学名: Leccinum duriusculum (Schulzer) Singer

     和名: ヤマナラシノアオネヤマイグチ.................................................

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2003年10月5日 兵庫県美方郡


 かさは5〜12cm、最初は半球形〜のち平らな饅頭型、淡灰褐色〜黄土褐色〜褐色、表皮は平滑〜ビロード状、しばしばひび割れを生じる。管孔は淡クリーム色〜灰色がかったクリーム色、のちピンクがかった褐色。孔口は管孔と同色、傷つけると褐色に変色する。柄は6〜12cm×2〜3cm、やや便腹状で、基部は細くなる。ほぼ白色〜淡褐色の地に褐色の燐片で覆われる。基部には緑色のしみがある。肉質はしっかりしていて比較的硬い。かさと柄の上部の肉は白色でゆっくりピンク色、のち灰紫色〜黒色に変色する。柄の基部の肉は最初は淡黄土色で青緑色に変色する。においと味はほとんどない。

傘表皮:絡まった菌糸状。 胞子:13〜15.5×4.4〜5μm Q=3.1

 このキノコの特徴は、ヤマナラシ樹下に生え、柄の基部に青緑色のしみがあり、かさと柄の上部はピンクからのち灰色がかった紫色〜黒色、基部は青緑色に変色することである。また、かさ表皮は絡まった細長い菌糸からなる。

分布:ヨーロッパ、チベット、日本(兵庫県)

参考及び引用文献:

Kibby,G.2000.A user friendly key to the genus Leccinum in Great Britain.Field MycologyVol1,Part1.2029.

Lannoy,G & Estades,A.1995.Monographie des Leccinum d'Europe.Chevallier Imprimeurs,Savoie.

卯暁嵐.1998.中国経済真菌.356.科学出版社,北京

 

 

かさ表皮(1目盛=2.5μm)

 



胞子(1目盛=2.5μm)




担子器(1目盛=2.5μm)




シスチジア(1目盛=2.5μm)


 

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