http://www.osaka.amiami.com/magic_main.html#20030411b
架空試験を受けてみることにしました。
やっぱりおもしろそうですし。
白・アンコモン
New World Angel
4白
クリーチャー−天使
2/3
飛行
New World Angel が墓地に置かれるたび、それを場に戻し、パーマネントを1つ生け贄に捧げる。
New World Angel がプレイヤーにダメージを与えるたび、あなたはマナ・プールに白白を加えてもよい。
まず、白という色がよくありません。
墓地から場に戻す能力は白と黒の両方にありますが、白でこの能力を作る場合、デメリットを与えるのは白という色にふさわしくありません。また、マナを出す能力も白ではなく、黒や緑の領分です。
なので、黒がふさわしいと考えます。
大きな変更はそこでしょう。それから、細かいカードの変更を考えました。
黒・レア
《Gravebane Fallen Angel》
3黒
クリーチャー−天使
2/3
飛行
《Gravebane Fallen Angel》が場から墓地に置かれるたび、それを場に戻し、これ以外のパーマネントを1つ生け贄に捧げる。
《Gravebane Fallen Angel》がプレイヤーにダメージを与えるたび、あなたは次のメインフェイズにマナ・プールに黒黒を加えてもよい。
上の変更から説明します。
まず、能力が多いのでレアに格上げ。
名前は適当?希望?です。
一つ目の能力で迷ったのは、アップキープの開始時に一度だけ場に戻せるようにすれば、おもしろいのではないか、というところ。
そうすれば、「場から」が無くなっても良いかなと思います。
《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob(MM)》みたいなカードを想像するのなら、それの方がおもしろそうです。
二つ目の能力はルール的な変更。
戦闘フェイズ中にマナが出てもまったくおもしろくなさそう("加えてもよい"なので)だからです。
余談。
フレーバーテキストを考えるなら、
「彼女は墓地にさえも嫌われた」
でしょうか。
青・コモン
Twiddle Bug
1青
クリーチャー−昆虫
1/1
飛行
Twiddle Bug を生け贄に捧げる:パーマネントを1つ対象とし、それをタップまたはアンタップする。
《トゲ尾のドレイク/Spiketail Drake(PR)》や、《退去の印章/Seal of Removal(NE)》を思い出させる一品。
かなりバランスの取れているカードだと思いますが、一つだけ問題があるとすれば、0マナで土地をアンタップさせることができる点。
青でそれはタブーだと思います。
テンペストの時代ほどの速度が必要な時代が来れば、これはOKだと思うのですが現在の環境のバランスではまずいのでは?
青・コモン
《Twiddle Drake》
1青
クリーチャー−ドレイク
1/2
飛行
《Twiddle Drake》を生け贄に捧げる:クリーチャーまたはアーティファクトを1つ対象とし、それをタップまたはアンタップする。
タフネスの増加は殺されにくくするため。
そして上記の説明の通り、能力の対象から土地をはずしました。
ドレイクなのは《トゲ尾のドレイク》に敬意を払ってのこと。
赤・コモン
Lazy Goblin
赤
クリーチャー−ゴブリン
2/1
Lazy Goblin はブロックに参加できない。
どのように弱くするかを聞かれているのがわかっておもしろい問題。
そのままの能力でレアリティだけレアにするとか言ったら、世の中の青スキーとコモンスキーにぶっ殺されるので、まじめに考えてみる。
目標は"コモンで4枚入る上でここまで強すぎない"こと。とすると…
赤・コモン
Lazy Goblin
赤
クリーチャー−ゴブリン
2/1
Lazy Goblin はブロックに参加できない。
ターン終了時にこれがタップ状態の場合、あなたは手札を1枚捨てる。
2マナにして、先制攻撃をつけることも考えたのですが、バランスはよくなる反面、インパクトが無くなりそうなので却下。
このデメリットなら、デッキ構築がちょっと難しくなると思うのでおもしろいと思うのですが…
まだ強すぎますねー。
ライフ喪失のパターンは最近は黒の能力のようなので、わざと避けてみました。
緑・レア
Norwood Leprechaun
1緑緑
クリーチャー−レプラコーン
2/4
Norwood Leprechaun がクリーチャーを通常ブロックできる場合、そのクリーチャーへのブロックに参加できない。
Norwood Leprechaun がクリーチャーを通常ブロックできない場合、そのクリーチャーへのブロックに参加してもよい。
ルール的に難しいクリーチャー。
黒くなると畏怖が止められなくなって、スリヴァーになると《変容スリヴァー/Shifting Sliver(LGN)》が止められなくなって。
プロテクション緑が止めれるけど、ダメージは与えられなくて。
その他云々。とにかく面倒で、ジャッジ泣かせが予想できる。
でも、強さ的には問題無いと思うので、変更無しで良いと思う。
金・レア
Life Cycle
1黒緑
エンチャント(場)
1緑:クリーチャー1体を対象とし、その上に wood カウンターを1個乗せる。
1黒:クリーチャー1体を対象とし、その上に sludge カウンターを1個乗せる。
クリーチャーが墓地に置かれるたび、その上に置かれた wood カウンターと sludge カウンター1個ずつにつき1体の、 2/3 の緑と黒である Fungoid クリーチャー・トークンを場に出す。余りの wood カウンター1個につき1体の 0/3 の緑である Woodling クリーチャー・トークンを場に出す。余りの sludge カウンター1個につき1体の 2/1 の黒である Sludgling クリーチャー・トークンを場に出す。
やっていることが壮大な割には結果が寂しすぎ。4マナ払って2/3だけではどうしようもない。
緑と黒で、強さのバランスが違いすぎるので黒しか使われない。
カウンター2種とトークン3種はさすがにやりすぎ。
と文句を言うのは簡単なカード。
これはもう違うカードにするしかないのでは?
金・レア
Life Cycle
1黒緑
エンチャント(場)
1緑:クリーチャー1体を対象とし、その上に +1/+1 カウンターを1個乗せる。
黒:クリーチャー1体を対象とし、その上に 畏怖 カウンターを1個乗せる。
畏怖 カウンターが乗っているクリーチャーは畏怖を得る。
クリーチャーが墓地に置かれるたび、その上に置かれた +1/+1 カウンターと 畏怖 カウンター1個ずつにつき1体の、 2/2 の緑と黒である Fungoid クリーチャー・トークンを場に出す。
作っておいてなんだけど、微妙。
名前を変える気なんて最早起きなかったし。いや、これ以上の物が考え付かなかったが正しいか。
+1/+1カウンターは他の物でも流用可能にした方がおもしろいと思う。
土地・アンコモン
Heart of Argoth
伝説の土地
Heart of Argoth が場に出たとき、あなたは追加の土地を1つプレイしてもよい。
T:あなたのマナ・プールに緑を加える。
伝説がアンコモンなのは個人的に許せない。ので、もうちょい強くしてレアにする。
レジェンドルールってたしか、場に出てから解決されるんだよね?
となると、場に出ることは出るのか。
土地・レア
Heart of Argoth
伝説の土地
Heart of Argoth が場に出たとき、あなたはライブラリから森を1枚探し出し、タップ状態で場に出してもよい。
T:あなたのマナ・プールに1を加える。
…ごめんなさい。これ無し。余りにも強すぎ。
でもなぁ、手札からだと《エルフの開拓者/Elvish Pioneer(ONS)》と同じなんだよなぁ。
二日にわたって書いたので、日にちがちょっとずれているけど、まぁ、気にしないで下さい。
でも、二日で書いたにしては、情けない内容かも。
こういうのはやっぱりおもしろいけど、難しいですねー。