アリオスのマンションに行くのは、全く初めての経験。 きっと最初で最後・・・。 心の中で深く思いながら、アンジェリークは妙に緊張していた。 「アンジェ・・・」 甘い声で囁かれて、彼女は躰を甘く熱くする。 何も言わずに、アリオスはアンジェリークの頭を肩に凭れさせる。 まるで恋人同士のようにしてくれる彼に、アンジェリークはたっぷりと甘えた。 車はマンションの駐車場にゆっくりと停まった。 そこからエレベーターに乗り、最上階のアリオスの部屋に向かう。 しっかりと手を繋がれて、アンジェリークはとても幸せな気分だった。 部屋に入ると、そこは無機質な空間。 シンプルなインテリアがアリオスらしい。 部屋に入るなり、アリオスに華奢な身体を抱き上げられる。 何も言わずに、アンジェリークは甘えるようにアリオスの肩に頭を凭れさせた。 寝室に入ると、中央には大きなベッドがある。 アンジェリークは一瞬、その身を堅くする。 ここでエリザベスを抱いたの・・・? 「ベッドより床がいい」 その一言でアリオスは全てが読めた。 やきもちを妬いているだろう彼女が、可愛くてしょうがない。 「大丈夫だ。このベッドで今のところは誰も抱いてはいない・・・」 「うん。だったらベッドで構わない」 素直に頷いた彼女を可愛いと思いながら、アリオスはベッドに寝かした。 帽子を取らせ、栗色の髪をゆっくりと指先で梳いていく。 「アンジェ・・・、大人の男が真剣に付き合うのはどういう意味か、おまえは判るか?」 アンジェリークは頬を染めて、小首を振る。 「身体で愛し合うことを意味する。2年前のおまえはまだ15だったから、流石の俺もそれは戸惑った。そばにおけば、俺は確実におまえを奪っただろう・・・」 低い声は艶やかさを増し、かすれていて、心を動かされる。 「アリオス・・・、だから? だから私を遠ざけたの?」 「ああ」 アリオスが覆い被さるように抱き締めてきたので、アンジェリークは甘い吐息を吐いた。 「アリオス、今の私は・・・?」 「今のおまえはとても綺麗だぜ。この俺が保証する」 「んんっ・・・!」 深くしっとりと入り込むようにキスをすると、アリオスは舌でアンジェリークの口腔内を愛撫していく。 上顎を丹念に侵されると、身体に震えがくるくらい感じてしまう。 「出会ったときから、宝石のようだと思ってた・・・」 「アリオス・・・」 角度を変えて何度も口づけられて、アンジェリークは喘いだ。 唇の端を噛まれるようにキスをされて思わずアリオスを引き寄せる。 「アンジェ、綺麗になったな・・・」 「アリオス・・・」 白い首筋に舌を這わせながら、口づける。 首筋に飾られるネックレスがくしゃりと揺れた。 「んんっ!」 少し背中を浮かせて、ワンピースを脱がしにかかる。 ファスナーの下ろされる音が、とても淫靡に感じた。 ワンピースを脱がされる間も、アンジェリークは素直に応じる。 下着姿にされて、アリオスの鋭い視線を感じる余り、アンジェリークは肌を真っ赤にさせた。 「アリオス・・・、余り見ないで・・・」 「綺麗なもんは見てもかまわねえだろ?」 白い肌に、何度も唇を落とされる。強く吸われる度に、真っ赤な所有の痕が残る。 自分の愛した証しを刻み付けるように、アリオスはアンジェリークを愛した。 「んんっ!」 アリオスの唇が胸にかかる。 下着の上から、尖りつつある乳首を口で出され、アンジェリークは瞳を強く閉じて、乱れた。 「素直に感じたら、声を出してかまわねえんだからな」 喋りながら乳首を吸われて、刺激を与えられると、アンジェリークは甘い吐息を吐く。 「ああっ!」 「そうだ、可愛いな?」 「んんっ!」 胸をしっかりと揉みこまれて、身体を震わせた。 「アリオス・・・」 下着が取り払われる。 白く弾力のある胸は、アリオスを夢中にさせる。 下から持ち上げるように揉みしだけは、息を乱してしまうほど、彼女は感じていた。 「アリオス・・・っ!!」 舌を肌で感じる。 舌先で丘を舐められると、彼女は身体を震わせた。 「あっ、ああっ!!」 華奢な白い身体。全てを征服して、アリオスは満たされなかった。 征服するのは彼女だけでいい。 誰にも触らせない。 アリオスは深い思いをアンジェリークの白い肌に刻み付けた。 堅くなりすっかり勃ちあがった蕾を今度は直に含まれる。 「あっ、ああんっ!」 舌で丁寧に転がされ、アンジェリークは頭がおかしくなるぐらい気持ち良かった。 根元に歯を当てられると、涙が出るほど感じる。 「アリオスっ・・・!!」 「おまえは誰にも渡さない・・・。