2008年夏 銚子川で川あそび
毎年、与論島にはいけないので近場で綺麗なところをさがしました。
三重県の銚子川がとても綺麗ということで行ってきました。
日置川を凌ぐ凄い透明度。鮎とも一緒に泳げて歴代No1の川でした。
下に続く...スクロールしてね。↓
銚子川ってどこ?
銚子川は三重県の尾鷲市と隣接する紀北町を
流れる川です。とても澄んでいて10m先でも見渡せます。
今回のキャンプ場は
キャンプin海山です。 スタッフの対応も行き届いた素晴らしいキャンプ場でした。
紀北町は四條畷市と友好都市らしく、四條畷市役所で施設利用券を発行してもらうと一人2000円の割引を
受けることができます。家族4人で8000円は大きい。キャンプ場だと、2泊3日4人で500円の負担で済んじゃ
います。
キャンプin海山のホームページ
2008.8.3 紀北へ
いつも遠出はできないので、今年は近場でいいとこ
ろがないかと、ネットで探していると、魚飛渓の記事
を見つけました。近くに、キャンプ場もあるし今年の
夏休みはここに決めました。早起きしたけど準備に
手間取り6:30に出発します。まずは名神草津PAで
朝食にします。その後は新名神と伊勢道を乗り継ぎ
約3時間で紀北町に到着です。
そのままキャンプ場にチェックインする予定でしたが
天気がいいので急遽、予定を変更して海水浴をする
ことに。目的地は和具の浜。島勝の漁師街から和具
の浜トンネルを抜ければ、ベージュの砂、オシャレな
バースハウスが見えてきます。まるで異世界を思わ
せます。 車を停めて水着に着替えます。 そうそう、
去年買った子供用のライジャケに加え今年は大人用
も揃えました。最近は水の事故も多いし、川遊びでは
必需品です。自然を舐めてはいけません。
与論島とまではいきませんが、結構綺麗な海です。
後から、砂を入れた人工のビーチですが、少し沖に
岩礁があります。 そこまで泳げば綺麗な小魚が見
られます。 モリでハモを獲っている子供もいたな。
海の家で昼食をとり、ひと泳ぎして和具の浜を後に
します。バースハウスでシャワーを浴びて買出しに
いくことに。キャンプ場近くのスーパーPriceCutへ
テントの設営もしなきゃいけないので、今日はお肉
のBBQで済ます事にします。朝食やらお菓子を買
いこんで、今回のキャンプ場、キャンプin海山へ。
キャンプin海山は設備が整っているオ−トキャンプ
プ場ですが、スタッフの対応がとても良かった。
サイトはリバーサイドと林間がありますが、うちは
林間サイトを選びました。車で木々の間を抜けるの
はなかなか難しいサイトです。テントの設営では
子供達がペグとハンマーの奪い合いをしています。
みんなでテントを設営して、夕食の準備にとりかかりま
す。子供たちはママと炊事場に野菜を洗いに、私は火
を熾しながらとりあえずビールを1缶。いつもの儀式で
す。ステーキとウインナで早々に夕食を終えて一休み。
テントの設営と火熾しで汗ビッショリに、海にも入ったし
温泉に入りたいけど今から移動するのも・・・あ、ビール
飲んじゃった。今日はキャンプ場のコインシャワーで済
ますことにしました。コインシャワーは3分/100円。
美幸はママと美穂はパパと一緒に浴びることにします。
持金はそれぞれ200円、6分間の勝負です。
パパと美穂は楽勝です。6分もあれば頭を洗った後
オフロまで洗えちゃいます。美幸とママは『無理だな』と
思いきや...予想に反して6分間で出てきました。 美幸
曰く『時間が決まってるからお湯はいっぱい出したほう
がいい』とのこと。なるほど・・・考えたこと無かった。
さすがは4年生。 賢い賢い。
さて、子供達は寝る時間です。ちょっと暑くて寝苦しい
けど疲れているのかすぐに寝ちゃいました。
川原に涼みに行くとあちこちでライトが光っています。
どうも夜行性の手長エビを獲っているようで、大人も子
供も真剣です。気持ちはわかるけど、23:00をまわって
います。大人はともかく子供は寝かさないといけないん
じゃないの? 親なら・・・そんなことを思いながら川原
に座って缶ビールをもう一缶。
2008.8.4 魚飛渓へ
朝、5:00です。 蝉の鳴き声で目を覚ました子供達が
外にでていきました。放っておくことも出来ないので
パパも起きることにしました。
コーヒーを沸かしながら炭火を熾し、子供達は朝から
マシュマロを焼いて食べています。この焼マシュマロ
ですが、アウトドア雑誌によく載っていて、一度試して
みたいと思っていました。味は、なかなかどうして。
