どっちがいいの?スパークプラグで考える

図らずも現在、44ヨタハチにはNGKのスパークプラグを使っているので考える。スパークプラグは本当に何がいいのかな?という問題だ。大きく分けるとNGKとデンソーのプラグ、どっちがいいかということだ。熱価もほぼ同じ、形状も同じという前提で筆者の感じるところでいうと、双方長所と短所が相半ばしているように感じる。

トヨタ車というとデンソー。デンソーのプラグは使って暫くのフィーリングはすばらしく良いのだが、消耗するのが比較的早いように感じる。一方NGKであるが、特別フィーリングがいい訳ではないが消耗が遅い感じがする。プラグに支払うお金と手間が惜しくなければメーカーが勧める使用距離よりも早く交換してデンソーのプラグを使うのがいいと思う。自分では工具は持たないという人であれば、NGKのプラグを入れたままにして定期点検の時に必ず見てもらうのがいいと思う。

エンジンをオーバーホールして以後、全体的にオーバークールの状態を示している。外したプラグを見て、冬季は1つウォームタイプの方がいい感じがする。NGKのプラグで言うと4番相当だ。ただし、それを試すのは次の冬だ。筆者の住む東京多摩地区ではだいぶ桜の花が咲いた。
03/21/2009

まだ不完全?マイナートラブル頻発

ここのところ、大きく困る…という訳ではないが44ヨタハチは野暮なトラブルに見舞われている。

ある夜のこと、高速道路を走行中にライト明度が変わっているような気がした。ふっと明るくなる時もある反面ふっと暗くなる。停車中にエンジンを回すとライトが明るくなる、というならばバッテリーがそもそもダメでオルタネーターが発電するエンジンが回った時に明るくなるというのはわかるのだが、今起きている現象はそうではない。気のせいかもしれないので暫く走りながらライトの明るさだけをみていたが、やっぱり明るくなったり暗くなったりを繰り返す。

筆者の信頼できる筋に相談したところ、どうやらボルテージレギュレータがダメのようだ。そもそも44ヨタハチが復活なったときに、ついていたボルテージレギュレータがダメで予備にしていたものを現在使用していたのだが、それもどうやら問題ありのようだ。電圧の調整ができていないから電圧が下がるとふと暗くなり、逆に電圧が高くなったときにはふと明るくなるというわけだ。

今日は今日で、出先から帰るときに一度始動したエンジンが暖気している間にパタッと止まって、それからセルモーターを回してもまったくエンジンが掛からないということになった。スターターは勢い良く回るのにエンジンが始動しない、ということは燃料か点火系に問題あり。しかし、エンジンルームを開けると生のガソリンが出ている臭いはするので点火系に問題ありだ。これも筆者の信頼できる筋に相談したところ、プラグがカブっているのだろうという結論に達した。プラグかぶり?筆者はヨタハチ所有歴15年目になるが両方いっぺんにプラグをかぶらせたのははじめてである。

果たしてプラグを外してみると…確かにカーボンはのっているがガソリンでべちゃべちゃという訳ではない。好意的に考えてみれば、それまで曲がりなりにもかかっていたし、プラグも適当に暖かかったのでプラグを外す作業中にカブっていたガソリンが干上がったのかもしれない。とはいえ、エンジンが掛からないのは事実なので、予備のプラグを取り出して交換してみる。すると、苦もなくエンジンが掛かった。

車に備えているプラグはNGK製。もともとプラグはNGK製派だったのだが、あるときからやっぱりデンソー製派に変わった。とはいえ新品のプラグを捨てるのは忍びないので予備として車に載せていたのだが役にはたった。外したのが夜なので、プラグのコンディションははっきりとはわからなかったが、昨年エンジンを載せてから使用しているプラグなのでもうそろそろ交換時期だったのかもしれない。気がつくともう一万キロほど走っている。
03/18/2009

ついにこの時が…。エンジンオイル生産終了か?

筆者の旧車ライフを影で支えてきた定番のエンジンオイルがいよいよ生産を終えるかもしれない。いつかこんな日が来るとは思っていたが、現実になってしまうかもしれないと思うとなんだか切ない。

筆者が44ヨタハチに使っているエンジンオイルはBPのビオラスーパーVというオイルである。粘度は10W-40。以前は夏にだけ20W-50というオイルを使っていたが、現在は通年で前者の粘度だ。ストックがなくなってきたので、先日オイルを注文したところ今回の分は来るが次回頼む時にはどうかわからないと言われた。実はBPは現在カストロールを別ブランドで持っていて、生産している製品のラインナップを整理統合するようである。だから同じような品物がカストロールブランドで出る可能性はある。が、出なかったときのことも考えて、別のエンジンオイルを探すことを考えておかなければならないだろう。

筆者がオイルに求めるのは@安価であること。せいぜい1000km走行で交換してしまうので高価なオイルは無駄。モリブデンやテフロン系の添加剤の入っているものは現在使っている添加剤と相性が悪いので不可。A鉱物油であること。オイルシールのことを考えると化学合成の品物は避けたい。B安定して供給されること。ここが侵されていたのが別のオイルを模索する動機に他ならない。10年くらい前はどこのカー用品屋さんでもビオラスーパーVは手に入ったので必要に応じて一缶ずつ買っていたのだが、そのうち品物がなくなり注文しないと来なくなる。そのうち一缶単位では買えなくなりケースで発注。そしていまにいたる訳だ。

暫くは今回注文した1ケース、4リットル缶6個でしのげるがその後はわからない。到着したオイルは、ふたに必ずついていたBPのマークがなかった。次にあるかどうかわからないというのはあながち嘘ではないかもしれない。
03/08/2009