俺のものだ・・・」 「アリオスっ・・・!」 ”あなたも私の物”だと、アンジェリークは言いたかった。 だが、婚約者のいるアリオスにそんなことなど、言えやしない。 「あっ、んんっ!!」 初めて知る快楽に、今は溺れたかった。少なくとも今だけは。 胸からアリオスの唇が離れると、今度は下にと唇が降りてくる。 平らな腹部を舌で愛された後、彼の唇は下着を捕らえ、そこの中に繊細で長い指を入れる。 「あっ!」 「随分、濡れてるな・・・」 「アリオスっ・・・!」 指で濡れた場所をかき回されると、アンジェリークは僅かに躰を震わせた。 「やあっん!」 襞の内側を指で擦られた後、蕾を指で摘まれる。 それだけで、アンジェリークは全身に電気を感じる。 「あっ、やあんっ! アリオスっ!!」 感度かいいのか、ほんの少しの愛撫で感じた。 「アリオスっ!」 指を蜜壺に一本挿れるだけで、かなり締め付けをしてくる。 アリオスは指で十分に、入り口を溶かした後、痛みを和らげるために、最大限、蜜を流させる。 そうする為に、アンジェリークの足を大きく広げさせた。 「あっ、いやっ!」 「ここはおまえの宝石だ。綺麗だぜ?」 蜜で濡れた場所を、アリオスは舌で這わせ、音を立てて愛していく。 「あっ!! ああんっ!!!」 舌先で赤く腫れた蕾を、アリオスは舌先で丹念に転がしていく。 「ああっ!! んんっ!!」 舌でそこを嬲られるだけで、頭の芯が痺れるほど感じる。 大きく脚を開いた状態が恥かしくて、アンジェリークは真っ赤になりながら、乱れた。 「アリ、アリオス…」 シーツを掴もうとして、アリオスが手をしっかりと握ってくれる。 彼女はその状態に、心から満足した。 「あっ!! ああああっ!!」 中心を軽く噛まれて、アンジェリークは快楽により躰が”墜ちる”ことを初めて経験した------ まだ意識がぼんやりとする。 徐々に意識が回復してくると、アリオスが入り口を、熱く高まったもので撫でているのが判った。 「アッ・・・!!」 「おまえを俺のものにする・・・。 俺だけのものに…」 「うん、あなただけのものになりたい・・・。アリオス…」 その瞬間、全身を二つに裂くような痛みが襲い、アンジェリークは顔を顰めた。 「いやあああっ!!」 今まで経験したことの無い痛み。 躰の奥が鈍いように重くて、アンジェリークは何も考えられない。 「ああっ!! あああんっ!!」 痛みに堪えながら必死に喘ぐアンジェリークの表情を見ながらも、アリオスはやめることなど出来やしない。 「アンジェ…」 アンジェリークはアリオスの理想を具現化したものだった。 華奢な躰も、夢見るように素晴らしい。 何よりもその締め付けが、アリオスを狂わせた。 息を乱しながら、アリオスは腰を進めていく。 止められなかった。 アンジェリークを征服してしまいたかった。 「アリオスッ!!」 痛みがあるのにも拘らず、アンジェリークはアリオスを何も言わずに受け入れる。 それが彼にとっては最高に嬉しかった。 「アンジェ、痛かったら俺に掴まれ…。 おまえが最高だから、止められねえけど、ちゃんと、ずっと、傍にいてやるから・・・」 「アリオスっ!!」 涙を滲ませて縋りつく彼女に、キスの雨を降らせながら、アリオスは腰をどんどんと進めていった。 「あああっ!!」 アンジェリークの胎内に入りきると、彼女は少しだけ甘い声を上げた。 その声が余りにも可愛くて、アリオスは腰を更に揺らした。 「ああっ! あああんっ!!!」 彼が深く突き上げてくる度に、アンジェリークはアリオスを抱き締めて、離さない。 「ああっ!!! あああんっ!!」 何度も突き上げられ、揺さぶられて、痛みはいつしか快楽に変わっていた。 「アリオス・・・っ!!」 私・・・。 きっと、一生アリオスが好き。 アリオス以上に愛せる人を見つけられないから・・・・ 「はあ、あああっ!!」 激しい突き上げは、アンジェリークガ感じる場所を揺さぶり続ける。 躰が小刻みに震え始めて止められない。 アンジェリークは意識が朦朧としていく。 「ああ、ああっ!!! ああああんっ!!」 激しくなる締め付けに、とうとうアリオスも息を乱した。 「アンジェ…っ!!!」 「ああああっ!!」 熱いものが胎内に流れ込んでくる。 アンジェリークは意識を手放しながら、アリオスに縋りついた。 「アリオスッ!!」 二人は一緒に抱き合い、そのまま甘く溶け合う------ もう誰も、二人を引き裂けやしない・・・。 |
コメント 裏でございます。 このシーンは必須だと思ったので。 後1回です。 がんばります(^^) |