もうそんなになるか…。路上復帰後1年を経過

筆者の44ヨタハチに再び車検がついて1年が経つ。早いものだ。実際は昨年の8月頃から乗り回していたから一年を軽くオーバーしているのであるが。

そう思ったのも、最近なんだかフィーリングが良くないなぁ、と思いつつ走っていたらオイルの交換時期をおよそ200キロ過ぎていた。その距離をみて、オイルフィルターもやらなければいけない?と改めて確認したからだ。今良く覚えていないが、確か車検を取るにあたってオイルフィルターを換えたから、そこから既に5000キロ乗っていることになる。一年で5000キロ。40年も前の車に一年で5000キロはちょっと乗りすぎだろうか?

その間、大きいトラブルもなく過ごせたのは何よりだ。変化が少ないのは寂しい感じもするが、そちらはミニエースに任せることにしよう。
10/31/2009

勉強になったんだけどなぁ…。フラットツインミーティングを思い出す

この時期になると思い出す。かつて、トヨタスポーツ800を中心とするU型、2U型を搭載する車のミーテイングがあった。フラットツインミーテイングだ。44ヨタハチ所有15年目になりなんとする筆者も数回参加している。

所有してから間もなくだったことと既に10年ほど前ということを差し引いても、来ているパブリカやヨタハチにはかなり見るべきところがあったように思う。それを重視しているわけではなかったと思うが、細部を見るとよく原型が保たれている、或いは原型に戻したという車が多数あった。情報を欲していた筆者にとっては、自分の知識の方向性が正しいことを確認できた上に未知の情報に接する絶好の機会になっていた。

情報は何もディテールだけではない。メカニズムやメンテナンスに役立つ情報も教えてもらったものだ。またその多くが適切だったこともよかった。更によかったのはこの時期に知り合ったオーナーと今でも情報が交換できているというところだ。その後フラットツインミーティングはなくなってしまったが、この頃の経験は筆者の44ヨタハチ歴に少なからず影響を与えている。

ここ最近のヨタハチオーナーを見るに、残念ながらフラットツインミーティングに集まっていた人たちほどのレベルの高さを感じない。ある人はメカに精通していたり、ある人はディテールに詳しかったりしたのだが、そのどの面を見ても当時お会いした方々が勝っている。所有歴の長いオーナーから新しいオーナーへ情報の継承がうまく行っていないというのもあるが、新しいオーナーに自ら勉強しようという姿勢がないのもどうかと思う。あんまりそれのせいにしたくはないが、インターネットの普及で情報の入手が簡単になった一方で、ありがたみがなくなって、吟味しようという気持ちが薄くなったことも影響しているのかもしれない。真贋も玉石もわからない情報が氾濫している今こそ、実はそれを読み取る人の資質が問われていると筆者は思う。
10/29/2009

悲願成就!純正ハードトップカバーを入手

長い間筆者の部品の神様にお願いしていたのに、なかなか願いをかなえてもらっていなかったがそれが漸く成就した。ヨタハチのハードトップをトランクにしまう際に使うカバーを入手した。中古品だがもちろん純正オリジナルだ。

取扱説明書、パーツリストをみるとわかるがハードトップを外したときにはカバーをしてトランクに納めることになっているが、このカバーがクルマに載っていたというヨタハチには全くといっていいほど見たことがない。筆者の44ヨタハチもその例外ではなく、カバーは散逸していた。このカバー、どうも昔からついていないで中古車店に並んで売られていたようだ。では現在までどうしていたかというと、毛布を半分に折り袋状にした手製のカバーを使っていた。もっとも、筆者の場合屋根を外すということがあまりないので、出番も少ない。車内で寝ることがあるときには大きく威力を発揮する。

でもなんとか欲しいなぁと思い、某専門店と標榜するお店で売っているものをみたが、問題外だった。これなら筆者の毛布で作ったカバーの方が役に立つ。

このカバーを入手したいきさつも因果なものだった。もともとは他の部品を譲ってもらう心算でいたのだが、それと一緒におまけとしてもらったもの部品の中に入っていた。最初は筆者でも実物は見たことがなかったのでそれがオリジナルのものかどうかすらわからない状態だった。だが筆者の知る古くからのヨタハチオーナーに何度か相談したところ、この度筆者が入手した品物がオリジナルであることがわかった。

現在のコンディションは一部修理が必要なところがあるが、年を経ている割にはレザーのコンディションもよかった。今日は実際にそのカバーをハードトップに当ててみたのだが、やや縮んだかんじで少々きつめだが使用に不都合はない。今後は要修理箇所をどのように直すか、考えようと思う。
10/18/2009

もう遅い…。部品が値上がり。

ミニエースのエンジンオーバーホールに伴って、使用した部品を補充しようと、先月の中ごろ各種部品を発注していた。その際に直接使った訳ではないが品薄になっていたものも同時に発注していたのだが、さきごろようやく部品が届いた。随分遅いなぁと思ったがそれも無理はない。発注した時期が決算を前にしていたために、その影響を受けて遅くなったというわけだ。

さて、部品を手にして伝票を見て気がついた。なんだか、部品の値段が上がってない?品物によっては、単価が倍になっているものもある。筆者の信頼する筋からの情報によると、この傾向は何もヨタハチの部品に限ったことではなく、他の車種全てに言えることらしい。高くないうちに発注と思ってももう無駄である。既に10月を向かえて元には戻らない。

それと、少しだがまたヨタハチの部品に生産困難部品となったものが増えた。2U用のバルブコッターとワイパーのピボットキャップがついに生産困難部品の仲間入りだ。部品ひとつひとつが小分けになって手元に来た、ということは賢明な皆様であればそれ以上何もいう必要がない。筆者が発注したのは9月だったから補給があっただけで、今月に入って補給しているのかどうかは微妙なところだ。お値段については前者はなんだか少し高くなっているような気がする。後者については筆者が知っている値段のままだったが、場所によっては東京での単価の五倍高で手元にきたという確定情報もあり、いつその五倍高になってもおかしくない状態である。
10/04/2009

用意はいいのか?燃焼式ヒーターのテスト運転をする

10月。衣替えの季節。ヨタハチにとっての衣替えはこの燃焼式ヒーターの準備である。とはいうものの、今年は試しに夏季の手入れをしないで乗るたびに短時間ではあるがヒーターを稼動させて果たして次の冬にそのまま使えるのかを実験していた。尚且つ先日の大雨の際に窓の曇り止めにヒーターを動かしたのでたいしてすることはない。ヒーターのスイッチを入れてきちんと動くかどうか、それだけを確認した。

路上に復帰なってからの44ヨタハチのヒーターはほぼ整備いらずだ。安定するまでヒーターのノズルの清掃を少しやっただけだ。現在、懇意にして頂いている方の燃焼式ヒーターの整備にかかっているが、こちらは少し手を焼いている。これで都合4基目の燃焼式ヒーターの整備であるが、筆者の師匠筋に相談したりしながら探り探りやっている状態だ。整備書にも載っていないような症状。まだまだ未体験な事例がいくつもあるものだ。
10/02/2009