久し振りにアリオスに逢えるから…、少しいつもよりも念入りに髪を梳いて、唇もすこし明るい色のリップをつけて…。 アンジェリークは、はやる心を押さえきれずに、いつもよりも早い時間に、宮殿を飛び出した。 最近、お互いに忙しかったせいか、恋人のアリオスと全くデートらしいデートが出来なかった。 彼女は、アルカディアを救うために、”エレミア”の育成で、ここの所ずっと忙しかったし、彼は彼で、警備隊の仕事が忙しくて、お互いにすれ違っていた。 だが---- 今日はようやく会うことが出来る。 日の曜日。 柔らかな日差しを浴びながら、”約束の地”に駆けて行く。 二人に相応しい名を頂いた自然に溢れる土地に向う。 栗色の髪が揺れて、光にきらきらと映えて。 一気に、丘を駆け抜けて、彼が待つ大きな木の下に向う。 「アリオス〜」 「おい! またこけるぞ?」 「大丈夫よ!」 彼女は、いつもの場所ではこけずに、そのまま通り過ぎる。 彼の腕の中に後一歩手を伸ばせばというところで…。 「きゃあっ!」 また、彼女の願いは儚くも挫ける。 彼の逞しい腕に抱きとめられて、そのままその中に着地する。 「ほら…、言わんこっちゃない」 少し小ばかにしたように彼に笑われて、彼女は可愛らしくもその頬を膨らませた。 「何よバカにしてばっかり〜! アリオスのバカ〜」 ぽかぽかと、またお約束のように彼女が彼の胸を叩くので、彼は簡単にその手首を押さえつける。 「きゃっ!」 「お仕置き…」 そのまま彼に体を引き上げられて、熱い口付けを受ける。 「ふわああ」 強く貪られて。何度も唇を吸われて。 彼の腕の中に居るアンジェリークの体から、力が抜け落ちてゆく。 「・・・やん・・・」 「逢えなかったぶんな?」 何度も音を立てて口付けられて、舌を絡ませ合って。 口の周りに光る唾液が、どちらのものか判らなくなるまで、二人は夢中になって、求め合った。 「はあん…」 ようやく離されたとき、彼女はそのまま彼の腕から崩れ落ちようとする。 「おっと…」 彼は彼女を抱き支えて、彼女の額に額をくっつける。 「逢いたかったぜ? アンジェ」 「…うん…」 恥かしそうにして、彼女はふんわりと微笑んだ。 二人は手を繋いで、逢えなかった時間を埋めるかのように、約束の地をぐるぐると散歩をした。 「どこ行きたい?」 「え? アリオスのいるとこならどこでもいい・・・」 甘い肢体を無意識に彼に摺り寄せ、彼女は彼を澄んだ瞳で見つめる。 恋人が、彼にしか見せない仕草に、満足そうに笑いながら、くしゃりと髪をその指に絡ませる。 「じゃあ、ここで、散歩でもするか?」 「うん…。ひさしぶりにそれもいいわね」 「決まりだな?」 二人はそのまま手を繋いで、小川を越えた奥の林に向った。 「いつ見てもここは幻想的ね?」 「そうだな…」 薄暗い林の中は、美しい蝶が幻想的に舞い、木漏れ日が柔らかく注いでいる。 涼しくて、とても心地がいい。 「最高だわ…」 彼女はうっとりと周りを見つめながら、無意識に体を彼に摺り寄せる。 おい…。 そんなことをすると… 彼は、彼女の体を不意に腕の中に閉じ込めると、魅惑的な異色の瞳で彼女を見つめた。 「俺だけを見ろよ…」 「アリオス…」 うっとりと自然を見つめる彼女に、少し妬けてしまう。 その瞳には、自分以外を映したくはなくて、アリオスは彼女を息のかかる距離で見つめる。 「アリオス…」 甘い声が彼女から漏れて、そのまま二人の唇は重なった。 先ほどよりも甘いキス。 何度かそれを戯れのように繰り返して。 「アンジェ…!」 「アリオス!?」 そのまま彼にいきなり抱き上げられたかと思うと、林の芝生の上に横たえられてしまった。 「え!? アリオス!?」 起ろうとしている事は、、嫌ではない。 だが場所を考えるだけでとても恥かしくて。 そのままアリオスはジャケットを脱ぎ捨てて、彼女に覆い被さる。 彼女の全身は、炎になって、桜色に染め上げられて。 「もう限界だ…、おまえを抱けなかったから、たまっちまってしょうがねえ…」 「え、あ!」 そのまま彼に首筋を甘く噛まれて、全身に電流が走る。 「おまえはかなり敏感じゃねえか…、どれこっちは」 言いながら、彼の手はそのまま彼女のスカートの中に侵入する。 慌てて、アンジェリークは足をすり合わせるが、もう間に合わなくて。 「ああっ!!」 敏感に熱を帯びている場所を、布の上からついっと撫でられて、彼女は体をブルりと震わせる。 布の上から、彼の刺激によって膨らみ、顔をだした宝石を腹で撫でられて、彼女は首を仰け反らせて乱れた。 「ああん、アリオス〜!」 彼女とて待たされていたのだ。 