Nontitle

中三の時のみんなの写真を見て思った

あの頃描いていた今の年齢（とし）のあたしはどんなだったろう・・。

今の自分とは違う、それだけはわかる。
でも、どんなだったろう。

写真の中の仲間によびかける

「みんなは自分の描いていた未来を歩いているのですか？
みんなはどこまで歩いているのですか？
私は全く別の道へ来てしまったのでしょうか？
みんなの姿が見えません、誰一人見つかりません、
自分の影でさえ・・」

現実はこんなもんさ、と逃げている。
そのうち夢さえ投げ出して現実は甘くない、と逃げるのだろうか。

愛する人に気持ちを伝える勇気も出さないまま
ドラマみたいにはいかないよ、
と諦めるのだろうか。

死の間際に人生を振り返り ”こんなもんか”と言うのだろうか。