始動性が向上?アースケーブル追加インプレッション

エンジンの始動性がいい。暖かくなってきたことを差し引いてもあまりある感じだ。何しろ、スターターモーターが軽く回るしすぐに火が入る。丁度バッテリーを新品に交換して一発目に回したときの感覚に非常に近い。もちろん、筆者の44ヨタハチのバッテリーはそのままなのに、である。アースを増やした効果ははっきりとある。

暖かくなってオイルが柔らかいから?とも思ったがほとんど変わらなかった。エンジンのオーバークール状態は未だ変化なし。夏に冷えないのもどうかと思うが、すっかり暖かくなったのにこれもどうかと思う。そういえば、4月にバイクに乗るときはまだ革ジャン着て乗っていたことを思いだす。かといって、クーリングダクトを全閉にした上でエンジンに革ジャン着せる訳にもいかない。

クーリングダクトを全閉?あれを試してみるか?
04/29/2009

湿度が少ないからか?オーバークール傾向変わらず

東京は既に桜の花も散ったこのごろ、気温も25度を越えるなんて日も出てくるようになった。しかし寒い頃から続いている44ヨタハチのオーバークール傾向は暖かくなっても尚続いている。

今週の日曜日、最高気温25度を記録したこの日にテスト走行した。絶えず前に進んでいる場面では、クーリングダクト全閉でも油温計の針は100度と60度の真ん中あたりを指している。街中の走ったり止まったりの状況でもこれとあまり変わらない。渋滞のところでは流石に油温は上がるが走り出せばあっと言う間に冷えてしまう。結果、気温が高くなってもクーリングダクト全閉のままでテスト走行は終ってしまった。

まだ走れば風が冷たいし、湿度も低いのでエンジンの冷える環境としては恵まれている。しかし、オーバーホール前の同時期のコンディションと比べてもオーバークール傾向にあると感じる。これから暑くなるからいいが、次に寒くなるころまでに何か考えておかないといけないかもしれない。
04/22/2009

アクセルの応答性が向上!アースケーブルを追加

エンジンオーバーホールがなった時に必ずやってみたかったことがある。エンジンのアースを増やすことだ。最近は旧車に限らず、アースを増やすことは手軽にできるチューニングのように言われている。だが、いざヨタハチにセンスよくやろうとすると結構難しい。どのアースケーブルもこれ見よがしな感じだ。

そんななか、筆者の信頼できる筋からいいケーブルを手に入れた。このケーブル、昭和30年代のトラックなどに使われていそうな感じのすばらしいルックスだ。フューエルゲージの取付でアースの重要性を知ってしまったのでクルマで一番大電流が流れるエンジンからのアースは絶対に有効だ。これなら見た目も古っぽく、しかも機能も実証済みなのでこれで決定だ。

次に実際に取り付ける作業だ。機能が確実で見た目も綺麗に納めるにはどう繋いだらいいか。結論としては、エンジン側はエンジンとトランスミッションを留める5本のナットのうち、一番上のナットにケーブルをかませて締めることにした。そしてボディ側であるが、左のサブフレームのアイドラーアームが取り付けられているところに、一箇所だけボルトもナットも通っていない穴がある。そこにボディアースの為だけにボルトを通してアースすることにした。

しかしてボディアースを追加した結果は…。正直なところ劇的に変化したと思われるところはない。スターターモーターの回る感じが軽くなったこと。アクセルへの応答性がよくなったこと、それぐらいだ。それまでのアースケーブルでも十分アースが取れていたということもいえるのかもしれないが、もっと劇的に変わるのかもしれないと期待していたのかもしれない。

暫くは様子を見ようと思う。
04/17/2009