えっと、
e-be君が「ぎゃざ」の何取る問題に対して、自分の意見を日記にのせていました。
自分は「ぎゃざ」を買ってませんので、友人のところへ見せてもらいに行きました。
e-beの意見自体はたいした事は無いのですが、自分が問題だと思うことは「ぎゃざ」での問題の出し方。
本を見てもらえばわかるのですが、情報が少なすぎます。
(勝手にぎゃざを見ているものとして話を進めます)
状況は1パックが終わって2パック目の初手。
取ってるカードは緑と黒が頭一つ飛びぬけて、白が若干。
これだけです。
自分の取った順番、下家に何を流したのか、この重要な二つの情報がありません。
取ったカードを見ると赤いカードが少ないのですが、回って来なかったのか、自分が流したのかわかりません。
回って来なかっただけなら、これから赤に行く選択肢も出てきますし、逆に赤を大量に流したのなら赤の選択肢が絶対にありません。
白いカードが何枚かあるのですが、2枚の兵士の取った順目がわかりません。
もしこれが後の方の順目なら、このパックで《アクローマの復讐》を取り、白への色変えを考えることはセンスがいいと思います。
逆に始めのうちで取っていたけど、流れが悪かったので別な色に移ったと言うのなら、今後白へは行かないことが多いでしょう。
ここからはあくまで予想ですが、
1週目のカードから考えると、初手《ヒストロドン》スタートで黒緑を目指そうとしたものの緑の流れが悪く白への方向も考えている状態。
どちらにしろ、黒緑か黒白を狙っている。希望的観測で7:3くらいで黒緑をやりたい。
赤は、すべて下家に流し、逆回りの2週目での(黒の)見かえりを待っている。
俺青嫌い。となリ(上か下かは不明)のどちらかは青赤。
と言う「流れ」を考えて下さいって事なのでしょうか?
しかしこれはあくまで予想であって、確定情報ではありません。
でも取った順番、流したカードがわかっていればこれは確定情報でしょう。
何を取るかってのを考えるときに、ピックしたカードから「流れ」を推測して下さいってのはどうなんだろう?
それよりも、「流れ」ってピックしたカードを見て考えることなの?
流れてきた順目や流したカードで考えるものでしょ?
そして、「流れ」があって取るカードが決まるでしょ? もちろん上記の「流れ」なら《蔓延》を喜んで取ります。
ってか、それ以外ありえないし。
それよりも、ここまで考えてそれが正解かどうかわからない当たりが、どうにもこうにもやりきれない。
このままではどのカードを選んでも最高の正解は存在しない。ドラフトの流れを重視する人間からはそう見えます。
せめて自分が得るはずの情報は必要ではないのでしょうか?
強いカードをピックすれば勝てるのなら、ドラフトはただの運ゲーになってしまうでしょ。
そうではないから、ドラフトが難しく、奥深く、魅力的なゲームになっているのだと思うのです。
微妙なのは、その流れを考えなくても《蔓延》の選択がありえるところ。
取ってるカードで一番強そうなのが黒緑だから、とか。
緑と白は相性が悪いから、とか。
白を取る場合白黒にしたいけど、そのときに流す《蔓延》に抵抗があるから、とか。
逆に白か赤のカードを選ぶときの理由で考えられるのが、「強いから」の一言。
それは、問題を出す側にとって「不正解」を出しやすい解答でしょ?
そこまで予測で来ちゃうと、面白くないじゃない。
もちろん、この手の問題は理由が大事で、結果が大事じゃないのは承知しているんだけど。
自分が「ぎゃざ」が嫌いなところは影響力が大きいのに、身内ネタや、不完全な事が多すぎる所。
レベルが高いか低いかについては、購買層が関係してくるのでどうこう言ってもしょうがないのだと思うのですが。
少なくとも、今回の問題は自分がドラフトをやっているような気分にならなかった気がします。
そこはレベル以前の問題じゃないのかなぁ?