悲願成る!欲しかった部品を続々入手

部品の神様に毎晩お願いしていた部品が筆者の周りの人のおかげで手にいれることが出来た。今回入手できた部品はもう数年来部品の神様にお願いしていたものだったので、うれしさもひとしおだ。

今回入手した部品は二つ。1つはフロントサスペンションのアッパーアームの上に付くストーンディフレクター。もう1つが10系カローラのSL用ミラーである。

ストーンディフレクター。最近取っていないからわからないが、新品で補給があった部品である。だから、それを手に入れたからと言って悲願成るは大げさなんじゃないかと思うかもしれない。しかし、今回入手したのは新車時についていたストーンディフレクターである。最近でも手に入るものと新車時のものとではものが全然違う。特徴は昔のブリヂストンのマークが入っていることだ。昔のマーク、あの鍵穴を逆さにしたようなマークに「BS」と入っているやつである。あのマークはキーストーンマークというのであるが、パブリカ、ヨタハチが新車の時にはこのキーストーンマークが入っているものが付いている。

これをなかなか見ないのは、走ってサスペンションが上下するうちに切れたりするから。しかし切れたら新品を取ればいいのに、部品がないと思うのか取るのが面倒なのか何故かそのままか、タイヤのチューブを切って作ったようなものをつけたりなどしてまずオリジナルの状態を保っている車はほとんどない。筆者はヨタハチでこれをつけている車は1台も見たことがない。パブリカには数少ないが残っている例があるが、コンディションは推して知るべしだ。今回、1台分キレイなものが手に入ったのである。

カローラSL用ミラーはこれもなかなか無いものである。カローラSL用ミラーというとステー部分に穴が空いている20系のものの方がよく知られている。レビン、トレノのオーナーの間ではこの穴あきステーのミラーをつけることが定番であるようである。故に価格は高いが流通はしているものである。一方10系SLミラーはこれに比べると印象に残らない品物で、なかなか見ることは無い。需要も少ないので流通している機会も少ない。しかし、44ヨタハチにはこの10系ミラーが時期的に合う。20系SLミラーは格好いいが、こちらは昭和45年5月からの登場である。

今回はこの二つのアイテムが一度に手に入った。暫くは筆者の部品の神様もお休みできそうだ。
10/23/2007

誰だ、オイル交換サボったのは?…44ヨタのピストンを見て思うこと

ひところの勢いはどこへやら、今月に入って全く更新がないのは即ち筆者の44ヨタに進展が無いからである。やろうと思えばやれることはいくらかある。ミッションのオイルシールの交換やら、ヒーターのオーバーホールやら、である。

現在、筆者の44ヨタハチに使われていたピストンが1台分手元にある。これを見ているといろいろな思いが去来する。このピストン、新車時から使われていたもののようである。ピストンの頭には左右を示す打刻はあるし、サイズのテーキンも入っている。このピストンは筆者の44ヨタハチの歴史そのものである。

見て驚くのがピストン裏のオイル汚れである。軽く洗ってはいるが、砂状のスラッジがたくさん付着している。オイルが流れているところではないから仕方がないのだろうが、これを見るとやはりオイル管理がいい加減だった時期が結構あったようだ。ピストンピンに残っているオイル跡を見てもそれがわかる。ピストンピンの入る穴にも少しであるが傷がある。ひとついいところといえば、ピストンピンの肉が薄い感じがする。補給のピストンについているものよりも薄い感じがする。重さを測っていないからなんとも言えないが、このピストンピンが使えるなら使いたいところであるが、多分ピストン側との嵌合の具合もあるので使えないと思った方がいいだろう。

つくづく思うがオイル管理は大切である。
10/16/2007