GET TOGETHER
Part2
長男本懐編


「アリオス…、どこに行くの?」
「俺の別宅」
「え?」
 車に乗せられて、どこに行くかわからず、アンジェリークが訊いて見ると、帰ってきたのがこの答えだった。
「驚いたか?」
「うん…、別宅持ってるのに、兄弟と暮らしてるなんて…、アリオスえらいなって…」
 彼女は本当に感心するかのように言い、彼の胸に頭を凭れさせる。
「…だから…、大好きなんだけどね・…」
「バカ…」
 アリオスは片手で彼女を引き寄せたまま、そのまま車の運転を続けた。


 車は、静かな海辺の町へとやってきて、その中でも、一際、立派な高級マンションに車は止まった。
「ここは…」
「ここの最上階に俺の部屋がある…」
 そのまま車から出ると、アリオスに手を引かれて、彼女はエレベーターへと連れて行かれた。
 そこから最上階まで上がる。
 エレベーターの中で、二人は特に何も話はしなかったが、しっかりと手を握り合って、互いの情熱を伝え合った。

 音が鳴って、ドアが開くと、その階にはドアがひとつしかなかった。
「どうして、ドアが…?」
「ここは一フロアに付き、一人しかいない…。だから、大きな声で鳴いたって平気だぜ?」
「も…バカ!」
 恥かしそうに俯いた彼女が可愛くて、アリオスはクッと喉を鳴らして笑う。
 それが彼女には更に恥かしさをあおってしまう。
 アリオスは、電子キーで部屋の鍵をあけると、彼女を抱き上げ、そのまま゛お姫様抱っこ”をした。
「…ヤダ…」
 言葉ではそう言ってはいるものも、彼女もまんざらでなく、逆に嬉しくもある。
「儀式だからな?」
「うん…」
 そのまま抱き上げられたまま、部屋の中に入っていった。
 部屋に入ると、オートロックのせいか、自然と鍵がかかる。
アンジェリークを抱き上げたまま、アリオスはそのまま寝室へと直行する。
 中の敷地はとても広く、シンプルな家具のレイアウトにも、アンジェリークは目を奪われていた。
 寝室に入ると、中央にはキングサイズのウォーターベットが置かれていた。
 その大きさに、彼女は不安になってしまう。

 アリオスはここに誰かを連れてきたことがあるのかしら…。

 そう思うと、心の奥底にあるどす黒い感情が噴出してくるような気がして、アンジェリークは困った。
「アンジェ?」
 急に押し黙ってしまった彼女に、彼は優しく声を掛ける。
 振り返った彼女は、少し瞳を売るませていて、その理由が、アリオスにはすぐに判った。
「大丈夫だ…、このベットで寝る女は、おまえが初めてだから…」
「ホント?」
「ああ、ホントだ」
 その言葉に、アンジェリークの表情は一気に晴れ上がる。
「良かった…」
 彼女のその言葉に、彼は心を満たされた。