表面はカリッと香ばしく中はトロトロでクリームの様。
どんどん焼いてます。美幸はちゃんと食べるけど美穂
は焼くだけで全部パパに手渡します。どうやら焼くのが
楽しいらしい・・・わかる気もしますね。でも、さすがに
飽きてきたのでドリップしたコーヒーにミルクの代りに
浮かべてマシュマロコーヒーにしてみました。
味はまぁそれなりかなぁ・・・・。
いつものホットサンドとレタスとトマトで朝食です。
今日は魚飛渓で川遊び。早速着替えて出発します。
魚飛渓にはキャンプ場から車で10分で到着です。
物凄い透明度で川底まで見渡せまますが淵の深さは
3m以上あります。淵は流れも無いので天然のプール
のようです。 川の中では沢山の魚が泳いでいます。
鮎やガマクロ、ヨシノボリにアマゴ、そして見たことの
ない魚。川底には手長エビもいます。パパはあまり水
泳は得意じゃないのですが、25年以上は使っている
シュノケールとマスク。それに魚やエビがそこにいると
河童になれます。不思議だねぇ。
それでも、やっぱりライジャケがあると安心だね。潜る
ときは使わないけど、普段は着けていたほうが安心感
が違います。子供達もシュノーケリングを楽しんでいま
すが、ちゃんとライジャケをつけているので親も安心で
きます。そんなに高いものじゃないので、是非装着する
ことをお勧めします。(釣具屋さんで2000円ぐらいです。)
子供達も水の中を見て大はしゃぎですが、それ以上に
ママが嵌っている気がするは気のせいかな?
潜ったり、水の中を覗くのも楽しいけど、水面に仰向け
でプカプカ浮いて流されるのもとても気持ちいい。ここ
でもライジャケが大活躍です。ライジャケがあれば安心
して浮いていられます。 さてお昼になり、お腹がすい
たのでキャンプ場にもどり、お昼ご飯です。 お昼ご飯
は簡単にカップラーメンで済ませます。
お昼を食べたあとも川遊びです。 今度は魚飛渓では
なくキャンプ場の前で遊ぶことにします。残念ながら水
量が少ないためカヌーはできませんでしたが魚飛渓に
負けないぐらいの透明度です。鮎が足元をかすめてい
きます。どうやら魚影は魚飛渓より濃い様です。
また、ここは河口からも近いためゆらゆら帯なるもの
が見られます。ゆらゆら帯は海からの上げ潮と川の真
水が層を成し屈折率の違いから、ガムシロップ状に水
がゆらゆらしてみえるらしいのです。海水と真水が混ざ
る汽水域は他にも沢山あるけど、その透明度が高くな
いと見られないらしい。なかなか幻想的です。
夏休みの宿題にはもってこいだと
思うのだけど美幸は
網を持ってヨシノボリを追いかけています。
ゆらゆら
帯の観察とその考察は来年の夏休みにすることにしま
した。 残念!!
さて、昨日はキャンプ場内のコインシャワーで済ませ
たので今日はちゃんとお風呂に入りたい。ということで
温泉へ。今日の温泉は車で30分ぐらいの尾鷲市にあ
る夢古道の湯です。 この温泉は尾鷲市三木埼沖の
水深415mから汲み出した『みえ尾鷲海洋深層水』を
使用していて、お肌にとてもいいらしい。温泉に入る前
に『海洋深層水』を試飲するとなんとなく塩分がある気
がするがとても美味でした。美幸曰く『雪融けの水みた
いでとても美味しい』と鋭いことを言うのだが、いつ『雪
融けの水』を飲んだんだろう?? 露天の酸性の湯に
入った後アルカリの湯で中和(?)したあと『海洋深層
水』のミストサウナを楽しみました。ママより一足先に
子供達はあがってきました。美穂は、やっぱり、ソフト
クリームのおねだり。美幸は後でハーゲンダッツを食
べるので我慢するって。でもジュースは飲んでたな。
美穂のソフトクリームを味見させてもらうことに、海洋
深層水から抽出した『塩』を少量振りかけて食べる。
とても美味でした。
尾鷲のジャスコで買出しを済ませキャンプ場に戻りま
す。本日の夕食は海鮮BBQ。あらかじめ『魚屋せり
おとしセット』をキャンプ場にお願いしていたのです。
これは事前にお願いするとキャンプ場が準備してくれ
る食材で、その日水揚げされた魚介類を魚屋さんが
競り落としてくれたものです。今日のセットはシオ(カ
ンパチの若魚)とウルメイワシ、シイラ、スルメイカに
サザエです。2人前で1200円ですが家族で食べても十
分の量でした。とても新鮮で臭みもなく、とても美味で
した。スルメイカもフワフワしてとても美味しかった。
美幸は特に『サザエの壺焼』がお気に入りで、聞い
てみるとTVで見てず〜っと食べたかったらしい。
新鮮な魚介を食べて幸せな気持ちで就寝。空には満
天の星空が・・・
