
アリオスに抱き上げられて、アンジェリークはベットへと運ばれた。 シーツは彼が替えてくれたのだろうか、ひんやりと洗いたての心地よさを背中に感じる。 バスタオルにだけにくるまれた彼女は、ひどく彼を意識する。 「アリオス・・・」 僅かに頬を上気させて、彼女は潤んだ瞳で彼を見つめる。 彼への愛情を滲ませた眼差しで。 彼の完璧にまで整った顔立ちは、彼女の胸を高まらせる。 顔を近づけられて、その眼差しに愛情が込められていることに、彼女は胸の奥が熱くなる。 「アリオス・・・」 愛しくてたまらなくて、彼女は彼の名前を無意識に囁く。 「愛してる・・・」 低く、魅力的な声で囁かれる愛の言葉は、彼女の心を充分に潤ませた。 触れるだけの甘い口付けを、アリオスは彼女に与えると、シャツを脱ぎ始める。 衣擦れがする音に、アンジェリークは恥ずかしくて、思わず視線をそらせてしまう。 そんな彼女の初々しい姿に、彼は可愛くて仕方がなくなり、喉を鳴らして笑った。 「男の体を見るのは初めてか?」 囁かれる言葉が恥ずかしくて、彼女は、恨めしそうに、そして少し恥じらいを眼差しに浮かべる。 「・・・意地悪・・・」 「そんなおまえだから可愛いんだ」 「あ・・・」 彼は全部服を脱ぎ捨て、生まれたままの姿になって、そのまま彼女に覆い被さってくる。 その姿が、まるで半獣神のようで、彼女の胸を焦がさせる。 アリオス・・・。 なんて綺麗な身体なんだろう・・・。 彼こそがモデルにふさわしいって、私思ってしまう・・・ 「離さねえから・・・」 「うん・・・」 深い口付けが交わされる。 過去も、未来も越えて、今二人は、互いの”想い”を伝え合う。 罰せられても構わない。 今の時間こそが真実だから。 「アリオス・・・っ!」 唇を吸い合い、舌を絡ませあい、互いに愛撫をしながら、情熱を伝え合う。 「・・・んあっ」 思わず漏れる甘い声。 アンジェリークはアリオスの口付けに、深く酔いしれながら、頭の芯が痺れてゆくのを感じた。 彼女の顎に伝わる、どちらのものか判らない唾液も、彼はそっと唇でぬぐってくれる。 その仕草ひとつをとっても、彼は彼女の身体に甘い旋律を刻ませる。 彼女が甘い口付けに夢中になっている間、彼の手はバスタオルへとかかっていた。 彼が触れるだけで、彼女の体からバスタオルがするりと抜け落ちる。 まるで魔法のような指先。 彼は彼女が生まれたままの姿になるなり、唇を離し、暫し、その白い肌に見惚れた。 情熱が宿る異色の眼差し。 その真摯な眼差しが恥ずかしくて、彼女はその身を捩じらせる。 「・・・アリオス・・・、恥ずかしいから・・・、見ないで・・・」 甘えるような声。 それが益々彼を高めることを、彼女は知らない。 少し笑って、彼は彼女の額にそっと口付けた。 「綺麗だから見てえんだよ。 おまえの身体は・・・、雪みたいに白くて、まろやかで・・・」 「あん・・・」 彼の大きな繊細な手が彼女のすべすべの肌を辿り、弄る。 情熱がこもった低い囁きに、彼女はくらくらして、彼の手の動きが余りにも甘い感覚を呼ぶせいで、思わず、甘い声が漏れる。 彼は恥らう彼女が可愛くて仕方がなく、思わず愛しげに目を細めた。 「----艶やかで・・・、本当に綺麗で・・・」 彼は彼女の白い肌に唇を落とす。 「やん・・・」 「その声も、俺をたまらなくするけどな?」 「・・・ばか・・・」 「言ってろ」 彼は再び彼女の肌に顔を埋めて、吸い上げ、紅い花を散らしてゆく。 「やんっ・・・・」 「ずっと・・・、ずっと・・・、俺のそばにいろよ? どこにも行くな」 「あんっ!! アリオスっ!」 彼の手が、彼女の豊満な胸を捕らえる。 痩せている彼女だが、底は零れ落ちるほど豊かだった。 しっかりと彼の手によって揉みしだかれ、ふっくらと張り詰めてゆく。 「あああっ!!」 その手の感触に、彼女は思わず身体をのけぞらせる。 今まで知らなかった感覚が身体の中に湧き上がってくる。 全身が痺れていく感覚。 「いやああっ!!」 先端を指でツイっと摘ままれて、彼女は華奢な身体をベットから身体を浮かせた。 「愛してる・・・」 「私も・・・っ!!」 彼は彼女の白い胸に顔を埋めると、強く蕾を吸い上げる。 「はあんッ!!」 体の奥から熱い未知なる想いがこみ上げてきて、彼女は体を何度もシーツから浮かせる。 そんな彼女が愛しくてたまらなくて、彼は彼女の蕾を吸い上げながらも、強く抱きしめた。 「アリオス・・・!!」 彼女の甘い声に導かれて、彼はさらに豊かな頂を愛し尽くした。 やがて---- 彼女は彼の唇の愛撫に翻弄されて気がつかなかったが、彼の指は確実に下へと向かい、彼女の最奥へと触れ始める。 「きゃっ!!」 