 …もう、待てねえから…

 彼女の額に口付けて、彼はそのままベットへと横たえる。
「愛してる…」
 情熱的な眼差しで見つめられて、彼女は頬を暮れないに染め、潤んだ瞳で彼を見つめ返した。
「アリオス…、私も…、愛してる…」
 手を差し伸べた彼女に、彼は優しく笑って、そのまま身体を重ねてくる。
「…うん…!」
 先ずは甘いキスから。
 いつもとは違った、じょうん悦を帯びた激しい口付け。
 互いに舌を絡ませあい、口腔内を彼の舌で愛撫されて、彼女は夢中になって彼の愛撫を求めた。
「あ・・・ん」
 時折甘い吐息が漏れる。
 体の力が抜けきったところで、彼は彼女の首筋へと、舌を這わせてゆく。
「あっ、アリオス!」
 彼が、彼女の白い首筋を舐め上げると、びくりと僅かに彼女の体が揺れる。
 そのまま彼は、彼女の服を脱がしにかかる。
 今朝、彼女が着ていたのは、白いワンピースで、ファスナーを下ろせば簡単に脱がすことが出来る
 欲望が突き上げてくるのを切実に感じているアリオスは、彼女の今日の服装に感謝した。
 彼女の背中を僅かに浮かせて、そのままファスナーを下ろしてゆく。
 ファスナーが下りきって、彼は彼女のワンピースを一気に脱がした。
「はあん」
 首筋に愛撫を受け、彼女は身体を仰け反らせている。
 露にした白き肌に、今度は自分のものである証を、アリオスは刻み付けた。
「ああっ!!」
 白い肌に、彼の所有の証が舞い散る。
「アリオス…」
 そのまま彼の手が彼女の胸へとかかる。
「ああっ! ヤダ…」
「おまえ…、凄え大きいな」
「やっ!」
 彼は満足そうに笑って、彼女の胸を大きく揉みしだく。
 形を確かめるように、円を描くかのように。
「あ・・・、やだ・・んっ!」
 彼女は、安堵も身体を仰け反らせて、その快感に打ち震えた。
「はあん」
 彼女の胸を覆う鍵を彼が外すと、介抱された胸は、ふるりと揺れる。
 まるで彼を欲しがっているかのように。
「いやあんっ!」
 彼は、つんと、待ちわびるようにして勃っていた蕾の先を、きゅっと握り、そのたびに、彼女は身体を跳ね上げさせた。
「はあぅ!」
「大分感度がいいみてえだな? 嬉しいぜ?」
「はあ・・・」
 アリオスはそのまま彼女の胸に 顔を埋め、尖がったいただきを交互に吸い始めた。
「あああっ!!」
 全身を甘い旋律が駆け抜けるのがわかる。
 アンジェリークは体を何度も仰け反らせ、彼の愛撫に身悶える。
 唇で強く吸い上げられ、舌で嬲られて、彼女は最奥から何かが溶け出すのを感じた。
 彼の唇は、左右の蕾を交互に吸い上げ、手は手で胸を揉み上げていた。
 熱い蜜が体から流れ落ちる。
 その感覚が嫌で、アンジェリークは何度も足を摺り合わせた。
 それを彼が気がつかないはずはなくて…。
 彼の手がすっと、彼女の太腿にかかった。
「はあんっ!」
 彼にすっとそこを撫で上げられるだけで、彼女の足は僅かに開いた。
「ああっ」
 アリオスはそのまま指を、彼女の秘密の場所を布の上から撫で上げた。
「やあん」
 そのまま彼は一気に力任せに白い布を引き下ろす。
「やだって!」
「ダメだ…」
 そのまま、彼は、彼女の秘所に一気に指を突き入れ、花芯を探る。
「はあっ!」
 濡れた淫らな水音が響き渡り、彼女も体を何度も浮かせる。
「あああっ! いやあんっ!」
 彼は、親指の腹で強弱の刺激を花芯に与えながら、人差し指と中指を、彼女の胎内に一気に突き入れた。
「あああっ!!」
 花芯と胎内を一気にこすられすり上げられて、もう何も考えられない。
「あああっ!」
 その大きな嬌声とともに、彼女は彼の指をたっぷりと蜜を絡ませて、そのまま柔らかなベットに沈み込んだ。


 目を開けて気がつくと、彼がすでに裸になって彼女の目の前にいた。
「アリオス…」
「大分と零したみたいだな? 舐めてやるよ」
「あっ、いやああっ!」
  彼の具一途足を大きく開かされると、そのまま彼はそこに顔を埋めた。
「やだっ!! あああっ!」
「綺麗だ…」
「はああっ!」
 彼は舌で蜜を舐めとると、花芯を舌で刺激し、そのまま吸い上げられる。
「はあ、はああっ!」
 彼女の腰が、無意識に揺れ始めて、彼はようやくそこから顔を上げた。
「アンジェ…」
 彼はそのまま、彼女の足の間に体を入れ込む。
「愛してる…」
「ああっ!! いやああ!!!!」
 アリオスはそれを合図に、受け入れる準備が出来た、彼女の最も熱い場所に、自分自身を静めた。
 その、体を貫く痛みに、彼女は涙を流し、体を強張らせる。
「いやああっ!」
 余り者痛みに彼女は身を捩ったが、彼が許してくれるはずもなく。
「アンジェ、アンジェ、愛してる…」
 何度も甘くd囁いて、彼女の顔銃にキスを降らせて、宥める。
 そのうちにアンジェリークの体から強張りがなくなってくる。
「あああっ! ああん。アリオスっ!」
 声が、苦しげなものから、甘いそれに代わる。
 彼はそれをチャンスとばかりに、一気に腰を推し進めた。
「はあああっ!」
 彼女は、彼を何度も締め付けて、離さない。
 絡み付く熱い内壁。
 それにあわせてアリオスの腰の動きも性急になる。
「あああっ!! アリオス!!!」
 彼女はいつしか、淫らに腰を動かし彼を誘う。
「アンジェリーク!」
 彼は何度も彼女の奥を突き上げる。
「あああっ! アリオス!!」
 彼女の体が小刻みに痙攣を始めたとき、彼もまた、熱い情熱をその胎内に方室する。
「ああああっ! アリオス!!!」
「アンジェ!」
 そのまま二人はしっかりと抱き合って、楽園へと旅立った。

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 その後、アリオスはアンジェリークをたっぷり可愛がった後に家へと帰った。
 だが、その翌日からは兄弟の激しい邪魔にアイ、アンジェリークと”愛し合えない”らしい…。



コメント

翡翠様へのお礼リクエストで「一つ屋根の下に住むアンジェリークを、アリオスと男性陣が取り合う」話の続編です。
今回は、「やりたくてもやれない」(笑)をテーマにしたものの本懐編
良かったね、アリオス(笑)
いい思いが出来て…。