クラッチ動く!パーツ取り付け更に進む

前日中途で止めていたクラッチワイヤーの取り付けを再開。その前に近所の仲間にクラッチケーブルがどんな感じでついているか見せてもらった。やっぱり、つき方がおかしい。写真を撮ってガレージに戻りクラッチケーブルを取り付けなおす。写真を参考にクラッチケーブルを付け直し、クラッチペダルを踏む。すると、きました。オーバーホール前と同じ踏み応えが。シフトしてみるときちんとギアが入る。オーバーホール前よりなんだかショートストロークっぽくなっているのはブッシュ類を換えたせいだろうか。かなりスポーツライクでいい感じだ。

その勢いを借りて、更にパーツ取り付けを進めた。途中で終えていたフロントのエキゾーストパイプの取り付け、次いでインテークマニホールドの取り付け。インマニがオーバーホール前よりも取り付けやすくなつているのはシリンダーの長さが短くなっているからだ。そうするとインマニとエキゾーストパイプを着ける。パイプ類は今のところ仮組みの状態だが、だんだんと見慣れた姿になっていくのを見るのはいい気持ちだ。

左右のアッパーシュラウドを取り付けるといよいよ出来上がった感じが出てきた。最後にエンジンオイルを若干多めに入れる。今の時点ではオイルのリークもない。
03/30/2008

今までの停滞が嘘のよう!パーツ取り付け進む

エンジンが載った我が44ヨタハチ。今日はパーツの取り付けを進めた。本日付いたのはディストリビューター、フューエルポンプ、油温計のゲージ、スピードメーターケーブルの取り付け、バッテリーケーブルのエンジンとの取り付け、そしてプロペラシャフトの取付をした。

ディストリビュータは44ヨタハチが直った暁には使おうと思っていた古いものをベースに新しい部品を追加したもの。フューエルポンプ本体はそのままだがインシュレーターとOリング、ガスケットは新品に交換。油温計のゲージはオイルパンのユニオンボルトに収める。これでエンジンオイルを入れられる。

バッテリーケーブルのマイナス側のフレームに留まっているところが難儀した。今一度キレイにアースされるように金具を外して磨こうと思ったのだが、この金具周りがグリスやら埃やらでぐちゃぐちゃ。もっともそうだろうからと思ってやっているからいいのだが、キレイにした後、粗い空研ぎペーパーで磨いてエンジンとフレームに取り付ける。

そして最後はプロペラシャフト。しかしこれ、車に収めればなんて事はないがいざ部品で手にしてみるとまあ大きいこと。リアアクスルにウマをかけて、プロペラシャフトを抱えて車の下に入る。ヨークのセレーションとアウトプットシャフトを合わせてプロペラシャフトを差込む。デフ側を4本のボルトで留めて作業は完了。

ここまでやるのに3時間。いままでの地味な作業にくらべれば目に見えて進む分、やりがいはある。しかし、不安がなかったわけではない。作業自体を自分がしていなかったので、クラッチケーブルの金具との取り付け方がわからない。わからないなりに部品を納めたのだがペダルを踏むと軽いし手ごたえがない。これはもう一度やりなおさなれければいけない。
03/27/2008

思ったよりも…エンジン搭載完了

先日、我が44ヨタハチのエンジンとミッションを無事に車体に載せることができた。機材の提供をし、手まで貸してくれた仲間にはこの場をかりてお礼をいいたい。

しかし、前日は多分エンジンが載っちゃったら泣いちゃうかも…と思ったが、いざエンジンが載ってしまったら意外と冷静だった。こんな思いをしたのは、ヨタハチを手に入れて取りに行ったとき以来だ。あんまり感情が高まるようだと、無意識に自分に制動をかけているのかもしれない。思いのほかあっさり載ってしまってからかもしれない。実作業時間約一時間。お昼前には片づけまで終ってしまった。

これからは組み立て作業が加速するだろう。
03/26/2008

なくなって清々した?インテークマニホールドを清掃

東京では桜の開花が宣言された今日、こんなに絶好の作業日和はないと思いエンジンを搭載した後のことを考えてインテークマニホールドとマフラーセンターの清掃をすることにした。

