走り味は何で決まる?40年ヨタハチインプレッション その1

今回お借りしたヨタハチは40年式。後に次々と補強を入れられたことを考えると、一番ボディの剛性が弱い年式である。ところがである、実際に走ってみると考えたほど弱さを感じなかった。そういう印象を受けたのも、走り味が筆者の44ヨタハチに良く似ている。この40年式、エンジンはフルフローエンジンをベースに2Uチューンを施してある。ミッションはフルシンクロのミッションに交換されている。恐らく、このおかげで印象が変わらないものと思う。加えて、メカニックであるオーナーの手が適切に入っていて調子も大変良い。

パーシャルフローのエンジンに一速ノンシンクロのトランスミッションのヨタハチに筆者も乗ったことがある。パーシャルフローエンジンのスパルタンな感じも、ニャーニャーうるさいミッションも筆者はそれはそれで好きである。だけども、加速がアクセルとリニアな感じが強いフルフローエンジンのフィーリングも捨てがたい。
10/26/2006

さようならミニエース こんにちはトヨタスポーツ800

早いものでミニエースが車検をうける時期が来た。首都高でその鼓動を一時止めてしまったあの故障から一年経つ。少し早めに出したのは、例のサービスキャンペーンに乗って、熱交換器の交換を受けるためである。作業時間は5.5時間と規定されているようだが、出してから戻ってくるまで裕に1月かかるものと、筆者は覚悟している。

さて、その間乗る車であるが、筆者の信頼できる筋よりヨタハチを借りることにした。農繁期であるとのけ者にされるくらいなら走らせた方がよいと、筆者に貸してくれたのだ。

44ヨタハチの修理にかかっておよそ2年半、たまに乗らないとヨタハチに乗る感覚を忘れてしまいそうである。仲間の車をちょこちょこと乗せてもらっていたが、一定期間借りることはなかった。暫くはきちんと走ってくれるヨタハチとのカーライフが持てそうである。
10/24/2006