
    だが、その一つ一つが前回に比べてあまりインパクトが無い。
    
  

  (2002年1月読了)


B 魔球 東野圭吾 講談社文庫 552円 発行日 1991年6月15日 ISBN4-06-184931-X C0193

・ストーリー
   九回裏二死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる”魔球”を投げた!
   すべてはこの1球に込められていた・・・・・・。
   捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。
   野球部の部員達は疑心暗鬼に駆られた。
   高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理
   
・感想
    人間の描き方は良いが、謎解きに唐突なところがあっていまいち。
    
  

  (2002年1月読了)


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