インテークマニホールドは筆者のヨタハチからエンジンを降ろして以来、錆ないように自室内においていた。しかし、自動車の部品なんて部屋においておくものではない。適当なところがなかったのでずっとたんすの前においていたのだが、はっきり言って邪魔でしようがなかった。今日何年かぶりで部屋から出してガレージに待機させることができた。なくなって掃除もしやすくなりたんすも開けやすくなったので清々したが、手間のかかったせいだろうか、なくなればなくなったでちょっと寂しい感じもする。ガレージの前で真鍮のワイヤーブラシで汚れと錆を落とすと、もとの黄色いメッキの地が現れた。

そしてもう1つ、マフラーセンターの錆を落とし始めた。今回、エキゾーストパイプは修理開始前についていた補給品を止めて、黒い色に塗装された古いエキゾーストパイプを使用することにした。新品のものと古いもの、実は一長一短があって使用に際しては頭を悩ませる。新しいものはアルミ溶融メッキが施されていて、材質は劣化するのが遅い優れものである。しかし、パイプそれぞれの寸法の精度が悪く、取り付けるのにはかなり骨を折る。勢いマフラーサポートに無理をさせるからブチ切れやすくなってしまうというデメリットがある。マフラーは以前のものより長くなっており、消音も優れているが一方で音がショボイという欠点もある。フロントのエキゾーストパイプはインテークマニホールドと繋がる部分がざっくり中に入っていて、どうみても排気効率は悪そうである。

一方黒色の古いものはそれら新しいものの欠点が全てないのだが、唯一欠点はすぐに錆びてしまうこと。皆さんも、赤くただれたような錆を伴ったエキゾーストパイプを一度は見たことがあると思うが、それはもともと黒色に塗られていた品物である。幸い今回はマフラーセンター以外は黒に塗られたパイプを入手している。マフラーセンターは以前部品取した車から取ったものがあったので、それに色を塗って使用することにした。今日はまず、全体にのっている錆を落とした。
03/22/2008

忘れていた!エンジンスタビライザー取り付け

いかに長い間ヨタハチに触れていなかったか思い知らされた。夜寝る前にふと「あれっ、エンジンのスタビライザーつけたっけ?」と。エンジンスタビライザー、そうヨタハチとパブリカのエンジンの後に付く部品である。つけたかどうだか不安になるとその瞬間から眠れなくなった。あんまり眠れないのは精神衛生上よくないと思い、夜中だったがガレージにむかった。

結果から言うと杞憂に終った。部品は取り付けていなかったが、エンジンの後に取り付けるように置いてあった。道理で取り付けた記憶はないのだ。今日、日が出てから忘れないように取り付けた。
03/22/2008

後は搭載するのみ!エンジン補機組付完了

早くも買ったトルクレンチが到着したので、使い心地を試すのもかねてエンジンの補機組付をした。夜にガレージに詰めるのは久しぶりである。オイルライン、クーリングシュラウドセンター、クランクシャフトプーリー、クーリングファンを取り付けてとりあえず組み付け完了。これからエンジンを載せるのでできるだけ軽くしておきたいのと、あまり突起物がないようにしたいので、デスビやスターター、オルタネーターなどは搭載してからだ。

さて、トルクレンチだ。今回買ったのはシグネットのトルクレンチ。5〜30ニュートンまでトルクを設定できるものと、20ニュートンから110ニュートンまでのものの二本だ。使い心地はなかなかいい感じだ。前に借りたKTCのトルクレンチは目盛りが見ずらくてちょっと閉口した。使ったフィーリングはどちらもそう変わらない。筆者のように職業にしていない者にとってはいずれにしても過ぎた品物だ。

シグネットのトルクレンチでちょっと幸せになれるのだから、スナップオンとか、スタビレーとかベータのトルクレンチ(実際にあるのかどうかわからないが)を使ったら、「カチッ」と音がするたびに腰がくだけるほど気持ちいいのだろうか?
03/15/2008

