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MONTHLY INTERVIEW Vol.3
"TK"

<INTERVIEW VOL.3>
"INTERVIEW"第3回は、T,K,&The Blues Blasterを率いるブルースマン、Takeshiさんを紹介します。ヴォーカリストでありハーププレイヤーでもあるTakeshiさんは、そのシカゴ仕込みのライブパフォーマンスで聴衆を熱くさせてくれます。また、先月発売したばかりのCDでも、ブルースの魂を存分に伝えてくれます。今回は、リラックスした雰囲気の中で、ブルースとの出会いや、ヴォーカルやハープについて語ってもらいました。
<発売CD収録曲>
1.THE BLUES IS ALRIGHT
2.LET'S HAVE A NATURAL BALL
3.MUSTANG SALLY
4.I FEEL GOOD
5.DON'T ANSWER THE DOOR
6.ROCK THIS HOUSE
7.HOLD ON, I'M COMIN'
8.WHISKY BLUES

Q: ブルースとの出会いはいつ頃ですか?

A: 実は、もともとハード・ロックをやっていたんです。レッド・ツェペリン、フリー、ハンブル・パイ、グランド・ファンクなどのコピーとオリジナルを半々でやっていました。ブルースを聴くようになったのは、20代後半からです。それも、ピーターグリーン等のホワイトブルースです。

そして、実際に自分でブルースを演奏するようになったのは30代になってからなんです。
Q: ヴォーカルやハープはどのように学んだんですか?

A: ヴォーカルは渋谷にあるスクールでレッスンを受けました。その時の先生の影響でハープに興味を持つようになりました。最初はパッカー奏法(短音)で吹いていたんですけど、どうしても、タングブロック奏法を教わりたかったんで石川二三夫さんから半年くらいレッスンを受けました。
二三夫さんは、殆どいっていいくらいタングで吹いていますね。
Q:シカゴへ行ったのはいつ頃ですか?
A:29才の時です。本物のブラックブルースを勉強したくてフラッと行ってみたんです。向こうは、しきりが低いんです。初心者でも遠慮せずセッションに参加できるんです。結局、1年居ました。そして、ブルースの洗礼を受けました。

Q:シカゴでの生活やエピソードを聞きたいですね。
A:全く英語ができない状態で行ったんです。それでもシカゴへ着いたときにマックでハンバーガーくらいは注文できるだろうと思って、お店に入ったんです。でも結局、店員が何を喋ってるのかチンプンカンプンで、買うことすらできませんでした。それくらい英語ができなかったんです。とりあえず、住むところだけ決めようと思い、ダウンタウンのど真中にある中国人が経営している"東京ホテル"(笑)というのが月400ドルだったんで住むことにしました。但し、殆どゴキブリと同居状態でしたけどね。
 それでも、ずっと住んでいたわけではなく、1回日本に戻り建設作業員(土方)をやってお金貯めてから、再び、シカゴへ行きました。その時はメキシカン達が住んでいる、やはりダウンタウンの怪しいアパートに住みました。
Q:すぐセッションに参加したんです?

A:最初に住み始めて2週間くらいしてから、ライブハウスやバーのセッションに参加しました。とても怖かったんですけど、同じ目的で来ている日本人のブルースマン達と知り合いになって、いろいろ教えてもらいました。例えば、地下鉄は意外と治安が悪くないとかです。

Q: T,K,&The Blues BlasterのT,K,ってTakeshiさんのことですよね。

A:そうです。シカゴにいた頃、アメリカ人にどう呼んでもらおうか考えたんです。Takeだと書くと"テイク"と読んじゃいますよね。それで、簡単で呼びやすい、T,K,(ティーケイ)にしたんです。それを今も使っています。
Q:日本に帰ってきてから、どういった活動をしたんですか?

A:やはり、友達をつくるのが目的で、ライブハウスやバーなどでのブルースセッションに参加しました。そこでいろいろなミュージシャンと出会い、いくつかバンドをやるようになりました。Colin(もうひとつのバンドのリーダー)と知り合ったのも、あるライブハウスのセッションの時でした。

Q: 現在の活動の拠点は?

A: よくライブをやるのは、原宿や池袋のパブです。あと阿佐ケ谷にずっと住んでいるので、馴染みのブルースバーでセッションをやったりしています。

Q:これからブルースのことを知りたいという方へのアドバイスは?

A: 映画、「ブルース・ブラザーズ」や「コミットメンツ」を見るとブルースが絶対に好きになりますよ。なにしろカッコイイですから・・・。
<編集後記>
ブルースマンTakeshiさんは、とても謙虚な方である。その歯切れの良いヴォーカルやハーププレイ、カッコイイステージアクション、それにちょっと不良っぽいイメージからは想像できない静かな男である。最近、私も、このナイスブルースマンにかなり影響を受けている。今度、ブルースセッションをやっているバーに連れてってもらい、頑張って参加しようと思う。それが、一番勉強になるのは間違いないからだ。11月のTHE WASHの吉祥寺でのライブには、来てくれるとのことである。
 


撮影:全て、KEIKOによる。
日時:2001年9月29日(土)23:00〜24:00
場所:下北沢、バナナや


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