更に悪くなってない?この半年間で思ったこと

ホームページはただ単純に面倒くさくなって休止してしまっていたが、その間いろいろ考えることはあった。まず最近ひしひし思うのは、ヨタハチを持っているというだけでなんだかエンスージアスト気取りのオーナーが前よりも増えたと感じること。電子制御によるスタビリティコントロールもできるような車が珍しくなくなったこの21世紀において、なるほどキャブレターとコンタクトブレーカーでエンジンに点火するような仕組みの車は持っているだけでも知識は必要になる。しかし、それが間違っていては似非エンスージアストと言われても文句は言えないと思う。

旧車生活が近所にあったタイヤ屋さんに出入りしていたことから始まった筆者としては、車を見るとタイヤとホイールを見てしまう。足元を見るなんていうが、この車の足元を見ると案外そのオーナーの車に対する姿勢や造詣が端的にわかる。例えば、20系セルシオに純正のホイールだがタイヤがハンコックなんてパターンで、夏でも窓全開となれば全くお金がありませんと言っているようなものだ。これほど極端な例はヨタハチにおいてはあまりないが、相変わらずオフセットの合っていないアルミホイールを付けているヨタハチはざらにあるし、70扁平以上のタイヤがついてステアリングが重いとか、ラック&ピニオン化しようとかパワーステアリングが…なんて話を聞くと、基本がなっていないのにできる訳がないと思うのは道理だ。思い込みは勝手にやっていてほしいが、そのために車がダメになるのを見るのは忍びない。

エンジンのオーバーホールも何をもってオーバーホールと言ってるの?という事例をいくつも聞く。ヨタハチにおいてはクランクシャフトのリアベアリングの補給がなくなった今日、手持ちの新品を使わない限りは何をやってもオーバーホールとは名乗れない状況だ。シリンダーから上に手を入れると言っても、オーバーサイズピストンを入れるためのボーリングがせいぜい。オーバーホールしてというエンジンがタカタカタカタカバルブ周りから音が出ているのは、シリンダーヘッドには手を付けず、実は音の発生源になりやすいロッカーアームに至っては洗えばいい方。こういった作業は安上がりかもしれないが状況はさらに悪くなり、トータルで考えると損すらしている。

これら不明は一人でやる分にはいいが、公の路を走り、少なくとも自分に近しい人間を乗せるかもしれないという意識があまり感じられないのは良識を疑わざるを得ない。
2012/3/23

また休眠… しかし大型企画を作成中

なんと半年も時間が過ぎてしまっていた。その間知り合いの方にはご心配いただいたりもしたこと、この場を借りてお礼申し上げます。44ヨタハチに関してはほぼ動きはなし。あまりこの場では話題にしないが、ミニエースは部品がなかったために思うように走れなくなり、そのため急遽足車が必要になり、平成4年式のユーノスロードスターを買ったり。つい先日には行方がわからなくなっていたミニエースバンが発見されて、ついには筆者が買ってしまったり。ことヨタハチ以外では結構動きがある。

とはいえ、その間何もやっていなかった訳ではない。兼ねてより考えていた企画を来月をめどに発表しようと思っているので期待してほしい。
2012/3/23