その指の感覚に、彼女は身を捩って逃れようとするが、逃れるはずもなくて。 彼の指は彼女の中にさらに奥深く入り込んでゆく。 「やあ! アリオス、ヤダっ!!」 響き渡る危険な香りがする水音に響きに、彼女は身体を何度も揺らして嫌がる。 だが、彼は辞めてもくれないし、さらに彼女を熱で覆い、追い詰めてゆく。 指で花芯に強弱の刺激を加えられ、身震いするほどの感覚に涙を浮かべる。 全身に走る甘い旋律。 その感覚に溺れさせるアリオスに、アンジェリークは身体を震わせてしがみついた。 指先がそっと、さらに奥へと進んでゆく。 「ああああっ!!」 彼の指は、彼女の中心へと続く道に侵入し、自分を受け入れさせる為の準備を始める。 「はあ、んん」 彼の指は奥深くへと入り込み、指は一本から二本と増やされる。 泉から溢れ返る蜜。 彼は蜜が溢れる泉に、指を侵入させ、彼女の胎内をかき混ぜ始めた。 何度も指は出し入れを繰り返され、指が内壁にすれて甘美な刺激を彼女に与える。 やがて指は、かき出すように彼女の蠢く内壁を刺激し感じる場所を探っていった。 「いあああああっ!」 キツク彼の指を締め付けながら、彼女は無意識に腰を揺らす。 「もっと良くしてやる・・・」 「え、あ、アリオス!!!」 彼はそのまま顔を下に下げ、彼女の足をさらにぐっと開かせて、蜜が溢れ返る場所に顔を埋めた。 「いやあっ! そこはダメ!!」 「ダメじゃねえよ」 彼は、蜜で溢れ返る泉を丁寧に舐め取り、時には舌で花芯を刺激する。 「ひゃあっ!!」 軽く噛まれたり、吸われたりして、彼女は全身が愛の矢で引き裂かれると思うほどの熱い思いを感じた。 「やんっ!!」 知らなかった快楽に、彼女は両手で彼の銀糸を掴み、腰を振る。 「いやああんっ!!」 彼女はそのままシーツを蹴飛ばし、そのままぐったりと彼女はベットに身を静めた。 ようやく呼吸が整ったアンジェリークは、彼に強く抱きしめられていた。 「愛してる・・・」 「私も・・・」 軽くて甘いキスが繰り返し行われる。 その間にも、彼の身体は彼女の膝を割って入り込んでくる。 「アリオス・・・」 不安げに彼を見つめれば、そっと甘い微笑で安心させてくれる。 「怖くねえからな? 俺がいるから、安心しろ?」 「うん・・・」 彼女が頷いたことが、彼にとって合図になる。 彼はそっと彼女の腰を持ち上げられて、彼はそっと彼女の胎内へと侵入してきた。 「いやあああっ!!」 その、全身を貫く鋭い痛みに、アンジェリークは顔をしかめながら、そのまま彼の精悍な背中に腕を回す。 「ああ、いっ、!!」 彼が腰を進めるたびに起こる鋭い痛みに、彼女は耐えぬく。 止めて欲しくなかった。 折角、時空を越えて愛を確かめ合うことが出来たのだから。 二人の間には時間すらも無になる。 空間も意味をなさない。 ただそこにいるのは二人だけ。 彼もまた、彼女をしっかりと抱きしめる。 彼女が二度と自分から離れていかないように。 彼女の存在を確かめたくて。 「アンジェ・・・」 彼女を宥めるように、強張った身体をほぐすかのっように、彼は彼女の身体を優しく撫でつけた。 「アリオス・・・、だいじょうぶっ!! あああっ!!」 やがて彼女の声は、徐々に甘い声へと変わっていった。 それを合図に、アリオスはさらに激しく動き始めた。 「ああああっ!!」 何度も疲れ、内壁に彼自身を擦り付けられ、彼女は目眩がするほどの快楽を感じる。 「アンジェ、アンジェ!!」 「アリオスっ!!」 彼が突き上げるたびに上がる淫らな水音に、彼女は彼を締め付けずにはいられない。 その締め付けに彼もまた快楽を溺れてゆく。 「ああっ!」 締め付けるたびに突き上げられて、意識が何も考えられなくなってくる、。 ただ判るのは、彼が与えてくれる愛撫だけ。 視界がぐらつきはじめ、ガクガクと震えだした彼女の華奢な体が、限界を伝える。 「アンジェ、もうどこにも行くな! 愛してる!!」 息を乱しながら、アリオスも動きつづける。 二人の刻むリズム呼吸が速くなる。 「あああああっ!! アリオスっ!」 彼の熱いものが胎内に放たれ、彼女がそれを受け入れたとき、二人のの身体に衝撃が走り抜け、天国まで上り詰めた---- 目覚めると、アンジェリークはアリオスにしっかりと抱きしめられているのがわかった。 「アリオス・・・」 「もう、どこにも行くなよ? おまえは俺のものだからな?」 栗色の髪を指先で遊んでいる彼に甘い微笑を浮かべながら、彼の身体に身体を摺り寄せて甘えた。 それが彼の欲望を刺激する。 「アンジェ・・・。もっとだ・・・」 「え、あっ!!」 彼にそのまま組み敷かれて、再び情熱的に愛され始める。 彼は自分の全てを伝えるために、彼女がくたくたになるまで、激しく愛しつづけた。 |