久し振りの感覚に見を悶えさせている。 「随分感じているみてえじゃねえか? おまえも俺が欲しいんだろう…」 熱っぽい眼差しで見つめられて、彼に指先で唇を撫でられる。 「ああん…」 漏れる甘い声。 「言えよ? 俺が欲しいって?」 「あなたが欲しいわ…」 「正直だな? いい子だ」 「あああっ!」 背中に手を回されると、彼は一気に彼女のワンピースのファスナーを下ろして、胸の鍵を外すと、豊かな胸をかれはゆっくりと愛しげに揉みこんでゆく。 物欲しげに、彼の指を待ちわびる胸の頂が、つんと勃ちあがって、彼を誘う。 「はあん」 きゅっと、彼に頂をつままれると、彼女は何度も体を跳ね上げさせる。 頭の芯が甘く痺れて、もう、彼の指先の愛撫しか考えられなくて…。 「どうして欲しい、アンジェ?」 くぐもった声で囁かれて、彼女の淫らさも目を覚ます。 「ここを強く吸って…、舌を使って舐めて…」 「ああ」 彼は、少し意地悪げに笑うと、そのまま彼女の言ったように左右の頂を吸い、舌先で交互に転がしてやる。 「はあん、アリオス!!!」 身悶える姿の彼女も可愛くてたまらない。 軽く頂を噛んだりして、更なる刺激を与えた。 白い肌が上気して汗が光る。 「汗かいてきたな。舐めてやるよ…。全身…」 「大好き!」 彼女の体から、身につけている物を総て抜いて、彼は全身を舌を使って器用に舐めあげ始めた。 「おまえ・・・うまい・・・」 「やあん」 しどけなく乱れながら、彼が与えてくれる愛撫に、彼女は従順で…。 「はあん、アリオス…」 彼の蠢く舌は、彼女の肌を嘗め尽くしていった。 「あああっ!」 そのまま彼の舌は、彼女の蜜の泉にたどり着く。 「のどか沸いたからな…、舐めさせてくれ…」 「ああっ!」 淫らな囁きとともに、彼の舌は彼女の秘書に侵入し、音を立てて蜜を舐め取る。 「ああっ!! アリオス!!!」 いつものように、声の大きさを気にしなくてもいい屋外だからなのか、彼女の声はいつもにも増して大きくなってゆく。 「はあああああっ!」 淫らな彼の舌使いに、腰を揺らしながら、彼女は彼の舌に頬席を押し付けた。 「アリオスッ!!」 彼の舌は、アンジェリークの頬席を舐めあげ、口に吸い上げて、噛む。 「はあああっ!!! ダメ! 溶けちゃう」 先ほどよりも蜜をたっぷりと流し、彼の唇を濡らした。 「アリオス…お願い! あなたにきて欲しいの!?」 感極まった彼女の声に、アリオスは笑うと、挑むように見つめた。 「俺が下になるから、おまえ、挿れてみろよ?」 余りにも淫らな申し出。 だが、これをしなければ、恐らくは、喉から手が出るほど欲しいものを彼は与えてくれないだろう。 「…判った」 彼女は起き上がり、今度は彼が寝る。 そして、彼女は、震える指先で彼の黒のパンツのファスナーを下ろし、パンツを脱がせ、下着も剥ぎ取ると、欲望に高まった、彼の分身に軽く口付けた。 「アンジェ…」 彼女はそのまま彼に跨って、彼の熱いものを握ると、そのまま、同じ熱を持つ自分の未知へと導いた。 「はああんっ!」 彼女は腰を浮かせたものを徐々に下ろしてゆき、そのまま彼を根元まで受け入れる。 「はああっ!」 「動けよ…」 「ああん」 彼の言葉を合図に、彼女はゆっくりと腰を動かし始めた。 勿論、彼も舌から彼女を突き上げる。 「はああっ!」 きつく彼を離さないように、彼女は締め付け、何度も快楽のダンスを踊った。 「ああああっ!」 体が揺れている。 視界が揺れ、もう何も目に入らない。 これ以上ないと思うほど腰を揺らし、彼を締め付けて…。 「はあああっ!!」 先ほど美しいと思った光景も、ただの光景にしか見えず、見えるのは、彼が与えてくれる愛撫だけ。 「あああああっ!」 「アンジェ!!」 瞼に星が瞬く。 そのまま、彼が師の情熱を放ったと同時に、彼女もそれを受け入れ、彼の上に崩れ落ちた。 気がつくと、夕日が二人を包んでいた。 「アリオス…」 「綺麗だな、夕日…」 「うん…」 彼女はそのまま全裸のまま彼に体を摺り寄せ夕焼けを見やる。 その後、彼女が彼に宮殿に送ってもらったのは、どっぷりと夜がふけた頃であったという…。 |
コメント
31000番のキリ番を踏まれたLynne Sawamura様のリクエストで、
”トロワ”の二人がアツアツ野外で…、」ロマンティックシチュエーション付きです。
Back to the nature。
すみませんLynne様こんなものしかかけず。
修行のたびに出ます…
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