1勝1敗2引き分け…。44ヨタハチの板金作業進む

当初、左側のみ外して作業してもらう予定だったのだが職人さんが総合的に判断した結果、右側のフェンダーも外して作業してもらうこととなった。筆者の手には端から負えない作業ゆえ、職人さんにはよろしく頼むより他にない。本日、所用の途中で作業の様子を見に行ったらタイミングよくこの右側のフェンダーを外すところだったのでちょっと手伝いながら暫くその作業を見守った。

まずは右のフェンダーを留めているタッピングスクリューやボルトを外すのだが、もとより錆びている可能性が高いところに刺さっているものなので職人さんの作業は勢い慎重になる。その慎重な作業の甲斐もあって、ボルトの類は形を残してきれいに外れることとなった。左のフェンダーでは一部ねじ切れそうになったり、ベースが既になくなっていて苦もなく取れてしまったものもあったようだ。

ボルト類を外す前から、フェンダーが動くとパラパラ…と錆とも土ともいえないような物体が落ちていたのだが、いよいよフェンダーが外れるとバラバラバラ!と鉄分の高い土が作業場の床に広がった。…まあ予想はしていたが、現実を目の当たりにすると意識に楔が打ち込まれるような気分になる。

精査すると左フェンダーに比べてわずかではあるが錆の出方は穏やかだった。フロントエプロン脇の錆び方は左と同じように軽く穴が開いていた。しかしびっくりしたのはフェンダーの下の部分。穴は開いていなかったので大丈夫だと勝手に思っていたのだが、それは既に補修されていたからだった。しかしその補修が酷い。新車時からある鉄板の上に鉄板を当てて形を作っていた。一方で元の鉄板が適切に処置されていたわけではなく、かぶせた鉄板の下で錆は進行していた。結果、鎧塚さんもびっくりというくらい、とってもクリスピーなミルフィーユのような状態になっていた。穴が開いていなかったのは板金した時期が左よりも新しかったからなだけで、早晩左のフェンダーのように錆で穴が開いていただろう。しかも開いた時には全く手の付けられない状態になっていただろう。

右のフェンダーは錆具合では左フェンダーに対して辛勝。フェンダーの下の部分の錆び方は圧倒的な負け。ボルトの取れ具合とパテの厚みは引き分け。結果は左右どちらも大して変わらない状態だった。右のフェンダーは溶接で付けられてはなく、たいした力も入れずに素直に外れてくれたのだけが救いだった。
10/26/2010

暇になるかと思ったら…44ヨタハチ、近況報告

今月初めての書き込みである。既報の通り、44ヨタハチは板金修理に出ている。進捗状況はというと、まだまだ始めたばかりというところだ。そういっているうちに車検が切れそうなのを思い出した。もう10月も終盤に来ている。板金が終ったら車検を取らなければならない。この機会に今まで使用していたタイヤを交換しようと思っている。既にその用意はできているのだが、車が手元にない状況ではタイヤを発注することぐらいしかできない。

主のないガレージで暫く暇になるのかなぁと思ったが、それまでよりもかえって忙しくなった。故あって多くは語れないが、まあ何しろ、車は手元になくともやらねばならないことはいくらでもある。ガレージにあった部品が一時的に大量になくなったので、この機会にガレージの整理をしている。過去になんどもやってはいるのだが、一体どこから持ってきたのか自分でもわからないくらい、気がつくと捨てても良さそうな部品がいくつもあったりする。それらの部品が意外とスペースを食っていて、整理してみるとガレージが広く見えるから不思議だ。
10/23/2010