2008.8.5 今日はゆっくり
今日もセミの声で起こされる。セミといっても暑苦しい
クマゼミやアブラゼミではなく、涼しげなヒグラシです。
いわゆる、蝉時雨というやつで夜明けの日差しとあい
まってとても幻想的です。子供達はじっとしてるわけも
なく、外に出て行きました。明るくなっってきたので外に
出てみると、二人ともハンモックで寝てました。
朝はバタ
ーロールとウインナーと野菜ジュースで、バタ
ーロールとウインナーは炭火で焼くことにします。バタ
ーロールを焼くのはパン焼職人の美幸、ウインナーに
塩コショウをするのはパウダー職人の美穂の仕事です。
今日は、朝はゆっくりして、クラフト体験でストーンバッ
ジと木のバッジを作ります。どちらも100円程度でとて
もリーズナブル。上手にできたかな?ニスや接着剤が
乾くまで今日も川遊びです。
今日も銚子川はとても澄んでいます。子供達はすっか
り慣れて川漁師と化してます。川で遊び倒して今日は
早めにあがり、サイトでゆっくりします。昨日の温泉が
とても気持ちよかったので、今日も行くことに、そして
夕食も回転寿司で済ます事にしました。 選んだ回転
寿司のお店はは黒潮寿司というお店です。小さなお店
ですが、海が近いこともあり近海物の魚はとても美味。
特
に三重県特産の生車エビの握りは絶品 。それも
一皿、100円これは絶対お勧めです。ジャスコで買い物
を済ませてキャンプ場へ。子供達はあっという間に寝て
しまいました。昼間は子供達に占領されているハンモッ
クに揺られるといい気分です。いっそこのまま朝まで寝
ちゃおうか? 天気予報では夜半から雨とのこと。明日
は雨の中の撤収かなぁ〜 いやだなぁ〜。
2008.8.6 今日で最後だ〜
今日は最終日。雨が降るかと思ってたけど予想外に
天気もいいし、朝食を済ませ、早々に撤収するること
にします。でもその前に、昨夜のハンモックがあまり
に気持ちよかったので少しだけハンモックに揺られて
休憩です。テントを撤収していると雲行が怪しくなり
ゴロゴロいってます。急げ急げ。
キャンプ場を後にし鳥羽展望台の食国蔵王を目指し
ます。目的はエビフライ。それだけのために100kmを
走ることに。しかし、目的の海老エビ膳(1530円)は欠
品でした。しかたないのでパパは蛸飯膳、美幸とママ
は蛸ピザ、美穂のお子様ランチについてた大きなエビ
フライをみんなで味見することにします。蛸もエビもと
っても美味。海老エビ膳が食べられなかったことだけ
が心残りです。ママと子供たちは展望台の御土産屋
さんでお土産を選んでいます。パパはといえば・・・・
休憩です。実はこの後、東京まで走ります。 距離は
約500km。大阪から行くのとあまり変わりません。いや
下道が多い分大変かな。でも、がんばる。
鳥羽パールラインを快適に走り。鳥羽、松坂を抜けて
いきます。途中、松坂のジャスコで『おやつ休憩』です。
当然『おやつ』はアイスです。この時点でかなり疲れて
ますが、でも、がんばる。走っていると、やたらジャスコ
が多い。なんでかと思ったらジャスコ発祥の地は三重
県の四日市らしい。納得、納得。久居から伊勢自動車
道に入り伊勢湾岸自動車道を抜けて東名高速に入り
ます。あとは惰性で・・・。ETCの深夜割引が適用され
る0:00に東京ICを抜けて、東京のおじぃちゃん家へ。
お風呂に入ってビールを飲んだら、あとの記憶が・・・
ハードだったけど充実した4日間でした。楽しかった!
お勧めの逸品<ペグ>
今回の逸品はペグです。前々から硬い地面にペグを
うつのに苦戦していました。プラペグでは歯が立た
ず、ピンペグは何本も曲げてしまいました。
そこで今回は、Snowpeakのソリッドステークスを購入
しました。実は先日のキャンプで先輩が使っていたの
です。私が硬くて歯が立たない、地面になんなく打ち
込んでいるのを見て『いいなぁ』と思ってました。
使ってみると、ピンペグで歯がたたない硬い地面でも
すんなり入っていきます。 これは逸品です。
一本 300円位しますが、どんな地面にも使えそうです。
快適なキャンプができるのであれば、高くありません。
でも、抜き忘れて、無くすのは嫌なので、赤いリボンを
つけてみました。
最後に・・・
銚子川は最高に気持ちよかった。 特に魚飛渓は最高の透明度で天然の
プールです。せっかくの綺麗な川なのにゴミを捨てて帰る人がいるみたい
でとても残念です。地元のボランティアの人が掃除して回っていました。
こういう貴重な自然は大事にしないと子供に教えるのが親の役目だね。