工具不足を憂いて…エンジンのショートパーツ取付

ミニエースに載せかえるエンジンの整備も終えたので、ミニエースの荷台に載せていた44ヨタのエンジンを降ろしてエンジンのショートパーツの取り付けにかかった。

まず、買った当時からなんとかしたいと思っていたオイルプレッシャーゲージの新品を取り付ける。次にオイルフィルターケースを取り付け、中のオイルフィルターを取り付けようとしたときにふと思った。トルクレンチがないや…。本当はオイルフィルターをつけてタイミングギアカバーとの間にあるオイルラインを取り付けようと思ったのだが。しかし、このタイミングギアカバーにユニオンボルトを取り付ける際に、トルク管理をしなければならない。これがオイルフィルター側のユニオンボルトならそのまま締めてしまうところだが、ここはクーリングシュラウドを取り付けて車体に載せてしまったら取ったり締めなおしたりという作業はちょっとやりずらくなる。

最終的にはクーリングシュラウドのセンターを取り付けていつでも車体に載せられるようにできる状態にしたかったのだがここで早くもあきらめた。ボルトやナットなど、取り付けるところが決まっているものは仮組みすることにして作業を終えた。

トルクレンチはかねてから欲しかった。いままでは仲間に借りていたのだが、このような機会でもない限り動くことはないと思い、早速通販で買うことにした。
03/13/2008

終ってしまえば…クラッチベアリング交換 後編

レリースベアリングのインナーレースに合ったソケットを使ってレリースベアリングを入れる。作業は何のことはない、それさえあれば万力で圧入できる。

しかし、いつも思うがレリースホークとベアングハブとがあのクリップで留まっているのが不安でならない。これでようやくエンジンとミッションをつなげることができる。
03/11/2008

危機一髪!クラッチレリースベアリング交換 前編

エンジンのオーバーホールが上がり、次にはこれを載せる準備をしないといけない。同時に下ろしたトランスミッションをエンジンに取り付けて載せるのだが、一度載せたらそうそう下ろすことはない。この機会にできることは全てやらなければいけないのである。とはいうものの幸い、筆者のトランスミッションは過去にほぼ完全にオーバーホールして困っているところはない。唯一ダメだと思っていたのはクラッチレリースベアリングだ。

筆者のヨタハチがその鼓動を止めるその寸前、クラッチペダルを踏むと「シャー」と「カララ…」という音が混じった音がしていた。前述の通り、トランスミッションをオーバーホールしているのだから直す機会はあったのだが、タイミング悪く部品を渡せずにいた。つまり、購入以来この方このベアリングだけは交換していなかったのだ。今日改めてクラッチレリースベアリングを触ってみたら、完全に終っていた。グリスが残っている感じはあるものの、中のボールはつっかえながら回っている。

ベアリングハブからベアリングを外す。ストックの部品からクラッチレリースベアリングの箱を取り出し、箱の中身を開けたときに事件は起きた。中に入っていたベアリングは滑らかさは残っているものの、どうみても中古のベアリングだったのだ。一瞬逡巡したがそこで作業をやめた。たいした作業じゃないが、明日に持ち越すことにした。

新品の部品しか入っていないはずのストックに中古の部品が入っていた。どうしてそうなったか考えたところ、そのベアリングを手に入れた経緯を思い出した。そのベアリングは筆者が買ったものではなくて、以前ヨタハチを持っていた仲間が筆者にくれたものだった。その際には中古とも新品とも言っていなかったが、箱に入っていたことで、筆者が勝手に新品だと思い込んでいたのだ。そのおかげで、ベアリングハブの洗浄や精査をきちんとする時間ができてよかったと思うことにした。
03/07/2008

これしかない。今月の一枚解説

今月の一枚はこれしか考えられません。組みあがって直後のエンジンです。結果的には相当数の部品を交換することになってしまったが、とても勉強になった。

筆者のヨタハチは買って半年でエンジンを壊して、その後ミッション、デフと具合の悪い所が後に下がって行って、エンジンのオーバーホールで振り出しに戻った格好だ。二巡目は勘弁して欲しい。
03/05/2008